快適に使えるミドルレンジスマホ「Galaxy A54 5G」が日本に ドコモとauが5月下旬以降に発売

サムスン電子ジャパンは4月6日、Androidスマートフォン「Galaxy A54 5G」を日本向けに発表した。NTTドコモとau/UQ mobile(KDDI/沖縄セルラー電話)が、5月下旬以降に発売する予定だ。

 Galaxy A54 5Gは、大画面ディスプレイや大容量バッテリー、3眼カメラが特徴のミドルレンジモデル。前年度に発売された「Galaxy A53 5G」の後継機種となる。

 画面は6.4型の有機ELディスプレイを採用。最大輝度が前世代モデル比で25%向上しており、直射日光が強いシーンでも見やすい画面となっている。

カメラは3眼で、広角5000万画素、超広角1200万画素、マクロ500万画素という構成。インカメラは約3000万画素。

 SoC(System-on-a-Chip)は、自社製の「Exynos 1380」(CPU部分は2.4GHz×4+2GHz×4の8コア)を採用し、メモリは6GB、ストレージは128GBを備える。microSDスロットを備えており、最大1TBまでのmicroSDが利用可能だ。

 通信は5Gの他、LTE(4G)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3をサポートする。OSはAndroid 13をプリインストールする。大きさは約158×77×8.2mmで、重さは約201gとなる。

 バッテリーの容量は5000mAhで、外部端子はUSB Type-Cのみとなる。IPX5/IPX8等級の防水、IP6X等級の防塵(じん)仕様となっている。おサイフケータイ、超音波式指紋認証、インカメラでの顔認証に対応する。

 NTTドコモでは「Galaxy A54 5G SC-53D」として、オーサムヴァイオレット、オーサムグラファイト、オーサムホワイトの3色を展開。auでは「Galaxy A54 5G SCG21」として、オーサムバイオレットとオーサムグラファイトの2色が販売される。

サムスン、Galaxy S22シリーズ向けのOne UI 6.1アプデで複数の不具合 開始後24時間も経たずに中断

今年2月にGalaxy S24シリーズと一緒に登場したサムスンの「Galaxy AI」。

複数の旧型モデルにもOne UI 6.1へのアップデートで順次搭載されてきています。

しかし今回、このOne UI 6.1アップデートバグの発生が確認。アップデート自体が中断していることが明らかになりました。

韓国のサムスン公式フォラム上で明らかになったもので、これによると:
Galaxy 22シリーズで(One UI 6.1への)アップデート後、一部の端末でロック画面の不具合が発見され、金曜日からアップデートを中止しました。 問題はロック画面の不具合だけでなく、タッチの不具合まであり、ひどい場合は工場出荷時設定に戻さなければなりません。

なお、Galaxy Z Flip 4、Galaxy Z Fold 4での問題がありません。
また、Galaxy S21シリーズでも一部の事例がありますが、まだアップデートの中断はされていません。”

ロック画面の不具合だけではなく、タッチ不具合まで発生するバグとのこと。

なお、S22シリーズへのOne UI 6.1アップデートは昨日始まったばかりで、1日も経たないうちにアップデートが中断されたことになります。

ちなみに、国内版のGalaxyモデルでは、S23シリーズには2週間ほど前にOne UI 6.1アップデートが提供開始されていますが、S22など、2022年モデルには未提供。

ただ、今回の中断を受けて国内向けGalaxy S22シリーズや、他の対象モデルへのアップデート提供がずれ込む可能性は十分にありそうです。

Galaxy S20/S21/S22などで無償パネル交換対応、画面に緑やピンクの縦線が入る問題で

サムスンの旧型フラッグシップで、ディスプレイ周りの不具合報告が増えているようです。

スクリーンに縦線が入る
SAMMOBILEが伝えたもので、海外の多くのGalaxy S21やGalaxy S22シリーズでは1年ほど前からディスプレイ上にグリーンやピンクの縦線が入るという症状が多数上がっているとのこと。

そして今回、この問題に対してサムスンが一度限りの無償でのディスプレイパネルの交換対応を行っているとのことです。

なお、今回の情報によると、このディスプレイパネル交換の対象となるのは以下のモデル:
Galaxy S20シリーズ
Galaxy Note20/ Note 20 Ultra
Galaxy S21シリーズ (S21 FE以外)
Galaxy S22 Ultra(SM-S908E)

Galaxy S22シリーズは2年前、S21シリーズは3年前、S20シリーズは4年前の機種なので、基本的にはいずれのモデルも保証期間は過ぎているはず。

ただ、他メーカーモデルでも明らかな欠陥と思われる症状が発生した場合、特例的に無償修理や交換対応をしたケースは他にもあります。

なお、今のところ、国内版のGalaxy S21/S22シリーズではディスプレイに線が入るという不具合自体、あまり見かけません。

そのためか、現状では仮に同じ症状が発生し始めても、海外と同じような対応をしてもらえるのかは不明です。

Google、次世代Pixel向けTensorチップの台湾シフトへ着々と準備

Pixel 8シリーズへの搭載で3世代目となったGoogleの自社製チップ「Tensor」。

初代からは着実に進歩している一方で、クアルコムのハイエンド向けチップセット、Snapdragon 8シリーズと比べると性能的にはまだ1~2世代遅れているという印象です。

一方、このTensorチップの性能・品質がいまいちな理由としてよく話題となるのが同チップのファウンドリーがサムスンである、という点。

これが事実なのかは正直分かりませんが、今回、このTensorチップの生産移行に向けた前兆と思われる動きがあったようです。

台湾の大手メディア「經濟日報」が伝えたもので、LSIテストエンジニアリングサービスなどを提供する台湾企業「京元電子」が今後のGoogleの自社製チップ「Tensor」のテストサービスを請け負ったとのこと。

2025年のPixel 10シリーズで搭載される「Tensor G5」チップセットのファウンドリーは以前からサムスンからTSMCに変更される、というのはほぼ確実な情報として知られています。

そして今回のチップセットのテスト請負企業を台湾企業にした、というのは生産自体を台湾(TSMC)に移すための準備段階ともいえそうです。

同サイトによると、これまでのTensorチップは生産も製品テストも一貫してサムスンが行っていたとのこと。

しかし、今年のPixel 9シリーズに搭載されるTensor G3もファウンドリー自体はサムスンですが、テストをするのはこの台湾企業という可能性が高そうです。

Galaxy S24シリーズの価格は「据え置き」、衛星通信機能追加が確実に

サムスンの次世代フラッグシップ、Galaxy S24シリーズ。

来年1月中旬に発表、下旬に発売と、例年よりも前倒しのスケジュールとなるようで、外観はもちろん、スペックについてもかなり詳細な部分までリーク情報がでてきています。

そんな中、同シリーズの価格、および新機能に関する新情報がでてきました。

まず、GSMArenaが韓国メディアからの情報として伝えたもので、これによると、Galaxy S24シリーズの価格は基本的に現行のGalaxy S23シリーズから据え置きになる、とのこと。

また、同シリーズには以前より噂のあった衛星通信機能が搭載されることも確認されました。

ここ最近の国内スマートフォンの価格は為替レートの影響をかなり強く受けているので、ドル建て価格が据え置きでも国内価格は変動する可能性も。

また、同シリーズはドコモとauからのキャリア版がメインになると思われ、キャリアの匙加減一つで端末価格が大きく動くことも珍しくはありません。

そういった意味で、海外モデルの価格は国内モデルの価格を占ううえであまり参考にはなりませんが、少なくとも前モデルから大きく値上がりする、という可能性は低そうです。

サムスン、Galaxy S25/S25+でメインセンサ=を自社製→ソニー製に移行とのリーク

サムスンの次世代フラッグシップ、といえは、ここのところ情報が絶えないGalaxy S24シリーズ。

しかし今回、そのさらに次世代モデル、Galaxy S25シリーズのカメラに関して興味深い情報がリークされていました。

今回の情報によると、Galaxy S25およびS25+にはGN3センサーは搭載されず、代わりにソニー製センサーが採用されるとのこと。

ご存知のように、サムスンは現行のS23シリーズでもカメラセンサーは自社製とソニー製のミックスです。

一方、Galaxy Sシリーズは「大昔」は標準カメラにもソニー製センサーを採用していましたが、確かGalaxy S9ではExynosモデルのメインカメラには自社製センサーを採用。

そしてS10以降のモデルのメインセンサーは完全にサムスン製となったと記憶しています。(間違っていたらゴメンナサイ)

実際の性能は置いておいても、サムスン製センサーはまだブランド力という点ではまだソニーに大きく劣ることは確かで、そういった意味で、S25/S25+のメインカメラセンサーがソニー製になる、というのは多くのユーザーにとってプラス材料ではないかと思います。

ただ、サムスンが自社のフラッグシップで自社製センサーの搭載をやめる、というのはGalaxy S25シリーズというより、同社のカメラセンサー自体の評判にも影響しそうです。

Pixel 8シリーズでデータ通信時の異常発熱とバッテリー異常消費の不具合報告多数

Googleの最新フラッグシップ、Pixel 8シリーズ。

この最新Pixelでデータ通信に絡む端末の過熱問題および異常なバッテリー消費の報告が複数挙がっていることが明らかになりました。

Android Policeが伝えたところによると、現在、RedditやGoogle公式フォラム、XDAなどで、Pixel 8およびPixel 8 Proでデータ通信をしていると端末が過熱し、バッテリーの消費速度が異常に速くなる、といった報告が「大量」にでているとのこと。

また、一部のユーザーはこの状態になるとデータ通信自体が途切れたりするといった通信不具合も発生しているとのこと。

一方、この問題はWi-Fi通信時には発生せず、また、同じデータ通信時でも5G通信でのみ発生するといった報告も上がっています。

そのため、通信設定を4G通信のみにすることでかなり症状が緩和されるという報告もあります。

データ通信時の発熱と異常なバッテリー消費はPixel 6シリーズでも一時期大きな話題となり、これについてはサムスン製の通信モデムに原因があったとも言われています。

ただ、この問題は後の何度かのアップデートで徐々に改善したようで、現在では以前ほどひどい発熱・バッテリードレインの報告は見かけなくなりました。

よって、このPixel 8シリーズでも今後のソフトウェアアップデートで症状が改善するという可能性もあります。

なお、この一連の不具合は発売直後はあまり見られず、ここ1週間ほどで急増している模様。
よって、最新のGoogle Playシステムアップデートなどがトリガーとなっている可能性もありそうです。

サムスンが2023年初モデル「Galaxy A14 5G」発表、最廉価クラスなのに4年間のアップデートサポート

現在ラスベガスで開催されている家電見本市、CES 2023において、先ほど、サムスンが2023年モデルとしては初めてとなる機種、Galaxy A14 5Gを発表しました。

このGalaxy A14 5GはAシリーズの中でも最廉価クラスのモデル(まだこの下にGalaxy A04が存在するはずですが)。

搭載チップはMediatekのDimensity 700を搭載しており、主なスペックは:

  • ディスプレイ:6.5インチ FHD+ LCD @ 90Hz
  • チップセット:MediaTek Dimensity 700
  • ストレージ:64GB+1TB microSD
  • リアカメラ:50MP f/1.8 メインカメラ + 2MP f/2.4 マクロカメラ + 2MP f/2.4 深度カメラ
  • フロントカメラ:13MP f/2.0
  • バッテリー:5,000mAh、15W充電対応
  • ネットワーク:5G、Wi-Fi 5、NFC
  • 周辺機器:USB-C、3.5mmオーディオ、指紋センサー(側面)
  • 本体サイズ・重量:167.7×78×9.1mm / 204g

なお、価格は199USドルと前モデルよりも50ドル安い価格設定になっているとのこと。

また、このGalaxy A14 5Gはエントリーモデルにもかかわらず、セキュリティーアップデートは4年間保証されるとのこと。
一方、OSアップデートについては2回とのことですが、これはエントリーモデルとしてはかなり手厚いサポートと言えます。

また、今回のA14 5Gが4年間のアップデートサポートとなったということは、Galaxy A24などの上位モデルについても最低でも同様のアップデートサポートが提供されることになると思われます。

なお、国内ではおそらくGalaxy A24 5Gが展開される可能性が高いので、この14A 5Gがリリースされる可能性は低いと思います。

【これは嬉しい】国内リリース確実なXiaomi 13T/13T Pro、4回のOSアプデ保証!

シャオミの最新ハイエンド/ミッドハイモデル、Xiaomi 13TおよびXiaomi 13T Pro。

それぞれMediaTek Dimensity 8200 UltraとDimensity 9200+搭載で、未発表ながら、グローバル向けには9月4日に正式発表されることが決まっています。

また、いずれの機種も国内向けモデルの型番の存在が確認されており、秋から冬にかけてリリースされることが予想されています。

そんな中、このXiaomi 13T/13T Proのアップデートサポートに関してかなり嬉しい公式情報がでてきました。

シャオミの広報部長、Daniel Desjarlais氏がTwitter上に投稿していたもので、Xiaomi 13TとXiaomi 13T Proには4世代のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートの提供が保証される、とのこと。

シャオミは少し前にこのXiaomi 13T Proの中国モデル「Redmi K60 Ultra」について同様の発表をしているので、「異名同機種」の同モデルでも期待はしていましたが、まさにそれが実現といったところです。

今のところ、国内で展開されているAndroidスマホで4回のOSアップデートが保証されているのは比較的新しいGalaxy SおよびZシリーズのみ。

よって、このXiaomi 13Tおよび13T Proはサムスン以外の機種では国内で初めて4回のOSアップデート保証がされる機種ということになります。

これは購買判断をする上でも非常に大きなプラスとなりそうです。

Xperia 1 V向けのAndroid 14アプデ提供予定がリーク、例年よりかなり早い9月中か

Googleの次世代Android OS「Android 14」。

Pixel向けのベータ版は最終バージョンまで来ており、あとは正式版のリリースを待つばかり、といったところで、サムスンのGalaxy向けのベータテストも順調に進んでいるという印象。

そんな中、ソニーのXperia向けのAndroid 14アップデート提供時期に関する新情報がリークされていました。

具体的に何のアップデートなのかは明言されていません。

ただ、同時に投稿されているXperia 1 Vのベンチマークスコアには搭載OSが「Android 14」とあり、このことからこのアップデートがAndroid 14を指しているとみて間違いなさそう。

基本的にソニーは未発表OSのベータ版は公開していませんが、内部ではかなり開発が進んでいる模様で、このペースで行けばかなり早くAndroid 14がリリースされる、ということに。

ちなみに昨年のXperia 1 IV/5 IV向けのAndroid 13アップデートは11月でした。(国内モデルは12月~)。

よってもし今回の情報が正しければ、昨年よりも最大で2か月近く早いリリース、ということになりそう。

なお、今回Android 14アップデートの対象となる機種はまだ公式には明らかにされていません。

ただ、これまでどおりの「2年間サポート」のままであれば、Xperia 1 V、Xperia 5 V、Xperia 10 V、Xperia 1 IV、Xperia 5 IV、Xperia 10 IV、Xperia ACE IIIが対象となり、それ以外の機種(IIIシリーズ以前)には同OSアップデートは提供されない、ということになります。