最近Xperiaでバッテリーの減りが速い・発熱問題のちょっと意外な対処方法

ここ最近、Xperia 1 V/5 V/10 Vなどの既存最新モデル、1世代前のXperia IVなどを中心にバッテリーの減りが速くなったといった問題や発熱がひどくなったという報告をよく見かけます。

この症状、国内ではX上で複数みられ、海外ではRedditや公式フォラムなどで報告が増えているという印象。

しかし今回、この症状に対する少し意外な改善方法・対処方法がReddit上で紹介されていました。

•[設定] > [システム] > [日付と時刻]をタップ
• [日時を自動的に設定]をタップしてスイッチをオフにして、日時を適当なものに変更(例えば1週間後など)
• 端末を再起動
• [設定] > [システム] > [日付と時刻]をタップ
• [日時を自動的に設定]をタップしてスイッチをオンに
どういった理由でこの一連の手順が効果を発揮するのかは不明ですが、ネット上にはこれでXperiaのバッテリー異常消費や発熱が収まったという報告が複数みられます。

なお、このバッテリー異常消費や異常発熱の症状、Android 14へのアップデート、あるいは3月前後のファームウェアアップデート後から報告が増えているという印象です。
ただ、一部ではすでにアップデートサポート対象外となっている機種でも報告が観られるので、Google Playシステムアップデートなど、他の原因に起因している可能性もありそうです。

いずれにせよ、効果がなくても特にマイナス面はないはずなので、お困りの方はダメ元で一度お試しください。

スマートフォンの「アップデート」でやってはいけないこと



機能追加や不具合・セキュリティ対応など、定期的に実施されているスマートフォンのアップデート。普段何げなくアップデートを行っている人も多いと思いますが、アップデート中に絶対にやってはいけないこと、事前にやっておいた方がいいことなどもあります。今回はこうした内容についてまとめてみました。

アップデート前にやっておくこと
 アップデート前にやっておくこととしては、何よりもデータのバックアップが挙げられます。これは昔から言われていることではありますが、実践している人は意外と少ないかもしれません。iPhoneではiCloudに、AndroidはGoogleドライブに自動でバックアップを行うように設定できますが、リアルタイムにバックアップされているわけではないので、万が一に備えてアップデート前にバックアップを実施しておくようにしたいところです。

 また、セキュリティアップデートはともかくとして、Android 12から13、iOS 15から16などのメジャーアップデートの場合、新バージョンではそれまで使えていたアプリが動作しなくなるということも起こりがちです。最近ではアップデートの正式リリース前にOSのβ版がリリースされ、開発者が動作確認・修正を行える期間が設けられていますが、全ててのアプリがすぐに対応するわけではありません。動作しなくなると困るアプリやゲームがある場合は、すぐにアップデートせず、SNSなどでアプリの公式アカウントから何か情報が発信されていないか確認してみてください。

アップデート中にやってはいけないこと
 アップデート中に絶対にやってはいけないことは、電源を落とすこと。端末が初期化されたり、最悪の場合は起動不能になったりすることもあり得ます。アップデートが遅々として進まず、いったん再起動してみようかという誘惑にかられることもありますが、何もせず、じっと待つのが正解です。

 iPhoneのアップデートで進捗(しんちょく)バーが進まず止まっているように見える場合、電源キーやボリュームキーを軽く押してみてください。アップデートが進行中の場合、その旨のメッセージが表示されるので、そのまま待ちましょう。もしも何も反応がない場合は、強制的に再起動する必要があります。

 また、アップデート中のバッテリー切れにも注意しましょう。基本的に、アップデート開始時に一定のバッテリー残量がないとアップデートできないようになっていますが、何かのきっかけでアップデートに時間がかかってしまったり、バッテリーが劣化したりしていて予想以上に消耗が激しいことなども考えられます。可能であれば、アップデート中は充電ケーブルを挿しておくのが安心です。万が一、アップデート中に電源を切るなどして起動不能になった場合、iPhoneならPC(Mac)と接続して復旧できることもあります。

 Androidの場合、リカバリーモードに入り、そこから端末の初期化(factory reset)を試みることになります。リカバリーモードの入り方は機種によって若干異なりますが、多くの場合は「電源」キーと「ボリューム下」の同時押しとなっています。ネットで「機種名 リカバリーモード」などで調べると方法が見つかるはずです。

 それでも回復しない場合には、iPhoneならApple、Androidなら各キャリアやメーカーにサポートを依頼する必要があるでしょう。

アップデート後に気を付けること
 アップデートが終わり、端末が起動すれば無事に終了ですが、先に書いた通り、アップデート後にそれまで使えていたアプリが利用できなくなることも起こりがちです。事前に不具合情報が出ていないか、アプリの公式サイトやSNSの公式アカウントで確認しておくことをおすすめしますが、もし確認していたにもかかわらずアプリが起動しなくなった場合、アプリの新バージョンが出ていないかApp StoreやGoogle Playで確認してみるといいでしょう。OSアップデートに合わせて、アプリもアップデートされていることがあります。

アップデートを行わないデメリット
 ここまでいろいろと書きましたが、こんなことに気を遣わなければいけないのならアップデートをしなくても、と考える人もいるかもしれません。もちろん、アップデートをしないという選択も使用者の自由ではありますが、それによるデメリットはしっかりと認識しておくべきでしょう。

 最も大きく影響するのが、セキュリティの問題です。OSのアップデートは機能追加などとあわせてセキュリティ関連の改善も行われています。このため、アップデートせずに利用し続けていると、ウイルスや不正行為に対して脆弱(ぜいじゃく)になり、思わぬ被害を受ける可能性が高まります。

 その他にも、OSのバージョンが1~2世代間が空くと、サポートを打ち切り、動作しないアプリも出てきます。これ自体、そこまで大きなデメリットは言えませんが、セキュリティの件と合わせて、何か特別な理由がない限りは、アップデートは早めに行っておくことをおすすめします。



シャープ、5月8日にスマートフォンAQUOSの新製品を発表

シャープが2024年5月8日、スマートフォンAQUOSの新製品を発表する。これに先立ち、ティーザーサイトを公開した。新製品情報はAQUOS公式Facebook/Instagramアカウントに登録すると確認できる。

 毎年春にスマートフォンAQUOSのフラグシップモデル「AQUOS R」シリーズを発表しているシャープ。2023年はハイエンドのRシリーズとして、初めて2モデルに分けて市場に投入した。

 黒色のボディーに大きなカメラリングが印象的な「AQUOS R8 pro」は、ライカ監修のズミクロンレンズや1型センサーを採用し、600種類以上の光源を判定するという14chスペクトルセンサーを搭載。肉眼で見たときに近い仕上がりになるという。カメラリングから熱を逃す放熱設計としたのも進化点だ。

 R8 proよりも性能を抑えた「AQUOS R8」は、メインメモリがR8 proの12GBより少ない8GBとなっている。2022年発売の「AQUOS R7」と比べて52%軽量化を果たし、米国国防省が定めるMIL規格(MIL-STD-810G)の耐衝撃性能も確保している。

 R8のような「お手頃ハイエンド」と評されるモデルが投入された背景に端末価格の高騰が挙がる。ハイエンドモデルの中には一括価格が30万円近くするモデルもあり、大手通信キャリアの割引を受けるには複雑な条件を理解し、クリアしなければならず、消費者の負担となっている。

 また、Googleが2023年秋に発表した「Pixel 8/8 Pro」で、OSの“7年アップデート”を打ち出しており、スマートフォンの長寿化が進む。この点はOSから端末までを一貫して設計するAppleが得意としていたが、いずれ「iPhoneより長期間使えるAndroidスマホ」というイメージが定着するはずだ。

 シャープも自社製品の発表会で、長寿化に触れることが多く、R8シリーズでは得意とするディスプレイの設計や、放熱設計をアピールしていた。

Xperia 5 Vで見捨てられたキャリア版、6割がSIMフリー版を購入か

10月にリリースされたソニーモバイルの最新コンパクトフラッグシップ、Xperia 5 V。

ドコモ、au、楽天モバイル、そしてSIMフリー版/直販モデルが展開されていますが、今回、Xperia 5 Vにおいて、その売上「内訳」がこれまでにない状況となっていることが判明しました。

以下は価格.comに投稿されているレビューの内訳:

•ドコモ版:6件
• au版:5件
• 楽天モバイル版:0件
• SIMフリー版:19件
• 30件のレビューの内、SIMフリー版が19件占めていることが判明しました。

つまり大雑把に言えば、国内で売れているXperia 5 Vの6割以上がSIMフリー版ということに。

しかもSIMフリー版Xperia 5 Vはキャリア版よりも2週間遅れて発売されているので、販売期間という点でハンディーがあってのこの状態。

先に、Xperia 1 Vでも4割近くがSIMフリー版を占めている、という件をお伝えしましたが、Xperia 5 Vではさらに割合が挙がっています。

ソニーが国内でSIMフリー版を展開して数年が経ちますが、今までこのようなことは一度もなく、これはある意味大きな変化と言えそう。

ちなみに昨年のXperia 5 IVは111件のレビューの内、SIMフリー版はわずか7件と、SIMフリー版の割合が1割もありませんでした。

ただ、これはある意味当たり前の流れとも言えます。

というのも、今回のXperia 5 Vは端末価格がSIMフリー版が一番安く設定されており、ストレージも128GB→258GBに増量。

さらにキャリア版とSIMフリー版の発売時期のずれが、今回はわずか2週間と、前モデルから縮小されているので、あえてキャリア版を選ぶ理由、というのはほとんどなくなりつつあります。

国内ではフラッグシップXperiaはSIMフリー/直販モデルからの購入が基本、という時代に確実に移行しつつあるようですね。

Pixel 8、次期アップデートでようやく外部モニタ出力に対応へ

先日、GoogleがPixelスマートフォン向けに公開したAndroid 14 QPR3 Beta 2。

いつも通りのパターンであれば5月~6月頃には正式版のアップデートが提供されると思われますが、このアップデートではPixel 8シリーズに有線による画面の外部出力機能が搭載されることが明らかになったようです。

Android Authorityが伝えたもので、先日リリースされたAndroid 14 QPR3 Beta 2で、グーグルはPixel 8のソフトウェアでDisplayPort Alternate Modeをデフォルトで有効に変更するとのこと。

その結果、互換性のあるUSB-C – USB-CアダプターまたはUSB-C – HDMIアダプターを使ってPixel 8またはPixel 8 Proを外部スクリーンに接続すると、「ミラーディスプレイ」のオプションが表示されるようになるようです。

ちなみにDisplayPort Alternate Mode自体は以前よりPixelスマホに搭載されていたものの、現在のところこれは何らかの理由で無効化されています。

要はこれが次回のアップデートでデフォルトでも有効になる、ということ。

これにより、Pixelでも(現状では8シリーズ以降だけ?)ようやく有線での外部モニター接続ができるようになり、これは一部のユーザーにとってはかなりうれしいニュースと言えそうです。

国内版Redmi Note 13 Pro+のベンチマークスコアが初登場!性能はいかほど?

シャオミのサブブランド、Redmiの主力シリーズ、Redmi Note 13シリーズ。

この原稿最上位モデルとなる「Redmi Note 13 Pro+」の国内向けモデルのベンチマークスコアが発見されました。

「24040RA98R」という型番で、最後の「R」は日本市場向けのSIMフリーモデルであること示しています。

同型番に関しては以前より認証通過情報などが何度か発見されており、リリース自体はほぼ確実とみられていましたが、ベンチマークスコアが発見されたのは今回が初めて。
(というかシャオミの国内向けモデルのベンチマークスコアが正式発表前に発見されること自体かなりレアです。)

シャオミは5月9日に国内での新製品発表会を開催することが決定しており、同イベントではXiaomi 14 Ultraの国内向けモデルが発表される可能性が高いと言われています。

ただ、同イベントの開催に関してはXiaomi Japanだけでなく、同社日本法人代表がX上に発表会に関する声明を投稿するなど、いつもとは一味違った「大規模さ」を感じます。

よって、このイベントではXiaomi 14 Ultra以外の機種も発表される可能性が噂されており、そうなると、タイミング的にもこのRedmi Note 13 Pro+が同時発表となる可能性は十分にあるように思えます。

なお、このRedmi Note 13 Pro+に搭載のチップセットはMediatek社製のDimensity 7200 Ultraで、性能的にはSnapdragon 6 Gen 1と同程度といったところです。

Xperia 1 VIのベゼルには新素材「SORPLAS」を採用とのリーク

ソニーモバイルが5月に発表・リリースすることが予想されている2024年フラッグシップモデル「Xperia 1 VI」。

今回、Weibo上の有名リーカーよりこのXperia 1 VIに使われる「素材」に関して興味深い情報がでてきました。

内容としては、Xperia 10 Vでベゼルに使われている「SORPLAS」という樹脂素材がXperia 1 VIでも使われるとのこと。

同氏が未発表Xperiaの素材に言及するというのはかなりレアですが、ソニー公式サイトの説明によると「SORPLAS」は市場から回収された使用済みの水ボトルや、工場や市場から排出された廃ディスク、そしてソニーが独自開発した難燃剤などを原料に作られており、今やソニーの製品に限らず幅広い製品に採用されているとのこと。

また、リサイクルを繰り返しても劣化しにくい特長を生かし、今後は回収された”SORPLAS”を製品の原料として再利用することも期待でるという、要は環境にやさしい新素材のプラスチップといったところでしょうか。

なお、このSORPLASという素材ですが、ソニーの公式サイトを見る限り、確かにスマートフォンでは昨年のXperia 10 Vで初めて採用された模様。

そういえば先日、Xperia 1 VIのレンダリング画像から側面フレームに樹脂製のアンテナスリットがなく、このことから、側面フレーム自体の素材がアルミから「特殊な樹脂」に変更されるというリーク情報がありました。

この情報の信頼性はかなり微妙ですが、ひょっとして今回のXperia 1 VIにおける「SORPLAS」素材採用の情報と関係があるのかもしれませんね。

Galaxy S20/S21/S22などで無償パネル交換対応、画面に緑やピンクの縦線が入る問題で

サムスンの旧型フラッグシップで、ディスプレイ周りの不具合報告が増えているようです。

スクリーンに縦線が入る
SAMMOBILEが伝えたもので、海外の多くのGalaxy S21やGalaxy S22シリーズでは1年ほど前からディスプレイ上にグリーンやピンクの縦線が入るという症状が多数上がっているとのこと。

そして今回、この問題に対してサムスンが一度限りの無償でのディスプレイパネルの交換対応を行っているとのことです。

なお、今回の情報によると、このディスプレイパネル交換の対象となるのは以下のモデル:
Galaxy S20シリーズ
Galaxy Note20/ Note 20 Ultra
Galaxy S21シリーズ (S21 FE以外)
Galaxy S22 Ultra(SM-S908E)

Galaxy S22シリーズは2年前、S21シリーズは3年前、S20シリーズは4年前の機種なので、基本的にはいずれのモデルも保証期間は過ぎているはず。

ただ、他メーカーモデルでも明らかな欠陥と思われる症状が発生した場合、特例的に無償修理や交換対応をしたケースは他にもあります。

なお、今のところ、国内版のGalaxy S21/S22シリーズではディスプレイに線が入るという不具合自体、あまり見かけません。

そのためか、現状では仮に同じ症状が発生し始めても、海外と同じような対応をしてもらえるのかは不明です。

Androidスマホが熱くなったらどうする? やってはいけないことは?

Android端末に限らず、スマートフォンは暑さに弱い。カメラでコントラストの効いた鮮やかな写真が撮れるのはいいが、高温の炎天下で使用すると瞬く間に熱を持ち、持っていられないほどの熱さになる。今回はAndroid端末が熱くなる原因と、その対策を紹介する。

 端末が熱くなる原因は、動画の再生やゲームアプリの起動、テザリングや大容量の通信などがある。これに加えて夏場の高温と強い直射日光が当たることで、スマホが高温になりやすい環境が生まれる。端末の温度が上昇し続けると動作が重くなったり、カメラのフラッシュを無効化したり、通信機能を制限したりすることがある。

 端末が熱くなるのを防ぐには、負荷がかかるアプリの終了が最優先だ。加えて高温と直射日光を避ける他、Google Pixel ヘルプによればディスプレイの明るさを下げることも有効としている。

 ペルチェ素子を内蔵した冷却グッズを利用したり、低温にならない保冷剤を使用することも考えよう。食品などに使用する低温の保冷剤を使用した場合、端末内部が結露して破損する可能性があるため、避けた方がよい。

最新のXperia発表か ソニーが「Xperia SPECIAL EVENT 2024」を5月17日に開催

ソニーは5月17日(19時~21時30分)に「Xperia SPECIAL EVENT 2024」を都内で開催する。4月17日から4月30日23時59分まで、Xperiaのサイトで参加者を募る。抽選に当選した100人が参加でき、開発者による説明を聞くだけでなく、商品を体験できる。

 応募できるのは「My Sony ID」を取得し、抽選結果をメールで受信できる人。当選した場合は当選メール画面もしくは当選メールをプリントアウトし、イベント会場受付に提示する必要がある。当日の様子はソニーのSNSアカウントやWebサイトで公開される予定だ。

気になるXperiaのハイエンドモデル新作
 イベントの概要について「Xperia開発者が最新機能をリアルでご紹介」と説明されている。約1年前の2023年5月11日に「Xperia 1 V」が発表されたことを考えると、ここで最新のXperiaが発表される可能性が高い。

 Xperiaのハイエンドモデルは夏商戦期に向けて「Xperia 1」シリーズが発表され、冬商戦期には「Xperia 5」シリーズが世に出る傾向にある。ソニーは2023年10月13日に発売した「Xperia 5 V」で、アウトカメラを3つから2つに減らしつつ、イメージセンサーによって高画質で望遠したり、簡易動画編集アプリの「Video Creator」を内蔵したりするなど、撮影性能の向上だけでなく上位モデルXperia 1との差分もアピールしていた。

 2023年6月16日に発売されたXperia 1 Vではプロセッサに「Snapdragon 8 Gen 2」を採用し、電力効率が従来比で約40%改善。カメラ動作時の消費電力は従来比で約20%改善したとアピールされていた。また、冷却構造や3.5mmオーディオジャック、HDMI出力ポート(1080p/120Hz出力に対応)、LANポートなどを併せ持つゲーミングギア「Xperia Stream for Xperia 1 IV」がXperia 1 Vでも使えるようになるなど、Xperia 5シリーズとの差別化が図られている。

 2024年の1シリーズ最新モデルはどうなるのだろうか? ソニーに再び注目が集まりそうだ。