バッテリーの寿命を診断・確認する方法

みなさんいかがお過ごしですか?

iCracked Store大宮です。

季節も冬が近づき、寒くなりましたね。

大宮店では、バッテリーの修理が増えてきています。

バッテリーの減りは早くないですか?

もしわからないよという場合、

iOS 11.4以降では、設定画面から「バッテリーの状態」を確認できます。

これによりお使いのiPhoneのバッテリーがどのくらい劣化しているかが確認できるようになりました。

iPhoneの設定で「バッテリーの状態」を確認する
これらバッテリーの状態を確認するには、iPhoneの「設定」アプリから、「バッテリー」→「バッテリーの状態」と進みます。

この数値が減っていくに連れて、バッテリーがどんどん劣化していきます。

バッテリーの最大容量は劣化が進むにつれて低下し、1回の充電でiPhoneを使える時間が短くなります。

Appleでは、通常使用でフル充電を500回繰り返した後も最大容量80%を維持するように作られています。

ここの容量が85%を下回る場合は、バッテリー交換をお勧めします。

バッテリー劣化の警告表示
この表示が出た時は、バッテリーが劣化している可能性が高いため、一度バッテリー交換をご検討ください。

バッテリー劣化に伴うiPhoneの性能低下の有無がわかる「ピークパフォーマンス性能」
iPhoneのバッテリー劣化が進むとバッテリーの最大瞬時給電能力(ピーク電力)も低下し、特に充電残量が少ない、寒冷地などでの使用で、iPhoneの強制シャットダウンが発生することがあるといいます。

Appleではそうした状況下でもiPhoneを継続して使えるように、iOSが端末のパフォーマンス(性能)を意図的に低下させ、突然のシャットダウンを防ぐようになっています。

この性能低下(パフォーマンス管理機能)が適用されると、アプリの起動に時間がかかる、画面スクロールにちらつきが出る、バックライトが暗く感じる、スピーカーの音量が小さい、アプリの動作がもたつく、バックグラウンド更新がおこなわれないことがある、極端な場合、カメラのフラッシュが利用できないといった現象が起きます。

「ピークパフォーマンス性能」という箇所で状態の確認がおこなえます。バッテリーの劣化状況や性能低下の有無によって、表示内容が変わります。

スマホを正しく充電してますか?バッテリー寿命を延ばす充電方法とは

スマホの充電を繰り返すと、バッテリーが少しずつ劣化していくというのは有名な話ですよね。しかし一方で、充電の方法次第ではバッテリーの劣化を防げるということを知っていますか?

本記事では、スマホの最適な充電方法について解説します。「充電ができない」「充電が遅い」といったよくあるトラブルへの対処法についてもまとめているので、ぜひご一読を。

スマホはリチウムイオン電池を使ってる
毎日のように充電を繰り返すスマホには、リチウムイオン電池が用いられています。リチウムイオン電池はスマホだけでなく、パソコンやデジカメといった機器にも採用されており、充電可能電池として広く普及しています。

リチウムイオン電池とは?
リチウムイオン電池とは、化学反応を利用して電力を生み出すデバイスです。正極・負極間でリチウムイオンを交換することで、何度も繰り返し使用ができます。

リチウムイオン電池の特徴は、エネルギー密度の高さです。小型でありながらもたくさんのエネルギーを蓄えられるので、スマホを始めとする小型の電子機器とも相性が良いです。

リチウムイオン電池は繰り返し使用ができるというメリットがあるものの、無限に使い続けられるわけではありません。使い方にもよりますが、一般的に500回程度繰り返し使用すると電池としての寿命が訪れます。

充電によってバッテリーが劣化する理由
充電によってバッテリーが劣化する理由は主に2つあります。

①保存劣化:常時加わる負荷により、リチウムイオン電池が劣化していく現象。電池残量が0%もしくは100%の時、特に負荷が大きくなる。

②サイクル劣化:充電と放電の繰り返しにより、リチウムイオン電池が劣化していく現象。大きな負担をかけながらの充電と放電を繰り返すと、劣化が早まる。

保存劣化とサイクル劣化の両方について対策すると、バッテリーをより長く使い続けられます。

スマホを充電するときのポイント
普段何気なく繰り返しているスマホの充電ですが、より長く快適にバッテリーを使い続けたいのであれば、ちょっとしたコツがいります。ここではスマホを充電するときに心掛けたいポイントについて解説していきます。

残量が20%になったら充電
スマホを充電するタイミングとしては、バッテリー残量が20%程度になったタイミングがベストです。理由としては残量が0%の状態が長く続くと、バッテリーに負担がかかるため。

バッテリー残量0%の状態は「過放電状態」とも呼ばれ、バッテリー容量の低下を始めとする劣化現象を招きます。

スマホのバッテリーは残量0%まで使い切るのではなく、ちょっと早めに充電を始めるよう心掛けましょう。

充電は80%程度でOK
スマホの充電を終了するタイミングとしては、バッテリー残量が80%程度になったタイミングがベストです。

スマホの充電は、バッテリー残量が100%の状態になると停止し、満充電状態をキープする仕様になっています。しかしバッテリー残量が100%の状態は、内部電圧が高く保たれた状態でもあり、バッテリー容量の低下を始めとする劣化現象を招きます。

スマホは充電しっぱなしではなく、ちょっと早めに充電を止めるよう心掛けましょう。

充電中は電源を切る
スマホ充電中は本体の電源を切るようにしましょう。充電中に本体が動作していると、バッテリーに大きな負担がかかります。特にスマホの場合は操作をしていなくてもバックグラウンドで常時通信をしている時間が多いので、電源をつけているだけでも負担は大きいです。バッテリー容量を低下させないためにも、電源を切って負担を小さくするのが大切。

スマホを使いながら充電しているという人は、知らずのうちにバッテリーに負担をかけているので注意しましょう。

スマホの充電ができないときに見直したい4つのポイント
スマホを長く使っていると、

「あれ、スマホが充電できない!」

なんていうトラブルも稀にあります。

スマホが充電できないのは本体の故障の可能性もありますが、充電方法の誤りや充電器のトラブルも考えられます。

スマホが充電できないときは、まず下記の4つのポイントを確認してみましょう。

接触不良
スマホと充電器の接触不良が起こっていると、充電が開始されないことがあります。接触不良が起こる主な理由としては、スマホと充電器のコネクタ部の劣化です。充電器を何度も抜き差しすることでコネクタ部は劣化し、接触不良を起こす可能性があります。

スマホ側のコネクタ部の劣化であれば、本体の修理や交換が必要です。充電器側のコネクタ部の劣化であれば、別の充電器に交換することで直ります。まずは充電器を変えて、充電が開始されるかどうか確認しましょう。

充電ケーブルの断線
充電器のケーブルが断線していても、スマホの充電はできません。明らかな外傷がなくても、ケーブルが強く折れ曲がっていたりすると、内部が断線している可能性があります。

この場合もまずは充電器を変えて、充電が開始されるかどうかを確認する必要があります。

非対応の充電器
自分のスマホに非対応の充電器を使っていると、充電ができないことがあります。近年はサードパーティー(スマホ販売メーカー以外のメーカー)が販売する充電器も普及していますが、全ての充電器が全てのスマホに対応しているわけではありません。また前のスマホの充電器をそのまま使っている場合も要注意。

付属の充電器以外を使っているという人は、自分のスマホにきちんと対応しているかどうかを再度確認してみましょう。

一時的な動作不安定
本体のシステムが一時的な動作不安定を起こすことで、充電が開始されないこともあります。特に長時間スマホの電源を入れっぱなしにしていたり、アプリをたくさん立ち上げていたりすると、システムの動作不安定は起こりやすいです。

動作不安定を解決するためには、一度本体を再起動してみましょう。バッテリーが取り外せる機種の場合は、電源を切った後バッテリーを一度取り外してみるのも有効です。

スマホの充電が遅いときの確認したい4つのポイント
スマホを使っていると、

「最近充電が遅くなった気がする…。」

と感じることもあるでしょう。

スマホの充電が遅いと感じたときは、下記の4つのポイントを確認してみましょう。

充電周辺機器の出力が弱い
充電周辺機器の出力が弱いと、スマホ本来の充電速度が発揮されません。特にスマホ購入時に付属していた充電器を使っていない人は要注意。

たとえばスマホ本体の対応出力が2Aなのに対し、1A出力の充電器を使用していたら、1A出力の充電速度しか出ません。

スマホの対応出力と充電器の出力が合っているのかを、再度確認してみましょう。

スマホが熱を持っている
スマホが熱を持っていると、システムが「過剰充電」と判断し、充電が停止することがあります。特にスマホを操作しながら充電していると、よく起こる現象です。

スマホが熱を持っている場合は、まずは電源を切って本体を冷ましましょう。熱が冷めれば、充電は可能となります。

バッテリーが完全に空になっている
バッテリーが完全に空になると、充電が開始されるまでにしばらく時間がかかります。この場合は、充電器を挿したままスマホを放置しておきましょう。一定時間が経過すれば、スマホの充電が再開されます。

バッテリーの劣化
バッテリーの劣化でも、充電速度は遅くなります。最近はシステム上からバッテリーの劣化具合がわかる端末も多いので、一度チェックしてみましょう。

なお一度劣化したバッテリーを回復させることはできないので、あまりに充電速度が遅い場合は要交換です。バッテリー交換に保証がつく端末もあるので、メーカーのサポート内容を確認してみましょう。

充電方法別のメリット・デメリット
スマホの充電方法には、主に以下の3つがあります。
・コンセント
・モバイルバッテリー
・ワイヤレス

それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合った充電方法を選ぶのが大切です。

コンセント
コンセントから電源を取り、スマホのコネクタ部に充電器を挿すというもっとも一般的な充電方法です。付属の充電器を使う場合も、この方法となります。

メリット
・充電が安定する

デメリット
・コンセント周辺でしか充電できない
・抜き挿しを繰り返すことでコネクタ部が劣化する

モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは充電器本体を別途充電しておくことで、コンセントがない場所でもスマホが充電ができるデバイスです。主に外出先でスマホを充電したい時に用います。

メリット
・外出先でもスマホが充電できる

デメリット
・モバイルバッテリー本体を充電しておかないと、スマホが充電できない
・抜き挿しを繰り返すことでコネクタ部が劣化する

ワイヤレス
最近はスマホを置くだけで充電ができるワイヤレス充電器も普及しています。ポンと置くだけというその手軽さが強みです。

メリット
・スマホを置くだけなので、充電が手軽
・充電器を抜き挿しする必要がないので、コネクタ部の劣化がない

デメリット
・スマホを正しい位置におかないと、充電が開始されないことがある

充電ケーブル・充電器を選ぶときのポイント
スマホを購入すると充電ケーブルと充電器はセットで付いてきますが、複数の場所で充電したいなどの理由で別途追加で購入したいというケースもあるでしょう。充電ケーブル・充電器を選ぶときは、以下のポイントを抑えておきましょう。

充電ケーブル
・長さ
充電ケーブルは長すぎても短すぎても不便です。長すぎると邪魔になるし、短すぎると充電をできる場所が制限されます。自分がコンセントからどれくらいの距離で充電するのかを把握し、ちょうど良い長さの充電ケーブルを選びましょう。

・強度
充電ケーブルの強度が不足していると、ちょっと踏みつけただけでも断線の恐れがあります。特にケーブルが床につくような場所で使う場合は要注意。より丈夫な充電ケーブルを求める場合は、ナイロンを採用した商品もあるのでチェックしてみましょう。

・USB端子の規格
USB端子の規格にはAndoroid端末に広く使われている「micro USB」やApple製品に広く使われている「Lightning」などがあります。USB端子の規格が自分のスマホに対応していないと、充電ケーブルはそもそも使えないので、購入時は誤りがないようきちんと確認しましょう。

充電器
・サイズ・重量
特に充電器を持ち運びたい場合は、サイズや重量も重要になってきます。自宅で使用するようであればさほど気にする必要はありませんが、外出先で充電したい場合はできるだけ軽量・小型のものを選んでおくと持ち運びに便利です。

・急速充電への対応可否
最近は急速充電対応のスマホが増えていますが、そもそも充電器が急速充電に対応していないと、急速充電はできません。スマホを早く充電したい場合は、急速充電に対応した充電器を選びましょう。

・充電できる回数(モバイルバッテリーの場合)
モバイルバッテリーを購入する場合は、スマホを充電できる回数も重要です。充電可能回数が多いモバイルバッテリーであれば、旅行や災害時といった長時間スマホが充電できないようなシチュエーションでも安心できます。ただし充電可能回数が多いほど、モバイルバッテリーのサイズは大きなる傾向にあるので、用途に応じた商品を選びましょう。

最近のスマホ充電事情
スマホの充電技術は、日々進化しています。充電速度が速くなっているのに加え、充電環境の利便性も高くなっています。

最近のスマホ充電事情についてみていきましょう。

充電速度をウリにしたスマホが続々と販売されている
スマホの充電速度は年々速くなっています。「速く充電したい」という需要は多くのユーザーに共通するので、メーカーも次々と急速充電をウリにした製品を開発しています。最近だと約30分でスマホをフル充電できる製品が話題となりました。

充電しながらバックアップをとれる
最近のスマホはパソコンに接続して充電することで、同時にバックアップが取れます。日常的にパソコンからスマホを充電するようにしておけば、万が一紛失や破損があった際もすぐにデータが復元できます。スマホのバックアップを取る習慣がない人は、ぜひ利用したい機能です。

車でもワイヤレス充電ができる
シガーソケットから電源を取ってスマホを充電できる商品はひと昔前からありましたが、最近は車でもワイヤレス充電ができる商品が発売されています。車載ホルダーにスマホをセットするだけで充電が開始されるので、スマホのナビ機能などとも相性が良いです。車をよく利用する人は、ぜひ用意しておきたいところです。

まとめ
スマホのバッテリーの劣化は避けられない現象ではありますが、充電方法を見直すことで長持ちさせることは可能です。また「充電ができない」「充電が遅い」といったトラブルも、充電方法の見直しで解決できることがあります。

正しい充電方法を理解して、スマホをより長く快適に利用しましょう。

スマホバッテリーの交換時期は? 状態の確認、手順、費用をiPhone・Android別に解説

同じスマホを長年愛用していると、バッテリーはどうしても劣化してしまう。朝には100%だった充電が昼過ぎにはもう30%にまで減っていたり、これまでは充電せずに1日過ごせていたのに、夕方には電池切れ、なんてことも……。

スマホを買い替えるのも解決策のひとつだが、バッテリー以外はまだ十分に現役で使えるし、気に入っているのでまだまだ使いたい、と思っているなら「バッテリー交換」という手もある。

では、バッテリー交換のタイミングはいつが良いのだろうか。自分でスマホのバッテリー状態を確認する方法から、バッテリー交換の費用や手順など紹介する。

自分でバッテリーの状態を確認する方法
スマホに利用されている充電式リチウムイオンバッテリーは、充電回数や使用する環境によって変化する消耗品だ。そのため、どんなに大事に使っていても、どうしても性能は低下してしまう。バッテリーの減りが早くなってきたと感じたら、スマホからバッテリーの状態を確認してみよう。

【iPhoneの場合】
[設定]から、[バッテリー]▶[バッテリーの状態]と進むと、[最大容量]の項目に「96%」などの数値が表示される。これは新品時と比較したバッテリー容量の基準だ。性能が劣化してくるとこの数値が低下する。たとえば75%と表示されていれば、新品時に比べ、75%の充電容量しかないということで、それだけ使用できる時間も短くなる。

また、最大容量の下に[ピークパフォーマンス性能]という項目がある。ここには、iPhoneのパフォーマンスがピークの際に、現状のバッテリーが対応できる状態かどうかが表示されている。「お使いのバッテリーは著しく劣化しています。……」と表示されている場合は、バッテリー交換を検討すべきだろう。

【Androidの場合】
Androidの場合は、残念ながらバッテリーの状態を確認できないものも多い。対応している場合は、機種やOSのバージョンによって手順が若干異なるが、XperiaやGalaxyは[設定]▶[端末情報]▶[機器の状態]もしくは[バッテリー情報]からバッテリーの現在のパフォーマンスを確認できる。

バッテリーが劣化している状態だと、「内蔵電池が劣化しています(50%以下)」と表示されるので、この場合はバッテリーの交換を検討したい。

バッテリー交換の方法は?
実際にバッテリーが劣化しており、バッテリー交換を行うことにした場合の手順は以下のとおり。

【iPhoneの場合】
iPhoneの場合はバッテリー交換の手順が明確だ。基本的にはAppleストアや各キャリアのiPhone修理対応ショップに持ち込むか、Appleの配送修理を依頼する。auユーザーであれば、以下サイトから申し込みが可能だ。いずれの場合も扱いとしては「修理」になる。

配送の場合には1週間程度の時間が必要になるが、Appleストアや正規サービスプロバイダ、au SHINJUKU、au SENDAI、au みなとみらい、au NAGOYA、au OSAKAでは当日修理にも対応している。ただし、端末の状態(ディスプレイが割れている、など)によっては、そちらの同時修理が必要になったり、預かり修理が必要になる場合もある。

なお、バッテリー交換だけとはいえ、修理時にはすべてのデータが消去される。事前に必ずiCloudなどでバックアップを取っておこう。

【Androidの場合】
Androidの場合、キャリア端末は各キャリアでの修理が原則で、auならauショップに依頼することになる。

・バッテリー取り外し可能なスマホや携帯電話の場合
最近は少なくなったが、TORQUEや数年前のAQUOSやかんたんケータイなど、バッテリーの取り外しが可能な機種の場合、auユーザーはauショップやauオンラインショップで電池パックを購入できるので自分で交換すればOK。

・バッテリーが取り外せないスマホや携帯電話の場合
最近のスマートフォンはバッテリーを取り外せない機種が多いので、店頭やオンラインで修理を申し込む必要がある。auを例にあげると、「預かり修理」を申し込み、店頭で受付したあと各メーカーでの対応となる。Androidの場合は郵送での修理依頼は行えず、店頭のみの受付で、修理期間は10日前後が目安となる。

預かり修理を依頼する場合も、本体内のデータ消去が行われる可能性がある。事前に必ずバックアップを行おう。

なお、一部のGalaxy端末(S7edge・S8・S8+・Note8・S9・S9+・Note9・Feel・Feel2・S10・S10+・A30)の場合は、Galaxy Harajukuで店頭修理受付ができる。最短1時間の修理も可能となっているので、対象端末を使っていて、店頭に行ける場合には活用したい。

バッテリー交換の費用は?
まずiPhoneの場合だが、Appleのサポートから修理を申し込む場合、AppleCare+に加入していて、バッテリーが本来の80%未満に劣化している場合には、保証期間の購入後2年間は原則無料で交換が可能だ。ただし、画面割れやそのほかの不具合がある場合には、同時に修理が必要になるので注意しよう。

AppleCare+に入っていない場合、7,800円または5,400円の費用がかかる。

Androidの場合は、キャリアや機種により価格が異なる。修理を依頼した際に費用も確認しよう。なお、auユーザーの場合、故障紛失サポートに加入していれば、バッテリー交換の費用は5,000円が上限となる。ただし、故障紛失サポートの補償内容である交換用携帯電話機お届けサービスは、バッテリー交換では利用できないので気を付けよう。

バッテリー交換における事前の準備は?
バッテリー交換が必要になった場合、スマホ内のデータは消去される可能性が高い。バックアップを取っておくことはもちろんだが、とくに配送(預かり)修理を依頼する際には、バックアップ以外にもやっておくべきことがある。以下の項目と記事を参考にして準備してほしい。

【iPhoneの場合】
①Apple Watchとペアリングしている場合には、ペアリングを解除する
Apple WatchにSuicaを登録している場合は、ペアリングを解除する前に削除する必要がある。ペアリングを解除するとApple Watchは出荷時の状態となるが、iPhoneにバックアップが取られるので、バッテリー交換後に復元すればOKだ。

②iPhoneのバックアップを取る
iPhoneのデータは初期化されてしまうので、iCloudやiTunesを使ってバックアップを取っておく必要がある。バックアップの詳細な手順は以下の記事を参考にしてほしい。

③iMessageを無効にしておく
[設定]▶[メッセージ]から[iMessage]をOFFにする。

④iPhoneを初期化する
[設定]▶[一般]▶[リセット]から[すべてのコンテンツと設定を消去]を選び、iPhoneを初期化する。

⑤iPhoneを探すのアクティベーションロックを無効にしておく
[設定]▶[ユーザー名]▶[iCloud]▶[iPhoneを探す]をタップし、Apple IDのパスワードを入力してOFFにする。

⑥SIMカードを抜き、手元に保管しておく

【Androidの場合】
Androidの場合、機種やOSバージョンによりメニュー項目などが異なる場合もあるが、おおむね下記の作業が必要となる。

①バックアップをとる
機種やOSバージョンによりバックアップ方法は異なるが、Galaxyの場合は、[設定]▶[アカウントとバックアップ]▶[バックアップと復元]からバックアップが可能だ。

②Googleアカウントを削除しておく
[設定]▶[アカウントとバックアップ]からGoogleアカウントを削除する

③Androidスマホを初期化する
[設定]▶[一般管理]▶[リセット]から[設定をリセット]を選び初期化する

④SIMカードと、使用していればmicroSDカードを抜いて手元に保管しておく

スマホの電池がすぐに減ってしまう状態だと、不便なうえにストレスを感じる人も少なくないだろう。モバイルバッテリーを持ち歩くのもひとつの策ではあるが、無償で交換できる場合もあるので、異変を感じたらまずはバッテリーの状態を確認してみてほしい。

知っておくと便利!iPadをノートパソコン化させる裏技

ノートパソコンは年々軽量化が進んでいるものの、iPadの手軽さには敵わないと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし今までは、iPadをノートパソコン代わりに使いたいと思っても、さまざまな問題が発生していました。

そこでようやく問題をクリアにしたのがiPadOSの存在です。今回は、過去のiPadと、操作効率を格段に進化させた現在のiPadとの違いを解説しながら、iPadをノートパソコン化させる便利な裏技をご紹介します。

■過去のiPadは、タッチパネル操作が必須
以前よりiPadには外付けキーボードを接続することができていたものの、画面操作に関してはタッチパネル操作が必須でした。純正オプションのスマートキーボードを設置したとしても、文字入力後の操作はキーボードから手を離して画面に触れる必要がありました。一見些細なこと

のように思えますが、頻繁に行うことで手も疲れてしまいます。この点からもiPadは、書類作成や文字入力に関しては非効率なアイテムであるといった印象をもたれていました。

また、他者とのデータのやり取りに使用することの多いUSBメモリに関しても、接続が困難でした。このように、iPadをノートパソコンとして使用するには多数の課題がありました。

■iPadOSの採用により、操作効率が格段に進化
iPadの操作効率を大きく変えたのが、「iPadOS」です。これまでのiPadのOSは、iPhoneなどと同じ「iOS」でした。しかし、iPad独自のOSを採用したことにより、ノートパソコンの操作性に近づいたのです。

ただし標準ではオンになっていない機能もあるため、自分で設定する必要があります。

■iPadのノートパソコン化
・マウス設定
マウスを接続する場合は「設定」アプリ内の「アクセシビリティ」→「AssitiveTouch」→「タッチ」と進み「AssitiveTouch」をオンにします。同画面より「ポインティングデバイス」グループ内の「デバイス」→「Bluetoothデバイス」をタップし、Bluetoothマウスとのペアリングを行いましょう。

標準設定では下記の動作が割り当てられています。

右クリック→AssitiveTouchのメニューを開く
左クリック→シングルタップ

・マルチタスクの強化
ノートパソコンのディスプレイ上では複数の画面を並べたり、複数のプログラムを同時に立ち上げて作業したりすることができます。iPadに関しても、マルチタスク機能が強化されました。「Slide Over」「Split View」といった機能が強化され、複数のアプリを重ねての表示や左右2分割表示がスムーズにできるようになりました。これにより、操作効率が格段に向上しました。

・USBメモリの接続
別売りのUSBカメラアダプタを購入し、iPadの充電ポートに差し込みます。USBドライブ接続後、画面下部の「ブラウズ」をタップし、さらに「場所」の下にあるデバイスの名前をタップすると、USBメモリ内のデータを表示させることができます。

また、別売りのSDカードリーダーを購入することで、同一手順によりSDカードのデータ読み込みも可能です。

今までのiPadでは、Apple製品以外との互換性が低いといった課題がありましたが、今回のバージョンアップによって大きく改善されたといえます。

■サブツールとして役立つiPad
2019年9月に発表された新型iPadのキャッチコピーは「どんなコンピュータにも似ていないコンピュータ」です。このことからも、iPadをタブレットとしての使用だけでなく、ノートパソコンの代わりになるツールとして促進したいといったApple社の意思が感じられます。

ノートパソコンも軽量化が進んでいるとはいえ、iPadと比べると重量があります。一方、スマホやタブレットは持ち運びには便利ですが、ビジネスシーンでの使い勝手に関しては優れているとはいえません。

しかし新型のiPadは、それら両方の良さを併せ持っており、さらに価格もiPad proより低く設定されているため、今後は手を出しやすい良質なサブツールとして需要が高まっていくことでしょう。

>>>>>>>>>>iPadバッテリー

ノートパソコンのバッテリーは寿命何年?寿命を延ばす方法と寿命を迎えた際の対処方法

基本的にパソコンは寿命がありますが、ノートパソコンの場合はバッテリーの寿命も多少は気にしておく必要があります。バッテリーの寿命がやってきたら、新しいバッテリーに交換しなければなりません。

ノートパソコンのバッテリー寿命と寿命を迎えたときの症状

ノートパソコンのバッテリー寿命は、約2年ほどです。
使い方によって多少の誤差はありますが、バッテリーは消耗品なのでいずれは寿命を迎えることになります。
ノートパソコンのバッテリーが寿命を迎えると、以下のような症状がでます。
・バッテリーの減りが早い
・電源を抜くとすぐにバッテリーがなくなる

フルに充電しても持続時間が短くなってきたときは、バッテリーの寿命を疑いましょう。

ノートパソコンのバッテリー寿命の確認方法
基本的にノートパソコンのバッテリー寿命は、日頃の感覚で察知できます。
まだまだバッテリーの寿命が長い場合、しっかり充電すればすぐにバッテリーが減ることはありません。
ノートパソコン購入時よりもバッテリーの減りが早くなってきたときが、寿命のサインです。

正確に寿命を確認したい場合
ノートパソコンの寿命は、ソフトを使って確認することができます。
様々なフリーソフトがありますが、「」はスタンダードなソフトなので使ってみてはいかがでしょうか。

ノートパソコンのバッテリー寿命をソフトで確認する方法
ソフトを使ってノートパソコンの寿命を確認する場合、それぞれのソフトによって操作方法が異なります。
・設計容量
・フル容量

「Yuryu’s Battery information」の場合だと、「容量」という項目に「設計容量」と「フル容量」があり、ここの数字を比較するだけでバッテリーの寿命がわかります。

ノートパソコンのバッテリーをフルに充電して測定した場合に、フル容量が設計容量に届いていなければ、それだけ劣化しているということです。

ノートパソコンのバッテリー寿命を延ばす方法
ノートパソコンのバッテリー寿命は、ちょっとした工夫で伸ばすことができます。
・充電したら電源ケーブルを外す
・パソコンを使わないときは電源を外す
・小まめに充電しない
・高温な場所を避ける

一般的にバッテリーの充電が100%なのに電源ケーブルを差しっぱなしにしている方が多いと思いますが、これはバッテリーの劣化を早めてしまうので、避けたほうが良いです。
また、ノートパソコンを使わないときは、電源ケーブルを抜くようにしましょう。

◇バッテリーの充電の仕方
ノートパソコンのバッテリー充電は、電池の種類によって理想の充電方法が異なります。
・リチウムイオン電池:残り20%くらいで80%くらいまで充電する
・ニッケル電池:0%まで使って80%くらいまで充電する

どちらの電池もフルに充電せずに80%くらいを目安にしておくほうが、寿命が長くなりやすいです。

電力の消費を抑えることも延命に繋がる
ノートパソコンの画面の明るさなど、電力消費を抑えることを意識することも、バッテリーの延命に繋がります。

簡単にいうと、ノートパソコンを使えば使うほどバッテリーの寿命が短くなるので、使わないときは電源ケーブルを抜いてシャットダウンしておきましょう。

■まとめ
ノートパソコンのバッテリーは、フル充電したり電源ケーブルを常に接続したりしていると劣化が早くなります。

また、高温な環境でノートパソコンを使い続けることも同様に劣化が早まるので、今回紹介したバッテリーの延命方法を参考に、使い方を工夫してみてください。

バッテリーの寿命は症状が分かりやすく、ソフトでも測定できるので、寿命がやってきたら新しいバッテリーに交換するように努めましょう。

iMacが起動しない!電源が入らない!画面が真っ白!トラブル解決方法まとめ

突然iMacが起動しなくなってしまった、画面が真っ白になってしまったなどのトラブルに見舞われたことはありませんか?長年愛用していると、さまざまなトラブルが発生しやすくなります。

しかし、すべてのトラブルが故障とは限りません。今回は、iMacのトラブル発生時に使える、「自分で対応できる範囲の解決方法」について解説します。修理に持ち込む前に、まずは今回お伝えする解決方法を試してみてください。

■電源の確認
まずは電源ボタンを押し、電源が入るかどうかを確認します。ファンやハードディスクの動作音、起動音などの音は聞こえるでしょうか。またバックライトキーボードや「caps Lock」キーなどが点灯した場合も、電源が入っていると確認できます。

電源が入らない場合、電源ケーブルに異常がないか、またコンセント自体に問題がないかを確認します。コンセントの状況が不明な場合は別の家電製品を接続し、問題なく電力が供給されているかを確認してください。

■周辺機器アクセサリを外す
一旦、周辺機器アクセサリをすべて外し、電源ボタンを 10 秒間長押し後、再び電源ボタンを押します。

■SMCリセット
電源の供給が確認できたにもかかわらずiMacが起動しない場合は、SMC (システム管理コントローラ)のリセットを行います。

以下に手順について説明します。
1.「Appleメニュー」→「システム終了」の順に選択し、Mac がシステム終了したことを確認します。
2.電源コードを抜きます。
3.15秒そのままの状態で待ちます。
4.電源コードを元どおりつなぎ、再び電源ボタンを押します。電源が入れば成功です。

SMCリセットは、iMacが起動しないときだけでなく、キーボードのバックライトが正しく機能しない場合や、iMacへの負荷が高くないにもかかわらずファンが高速で回転する場合などにも活用できます。覚えておくと便利でしょう。

■最近増設したメモリやHDD(SSD)の互換性を確認
メモリやHDD、SSDなどを最近新しく購入した場合は、互換性のある製品かどうかを確認します。取り付け方法が適切かどうかも、同時にチェックしてください。

■セーフモード起動
セーフモードとは、起動の際に一定のチェックを行い、問題の切り分けをするために役立つモードです。

セーフモード起動の手順について、以下に解説します。
1.iMacを起動または再起動し、すぐに「shift」キーを押します。キーは、Appleのロゴが画面に表示されるまで押し続けてください。
2.ログインウインドウが表示されたら「shift」キーから指をはなして構いません。FileVaultで起動ディスクが暗号化されている場合などは、2回ログインが必要になることがあります。1回目に起動ディスクのロックが解除されて、2回目にFinderへログインします。

セーフモードで起動した場合に何も問題が発生しなかった場合は、問題が起動ディスクのキャッシュやディレクトリにあります。セーフモードによって解決したケースが多いため、そのまま通常起動を行ってください。

■リカバリーモード起動
セーフモードでも問題が解決しなかった場合は、リカバリーモードでの起動を行ってみましょう。

早速手順を解説します。
1.iMacの電源を入れ、すぐに「command + R」キーを長押しします。
2.Appleのロゴが表示されたら、キーから指をはなします。
3.管理者パスワードなどの入力を求められることがありますので、必要事項を入力します。
4.macOSユーティリティウインドウが表示されたら、リカバリーモード起動成功となります。

上記方法を試しても改善しない場合は、Appleサポートへ。