新しい携帯電話の通信方式「LTE」はなぜ速い?

携帯電話の新しい通信規格の「LTE」。2010年から国内では一部通信事業者がサービスを開始していましたが、昨年秋の「iPhone 5」がLTEに対応していたことで、国内の通信事業者各社のLTEサービスが出そろいました。エリアも急速に広がっています。今月のテクの雑学では、LTEとはどんなものなのか、なぜ高速なのかを解説します。

後から「4G」と認められた規格
LTE(Long Term Evolutionの略)は、広く普及している第3世代携帯電話(3G)の次の通信規格として登場しました。LTEが登場した当初は、電気通信の標準策定を行う国連の組織であるITU(国際電気通信連合)が「第4世代(4G)」として定義していた仕様よりも若干スピードが遅かったため、「3.9G」などと呼ばれていました。しかし、先行してサービスを開始したヨーロッパやアメリカの通信事業者が、端数を切り上げて自社のサービスを「4G」と称していたため、ITUも後追いでLTEを「4G」に含めることを認めました。

高速・大容量・低遅延
LTEの特徴は「高速」「大容量」「低遅延」の3つです。高速とは文字通り通信速度が速いこと。3Gではデータ通信速度が最大でも下り2Mbps程度、3Gを少しパワーアップした3.5Gでは7〜20Mbps程度だったのが、LTEでは現在、37.5Mbps〜112.5Mbpsまで実現できています。また、「大容量」とは、同じ周波数帯域でもより多くの端末が通信できること、「低遅延」は、接続の確立や、通信時のデータの遅れが少ないことを示しています。言い換えると、「速いネットワークに、たくさんの端末が、さくさくつながる」ネットワークなのです。

通信速度が速いので、たとえば、外出先でデータ量の大きい高画質な動画を楽しめます。また低遅延なので、シビアなタイミングが要求されるゲームもLTEならストレスなく楽しめます。高速・低遅延のLTEなら、パソコンをモバイル経由でクラウドサービスに接続してスムーズに利用できます。

「速い、たくさん、さくさく」を実現する5つの特徴
なぜ、LTEは速くて、たくさん、さくさくつながるのでしょうか。LTEの特徴を技術的な面から見ると、5つの特徴が挙げられます。

1)広く使える周波数帯域幅
  「周波数帯域幅」とは、通信するのに使える電波の周波数の「幅」を指します。理論上は、周波数帯域幅が広いほど、たくさんの信号を一度に送れるので、データをたくさん送れる、すなわち高速に通信できます。イメージとしては、細い水道管と太い水道管では、太い水道管の方が一定時間に大量の水を流すことができるという感じです。

3G(W-CDMA)では、使用できる帯域幅は5MHzですが、LTEでは1.4MHz、3MHz、5MHz、10MHz、15MHz、20MHzの中から自由に選択できます。日本でサービスされているLTEは、場所によって37.5Mbps、75Mbps、100Mbps(※対応端末では112.5Mbpsの通信が可能)のいずれかの速度になりますが、それぞれの周波数帯域幅は5MHz、10MHz、15MHzとなっています。

2)きめ細かい変調方式の導入
  アナログとデジタルの信号を変換する「変調」の方式にも工夫がされています。変調の基本は、何も信号が乗っていない状態の電波(搬送波)の振幅や位相を変化させることです。デジタル信号では、それぞれの情報の単位(ビット)が1と0のどちらかの値をとりますが、1回の変調(シンボル)で複数のビットの状態を伝達できれば、伝送効率が上がることになります。

 QPSKという変調方式は、信号の位相を変えることで、「0,0」「1,0」「0,1」「1,1」という4つの状態、すなわち2ビットの情報を表現できます。位相に加えて振幅を変えることで、1つのシンボルで16の状態、すなわち4ビットの情報を表現できるのが、16QAMという変調方式です。LTEでは、さらに細かく位相と振幅を変えることで、1つのシンボルで64の状態(6ビットの情報)を表現できる「64QAM」という変調方式を使っています。こうすることで、同じ周波数帯域幅でも、より多くの情報を送れるのです。

もっとも、64QAMは、16QAMやQPSKに比べると、細かく分割されている分、ノイズなどに弱いという短所があります。LTEでは、信号の強度によって、変調方式を変え、通信状態が良いときは64QAMを使用して高速に伝送し、良くないときは16QAMやQPSKを使用して確実に伝送する仕組みになっています。一度に送れるデータの量を減らしても、エラーの訂正のために再送信を繰り返す必要が減るので、トータルの通信速度はその方が速くなるのです。

3)複数のアンテナを束ねるMIMO技術
  MIMOは、基地局と端末のそれぞれに複数のアンテナを設けて、各アンテナが同時に送受信を行うことで、通信速度を上げる技術です。現在は、基地局と端末それぞれに2本ずつアンテナを使う2×2MIMOが主流で、MIMOを使用しない場合に比べると2倍の通信速度を実現できます。LTEの仕様上はそれぞれに4本ずつアンテナを使う「4×4MIMO」までアンテナを使用することができます。

4)電波を効率よく共有するOFDMA
  OFDMAは、日本語で「直交周波数分割多元接続」と呼ばれます。1つの周波数を複数の端末が共用する方法としては、「時間で細かく区切る」TDMA方式、「周波数を細かく区切る」FDMA方式、「どの端末かを区別するコードを使う」CDMA方式がありました。OFDMAは、「周波数と時間で細かく区切ったチャネル」(サブキャリア)を、通信している端末に効率よく割り当てていきます。

使用する周波数帯域全体を一括して管理する従来の方式に比べて、より状態の良いサブキャリアを選択して利用することで、より多くの端末が、全体として効率よく通信できるのです。

5)シンプルな無線ネットワーク
  無線ネットワーク自体の仕組みも変わりました。音声通話は「回線交換」、データ通信は「パケット交換」という別々の仕組みで処理していた3Gに比べ、LTEではすべてパケット交換網で処理する仕組みを前提としています。そのため、ネットワークの構成もシンプルになり、低遅延が実現できます。ただし、現在販売されている端末では、音声通話は3Gを利用しているので、「CSフォールバック」という仕組みで音声通話の時にはLTEではなく3Gに「つなぎなおす」仕組みとなっています。

FD-LTEとTD-LTEはどこが違う?
ところで、LTEには「FD-LTE」と「TD-LTE」の2種類があります。これは、上り(端末→基地局)と下り(基地局→端末)の電波をどのように分割しているかの違いをあらわしています。FD-LTEは、上りと下りの電波を「周波数」で分割しています。それに対し、TD-LTEでは、電波を短い時間で区切って上り用信号と下り用信号を交互に送受信する方式です。

 日本で「LTE」として各社がサービスしているのは、FD-LTEです。TD-LTEについてはソフトバンクモバイルが「Softbank 4G」の名称で提供しているAXGPという通信方式が、TD-LTEと完全互換の方式となっています。

 世界的にみると、商用サービスはFD-LTEが先行しており、ヨーロッパ、アメリカ、韓国などで現在提供されているサービスはFD-LTEが中心です。一方のTD-LTEは、サウジアラビアで2011年から商用サービスを開始したのを皮切りに、オーストラリア、ブラジル、ポーランド、インドなどで商用サービスが開始されています。中国でも、2013年中のTD-LTEの商用化を目指して現在整備が進められており、世界中に広がりつつあります。

 また、日本やアメリカでも、「WiMAX」という規格で高速通信サービスを提供していた事業者が、次世代の規格としてTD-LTEもしくはTD-LTEと互換性のある規格を採用する動きがあります。世界的に見ても、今後しばらくは、FD-LTEとTD-LTEの両方の方式が併用される時代が続きそうです。

 日本だけでなく世界中で、スマートフォンの急速な普及により、モバイルネットワークに接続される端末が増え、データ通信の量も増えています。しかし、通信に利用できる電波は有限なので、より効率よく電波を利用する必要があります。通信事業者各社がLTEの展開を急ぐのには、より電波の利用効率の良いLTEにトラフィックを移すことで、全体として電波の利用効率を上げたいという事情があるのです。

高速・大容量・低遅延といわれる新しい通信規格LTEに対応するため、TDKでは素材レベルから独自の技術を駆使して、さまざまな部品やモジュールを提供しています。

今後、ますますデータ通信量が増加する社会において、携帯電話やスマートフォンなど向けキーパーツとして、必要な信号だけを選別したり、周波数制御やノイズ対策に貢献します。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>スマホのバッテリー

スマートフォン躍進の立役者、AndroidとiPhone

010年の「注目商品」の第一位に選ばれたスマートフォン。ニュースやテレビの情報番組でも、「スマートフォン」を見ない日はないほど、話題になっています。

 では、「代表的なスマートフォンは?」といえば、「iPhone」「Android」と答える人が多いのではないでしょうか。今のスマートフォン人気を支える2つのキーワードの意味と、現在のスマートフォン市場の激しい競争状況について見てみましょう。

本題に入る前に、スマートフォンってなあに?
昨年大きくクローズアップされた「スマートフォン」という言葉ですが、使われ始めたのは2000年のはじめ頃にまでさかのぼります。その当時のスマートフォンは、「電話だけでなく、メールやウェブサイト閲覧などの機能がある携帯電話」と定義されていました。日本では、1999年にサービスを開始したNTTドコモのiモード対応携帯電話も、当時はスマートフォンの一種に分類する人もいたのです。

 その後、ドコモ以外の携帯電話各社も同様のサービスを開始し、多くの携帯電話にメール・ウェブ閲覧機能がつき、さらにはiアプリなどのアプリケーションも利用できるようになったことで、ことさらこうした機能を持つ携帯電話が「スマートフォン」として区別して呼ばれることはなくなっていきました。

一方世界ではどうだったかというと、2000年前後から、PDA(Personal Digital Assistance)に通信機能を付けたり、ページャー(ポケットベルのようなもの)に通話機能とキーボードを付けたりという形で、スマートフォン的な製品が発売されはじめていました。中でも、ビジネスユーザーをターゲットに発売された、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)社のBlackBerryは、ビジネスユーザーを中心に利用者を増やしていました。こうした動きの中、世界最大の携帯端末メーカーであるフィンランドのノキア(Nokia)社などが、スマートフォンの開発を手がけたり、マイクロソフトがモバイル端末向けのOSとしてWindows Mobileを発表し、パソコンとの親和性の高さを訴求するなど、少しずつスマートフォンの市場が立ち上がりはじめていました。

スマートフォンという言葉が日本で復活したのは2004年でした。ボーダフォン(現・ソフトバンクモバイル)から、ノキア製のスマートフォン「Vodafone 702NK」が発売され、翌年にウィルコムがWindows Mobileを搭載したシャープ製の「W-ZERO3」を発売して大きな話題となりました。また、2006年には、BlackBerryがドコモから発売されました。この時期に復活したスマートフォンという言葉は、「パソコンに近く、汎用のOSを搭載しており、アプリケーションをインストールして、自分に使いやすいようにカスタマイズできる」という、現在の「スマートフォン」の概念に近いものとなっていました。

しかし、当時のスマートフォンは、情報があまりなかったこともあり、なかなか一般の携帯ユーザーが使いこなすには敷居が高いものでした。特に日本では、高機能な携帯電話が既にユーザーに受け入れられていたこともあり、携帯電話会社は、あえて「スマートフォン」を売る必要がなかったのです。

iPhoneの登場で方向性が変わったスマートフォン

 スマートフォンの方向性が大きく変わったのは、2008年6月に米・アップル社が発売した「iPhone 3G」以降のことです(日本での発売は2008年7月)。

 iPhoneは、そもそもの誕生の経緯が、他のスマートフォンとは大きく異なっていました。それまでのスマートフォンが、「メールやスケジューラーなどのパソコンで使うような機能を携帯電話でも使えるようにしたもの」だったのに対し、2007年に登場した初代iPhoneは、「音楽プレーヤー(iPod)に携帯電話機能をつけた」ものでした。iPhoneの通話・通信機能を第三世代携帯電話(3G)に対応させたのが、iPhone 3Gです。

iPhone 3Gの大きな特徴は、通信が高速になっただけでなく、発売と同時に公開された「App Store」で好きなアプリケーションを入手できることでした。App Storeは、iPodに入れる音楽ファイルを購入するために提供されていた「iTunes Store」の中に、iPhoneとiPod touch向けアプリケーションを提供するコーナーとして開設されました。アップル社による審査を通過したアプリケーションが、カテゴリー別に整理されており、人気アプリケーションのランキングや、ユーザーの評価も見られるようになっていました。

 ユーザーは、iPodに入れたい音楽を買うように、App Storeでアプリケーションを選んで買うことができたのです(もちろん、無料で提供されているアプリケーションもたくさんあります)。今までのスマートフォンとは比べものにならないほど、手間をかけずに、好きなアプリケーションをインストールしてカスタマイズできるiPhoneは、デジタルガジェット好きな人たちを中心に急速に広まりました。

 iPhoneが広まったことで、逆に、スマートフォンの一般的なイメージの一つとして、「iPhoneのようなもの」すなわちフルタッチスクリーンで操作し、アプリケーションを選んで使う、というスタイルが新たに確立されたともいえます。

その後、アップル社は、毎年iPhoneの新モデルを発表すると共に、2010年4月には10.1インチサイズのタブレット型端末「iPad」を発売しました。これもまた、その後のタブレット型端末市場を牽引する製品でした。2010年6月には、iPhoneとiPadに搭載されたOSの名前を「iOS」に変更し、携帯電話だけにとどまらないプラットフォームとして位置づけています。

Androidの登場

 一方、もう一つのキーワードである「Android」が誕生したのは、2003年にさかのぼります。元々は、米国の技術者アンディ・ルービン氏が創業した、モバイル端末向けOSの開発を行う会社の名前でした。Android社は2005年にグーグル(Google)社に買収され、ルービン氏は同社でAndroid プラットフォームの責任者として、製品戦略及び開発全般を担当することになります。

 現在、スマートフォンのOSとして広く使われるようになったAndroidが表舞台に登場したのは、初代iPhoneが登場した2007年のことでした。iPhoneは、アップルというハードウェアメーカーが、端末もその上で動作するOSも丸抱えで開発しており、iPhone OSで動作する端末をアップル社以外のメーカーが開発することはできません。これに対抗して、「オープンで誰でも使えるモバイル用のプラットフォーム」として、グーグルを中心とした規格団体であるOHA(Open Handset Alliance)が発表したのが、Androidだったのです。

 つまり、「Android」は、特定のハードウェアの名前でなく、OSの名前なのです。携帯電話に限らず、家電製品や、ロボットなどにも組み込むことができます。ですが、ここでは、AndroidをOSとして搭載したスマートフォンのことを「Android端末」と呼ぶことにします。

 Android端末の特徴は、メール、カレンダー、連絡先などの機能が、グーグルの提供しているサービスと密接に連携していることです。つまり、パソコンで使用しているグーグルのサービスと同じデータが、そのまま利用できます。

 また、Androidに機能を付加して、端末メーカーや携帯電話会社が独自の機能を持たせた端末を作ることもできます。こうした点から、アップル以外の多数のハードウェアメーカーがAndroid搭載のスマートフォンを開発・販売しました。

 アプリケーションの提供についても、iPhoneとAndroid端末では方針が異なっています。Android端末用のアプリケーションが集められたショップとして、グーグルはAndroid Marketを運営していますが、アップルがApp Storeで提供するアプリケーションに対して厳しい審査を行っているのと異なり、Android Marketでは開発者が自由に自分の開発したアプリケーションを公開し、販売できます。また、iPhoneでは、App Store以外で正規の方法でアプリケーションを入手することはできませんが、Android端末は、Android Market以外のサイトからでも自由にアプリケーションを入手できます。

iPhoneを激しく追撃するAndroid端末

 さて、iOSとAndroidですが、ここまでの経緯を見ると分かるように、両方ともスマートフォンのOSとしてはどちらかといえば新興勢力です。とはいえ成長の勢いはすさまじく、特に2010年になってAndroidのシェアが急成長しています。

 2010年9月に調査会社IDCが発表した予測によれば、2010年にはほぼ拮抗していたiOSとAndroidの世界シェアは、2014年には完全に逆転するという予想です(図の中の「Symbian」は、主にノキアの端末が採用しているスマートフォンのOS)。

それでも、Androidが、世界中の多くのメーカーが販売している端末の合計であるのに対し、iOSはiPhoneという単独の端末であり、これだけでシェアが1割というのは、相当強力な商品だと言えるでしょう。

 また、別の調査によれば、アメリカでは昨年11月にスマートフォンを購入した人の4割が、Android端末を購入しているという調査結果もあります。

さて、日本の状況はといえば、2008年にiPhone 3Gがソフトバンクモバイルから発売され、2009年には日本初のAndroid端末として、台湾・HTC社製の「HT-03A」がNTTドコモから発売されました。その翌年、2010年4月に発売された「Xperia(SO-01B)」では、2年ぶりにドコモからソニー・エリクソンの端末が発売されることや、テレビや雑誌で展開される大がかりなプロモーションで一気に注目を集めました。

 しかし、Xperiaでは、従来使っていたiモードの「docomo.ne.jp」のメールアドレスが使えなくなることや、ケータイ用サイトが見られない、ワンセグやおサイフケータイなどの機能がないといった理由で、「興味はあるけれど購入には踏み切れない」というユーザーも少なくありませんでした。

 こうした状況をふまえて、大手3社の中ではスマートフォン最後発のKDDIは、「ケータイとスマートフォンのいいところを一つに」をコンセプトにしたスマートフォン発売を宣言し、おサイフケータイ機能やワンセグ機能に対応した国産Android端末を発表しました。また、NTTドコモ、ソフトバンクも、昨年秋以降に発売された端末は、おサイフケータイ、ワンセグ対応、赤外線通信など、日本の携帯電話で標準的な機能を搭載した機種が増えています。また、既存のケータイメールアドレスが使えない点については、各社とも、スマートフォン用のアプリを提供することで対応しています。

 その他のアプリケーションについても、携帯電話会社各社が自社ユーザー向けにマーケットを用意して、課金は通話料と一緒に精算するなど、使いやすいサービスを用意しています。その結果、従来であればスマートフォンはまだ敷居が高いと思っていた層にもユーザーが広がり、昨年秋以降のAndroid端末の新製品の売れ行きは加速しています。

今後のAndroid端末は、海外のAndroid端末とほぼ同じ仕様で、いち早く最新のAndroidを搭載した端末と、日本独自の機能に対応した(最近は「ガラロイド」と呼ばれることもあります)端末という、大きく分けて2つの流れになると思われます。一方で、対抗するiPhoneは、その使いやすさや端末のデザインの良さで、根強いファンがついており、今後も激しい競争が繰り広げられると予想します。

 また、アップルのiPadに対抗する、少し大型の「タブレット端末」も、Androidを搭載したものが多くのメーカーから発表されはじめています。この1月にラスベガスで開催されたCES(Consumer Electronics Show)という展示会では、「タクシーよりもタブレット端末の方が多かった」と冗談で言われるほど、多数の新機種が展示されました。タブレット端末は、商品そのものが新しいカテゴリーであり、今後だれが主導権をとるかはまだ分からない市場です。Android、iOS以外の独自OSで参入しようとする企業もあり、これからも目が離せません。

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デジタル生活で活躍するバッテリーの劣化はなぜ起こるの?

携帯電話やノートパソコン、デジタルカメラなど、私達の生活で身近に使っているバッテリ。長い間使っていると、購入したばかりの時に比べて、どうも持ちが悪くなるように思えます。これは、バッテリの劣化という現象ですが、その発生メカニズムはバッテリの種類によって異なり、また対策も異なります。

二次電池「充電」のしくみ
個別のバッテリの種類の話をする前に、「電池」の種類についてざっとおさらいをしておきましょう。電池には、大きく分けて、一次電池と二次電池があります。どちらも化学反応により電気を取り出すのですが、大きな違いは、一次電池で使う化学反応は、元の状態に戻ることのない「非可逆的反応」なのに対し、二次電池で使う化学反応は、放電した電池に電気エネルギーを与えることで元に戻る「可逆的反応」であることです。すなわち、一次電池は簡単に言えば、元に戻る「充電できない使い捨ての電池」なのに対し、二次電池は「充電によって繰り返し利用できる」という点です。

電池の基本的な構造は、正極と負極と電解質により構成されています。発電時に起こる反応は、まず、負極の金属が電子を放出して電解質に溶け出します。自由になった電子は負極から導線を通って正極へと移動します。電解質に溶け出した金属は、正極で電子を受け取り、金属に戻ります。

充電時には電圧をかけることによって、この逆の反応を発生させます。すなわち、正極の金属が電子を放出してイオンになり、負極側で導線を通ってきた電子を受け取り金属に戻るのです。

放電時には、負極側で金属のイオン化が起こり、電子が負極にわたされる。電子は負極から出て正極側に戻り(つまり電流としては正極側から)、正極側ではその電子と電解質内の金属イオンが反応して、金属として正極側に析出する。充電時には逆の反応が起こり、正極側から負極側へ電子が移動する。

電極と電解質の種類によって、いくつかの種類の二次電池がある。

電池のサイズ(大きさ、形)や容量(電流、電圧)などには、それぞれ数種類の規格がありますが、必要となるバッテリの能力や形は使用する機械によって異なります。これらの規格にあった電池を「セル」と呼びます。実際に私達が目にするバッテリは、必要な数のセルを集めた「バッテリパック」です。携帯電話の場合は必要な容量が小さいため、1つのセルで1つのバッテリパックとなっていることが多いですが、例えばパソコンのバッテリなどは、容量が大きいため、複数のセルを持ちます。

長持ちさせるコツは電池によって違う!
  さて、二次電池は、充放電を繰り返すうちに、だんだん使える時間が短くなっていきますが、実はその理由は電池の種類によって異なります。したがって対策も異なります。

鉛蓄電池
  鉛蓄電池では、放電することによって、電極そのものが劣化する。正極側の電極は、放電により、はがれ落ちます(脱落する)。また、負極側では、鉛の表面が白色硫酸鉛という化合物になるサルフェーションという現象が起こり、電極自体の表面積が減ります。硫酸鉛は電気を通さず抵抗となり、また溶解度が低いため金属鉛が充放電のサイクルに戻らないため、発電効率が著しく低下します。

サルフェーションを急速に進行させるのが、過放電です。放置しておいても、勝手に発生する自己放電によっても反応は進行していきます。車に長期間乗らずに放置していると、バッテリがあがってしまい、充電ができなくなるのも、このためです。完全に放電しきるまえに充電することが、鉛蓄電池を長持ちさせるためには重要なのです。

ニッケル水素電池(ニッケル・カドミウム電池)
  ニッケル・カドミウム電池の負極に使用するカドミウムが有害な重金属であるため、代替品として負極に水素吸蔵合金を使用したのがニッケル水素電池です。したがって、この2つは同じような特徴をもっています。

これらの電池の劣化における特徴は、「メモリ効果」と呼ばれる現象です。バッテリを完全に使い切らず途中から再充電すると、前回の充電ポイントで大きく放電電圧が低下する現象です。「浅い深度の放電を受けた経歴を記憶(メモリ)」しているように見えるのでそう呼ばれています。

 同じぐらい放電したところからの再充電を繰り返していると、この傾向は顕著になります。結果的に、再充電ポイントを超えても放電を継続する時に電圧が急降下します。機器側のバッテリ容量検知は放電電圧で判定しているため、電圧の急降下により「バッテリ切れ」と判定されるようになります。

メモリ効果が発生する原因は、実はよく分かっていませんが、再充電時に放電不可能な物質が蓄積していく、電極に使用している金属の合金が生成され、充放電サイクルに戻らなくなるなど、いくつかの説があります。

原因ははっきりしませんが、現象の解決には、「深い放電」(バッテリを完全に使い切るまでの放電)が有効なことが分かっています。最近の製品では、充電器そのものに、充電前に一度バッテリを完全に使い切るまで放電する「リフレッシュ機能」がついているものも多くみられます。

 また、ニッカド電池やニッケル水素電池、特に後者では、放置しておくだけで特に機器類を使用しなくても放電する「自己放電」が比較的大きいという特徴があります。満充電の状態で放置し、少しだけ使ってはまた充電するような使い方では、再充電ポイントが高くなりやすく、すぐに使えなくなってしまいます。

劣化を防ぐためには、自己放電によるメモリ効果と容量低下を防ぐため、充電せずカラの状態で置くことが望ましいです。ただし、その場合いざ使用する時に、長時間の充電が必要になるというデメリットもあります。

最近の製品は、自己放電を抑えると同時にわずかに電圧を高めています。自己放電が抑えられているため、充電状態で保存していても容量低下が起こりにくくなっています。また、電圧は、メモリ効果による電圧の降下が起こっても機器の検知ポイントを上回るように設定されており、機器の動作に対してメモリ効果の影響を受けにくくなっています。

リチウムイオン電池
ニッケル水素電池・ニッカド電池と比べたリチウムイオン電池の大きな特徴は、「メモリ効果がない」ことです。最近の携帯電話やパソコンのバッテリの多くが、リチウムイオン電池に置き換わっています。しかし、バッテリを使い続けているうちに、どんどんバッテリの持続時間が短くなっていくのが事実です。リチウムイオンバッテリの容量が減るのには、大きく3つの原因があります。

1つめの原因は、電極自体の劣化です。負極材料として使用されている炭素の分子構造が徐々に変化することで、炭素内に収められるリチウムイオンの量が減ります。この変化は熱によって加速され、また充電されている状態でも加速されます。
  例えば、携帯電話を自宅で毎晩充電器に載せるような使い方をしていると、バッテリはほぼ常に満充電状態になります。この状態で暑い屋外に外出したり、車のダッシュボードに放置したりすると、バッテリの劣化は急速に進行します。
  また、充電量30%以下・保存温度15℃以下であれば、1年間の保存でも数%の容量劣化で収まりますが、満充電・45℃で保存すると、6ヶ月間の保管で60%程度の容量レベルにまで劣化するという調査結果もあるそうです。

2つめの原因は、バッテリパックに内蔵された調整用コンピュータです。リチウムイオンバッテリは充電時の電流・電圧を細かくコントロールする必要があるため、過充電・過放電を防止するためのコンピュータがバッテリパックに内蔵されています。充放電を繰り返しているうちにコンピュータの精度に狂いが生じ、実際にはまだ充電できる状態で充電が止まってしまうことがあります。この現象は、バッテリの完全放電によって調整できますが、放電しすぎで過放電(放電しすぎて電圧を加えても、充電のための化学反応が発生しない状態)にならないように注意が必要です。

3つめの原因は、バッテリパック内のセルバランスの崩れです。携帯電話のような小さいバッテリでは、バッテリパック内には1つのセルしかないのであまり問題になりませんが、ノートパソコンなどの大容量のバッテリに内蔵されているセルによって、同じ時間使用していても「バッテリ切れ」が表示された時点での放電量に差がでてきます。

 バッテリの充電器は、セルのうち1つが満充電になると「充電完了」と判断して、充電を終了します。そのため全体としてみれば満充電ができていない状態となります。

充放電を繰り返すたびにセルバランスの崩れは大きくなっていくため、全体として容量が低下するようにみえます。できるだけ充電回数を少なくする使い方をすることが劣化を防ぐためのポイントになります。

今後のエコ消費のためのアドバイス
まとめると、リチウムイオンバッテリの劣化を防ぐためには、充電回数をできるだけ少なくするために、できるだけ使ってから一気に充電します。また、長期間使わない場合は「電池の充電量を50〜80%程度まで減らして」「高温にならないところ」で保管することが重要です。

電池の種類別に、劣化の仕組みと長持ちさせるためのコツをみてきましたが、注意して使用しても、電極や電解液の経年劣化による性能低下は避けられません。バッテリの持ちや充電にかかる時間をよく見て、適切な時期に交換しましょう。

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iOS 15に期待! iPhoneの画面がもっと見やすくなるよ

iOS 15とiPadOS 15以降、便利な文字サイズの調整機能が、デバイスのコントロールセンターに新しく登場。各アプリ(とホーム画面)の文字サイズを個別に設定できるようになります。

コントロールセンターに文字サイズ調整機能を追加する方法
まず、「テキストサイズ」をコントロールセンターに追加します(右上から下にスワイプするとトグルが表示されます)。

iPhone、またはiPadで「設定」アプリを開いて、「コントロールセンター」に移動します。

「テキストサイズ」オプションの横にある緑色の「プラス(+)」アイコンをタップして、コントロールセンターに追加します。

そのあと、3行の「ハンドル」アイコンを使用して、「テキストサイズ」の位置を変えることもできるようになります。

コントロールセンターを使ってアプリの文字サイズを変更する方法
「テキストサイズ」を追加したら、文字サイズを変更したいアプリを開きます。

画面の右上から下(ホームボタン付きのiPhoneは下から上)にスワイプしてコントロールセンターを開きます。テキストサイズアイコンの 「Aa」をタップします。

下部で、「(アプリ名)のみ」オプションに切り替えます。 デフォルトではOS全体の文字サイズを変えるようになっています。

ここでは、上下にスワイプして、文字サイズを80%から310%まで変更することができます。

画面を下から上(ホームボタン付きのiPhoneは下から上)にスワイプして、コントロールセンターを閉じます。 新しい文字サイズがすぐに表示されます。

デフォルトのサイズに戻したい場合は、コントロールセンターから「テキストサイズ」(「Aa」)ボタンをタップし、アプリのみのオプションに切り替えたあと、「100%」に戻します。

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スマートフォンを毎年買い換えなくていい5つの理由

この10年、スマートフォンの進化は著しいものがありますが、2年前のモデルでさえ、ほとんどのユーザーにとっては十分なレベルです。

ですから、過去1年間に最新機種を買ったなら、次の機種にアップグレードする必要はありません。

これは、iPhoneにもAndroidにも当てはまります。

今回は、スマホを毎年買い換えなくてもいい理由を5つ挙げましょう。

1. 昨今のスマホのアップグレードは微々たるもの
スマートフォンが登場した頃には、毎年、画面のサイズや解像度、カメラの機能アップ、速度の向上など、機能面での大幅なアップグレードがありました。

現在でも機能面でのアップグレードはありますが、普段使いで実感するほどではありません。

たとえばカメラ機能がアップしたとメーカーが言っていても、撮った写真は以前の機種で撮ったものとそれほど変わらないように思えます。

今ある中〜高価格帯のスマートフォンのほとんどでは、良い写真が撮れます。最高レベルのカメラと十分良いカメラの微妙な違いは、本当に細部に目を向けなければわかりません。

2. スマホは最低2年間は十分使える
スマホのリチウムイオン電池は時が経つにつれ劣化しますが、1年経ったからといって交換しなければならないわけではありません。

ほとんどのバッテリーは購入後少なくとも2年間は最適なレベルで作動するようになっています。

そうでないなら、デバイスの充電方法を見直したほうがいいかもしれません。

iPhoneを例に見てみましょう。

2年間平均的に使った後でも、最大バッテリー容量の80%を維持するようになっています。

これは、デバイスのバッテリー寿命が10時間だったとすると、1年後でもフル充電で約9時間使えるということですから、それほど悪くはありません。

3. 何年間もソフトウェアアップデートに対応している
高性能のスマホを購入した場合、少なくとも2年間はソフトウェアのアップデートに対応している可能性が高いと思います。

Androidの場合は、メーカーの更新ポリシーによって異なります。SamsungやOnePlusなどの人気ブランドではAndroid OSアップデートが2〜3回と、さらに1年間のセキュリティアップデートが保証されています。

しかし、ソフトウェアのアップデートに関しては何と言ってもAppleがベストです。

iPhoneなら、リリース後数年間はOSアップデートに対応しています。Appleは正確な数値を発表していませんが、ほとんどの場合ではだいたい5〜6年間です。

その良い例としては、iOS 9がプリインストールされた2015年発売のiPhone 6Sです。6年後でもiPhone 6SはきちんとiOS 15をサポートしており、この機種は2022年、7年目までサポートされます。

4. 払っただけの価値がない
フラッグシップのスマートフォンが6〜7万円だった時代を覚えていますか。そんな時代はもはや過去になりました。

この数年間は機能面のアップグレードは段階的なのに、スマホの価格はかなり上がっています。今では、10万円を超える高級スマホという新カテゴリーが登場しました。これらのスマホは、フラッグシップとして位置づけられています。

たとえば、iPhone 6 Plusが最高レベルのiPhoneだった時には、携帯キャリアと提携していないもので749ドルでした。

7年後、その値段では、iPhone 12ラインナップの中で一番安価なiPhone 12 miniしか買えません。現在のiPhoneで最高機種を手に入れるには、最低ストレージを備えたiPhone 12 Pro Maxに12万9580円を払わなければなりません。

5. 性能の違いには気づかない
メーカーはハードウェアの仕様をアピールしていますが、スマートフォンのRAMとプロセッサの性能はもはや以前ほど重要ではないレベルに達しています。

熱烈なマルチタスカーではない限り、8GBと12GBのRAMのスマホの違いに気づくことはないでしょう。

プロセッサも効率と速度の点では毎年向上していますが、実際には日常使いでは性能の違いはわからないはずです。

昨年高性能のスマホを買ったなら、1〜2年間はほとんどのタスクを処理するための堅実なプロセッサがあるということですから、数字に踊らされないように。

毎回買い換えなくていい
どのスマートフォンでもメーカーの宣伝文句を聞くと、1年前のスマホがすでに時代遅れのように感じてしまいますが、ほとんどの場合は買い換える必要はありません。

ユーザーに新しいモデルを買いたいと思わせるようにするのが、企業のマーケティングですから。

現在、低価格帯から中価格帯のスマートフォンを使っているならアップグレードのために買い替えるのはわかりますが、そうでないなら最新のフラッグシップ機種は必要ないでしょう。

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当店は2013年にオープンしたバッテリー専門店です。開店以来、個人から法人の方まで幅広くご利用いただいております。

古い商品だけどどうしても使い続けたい、買い換えや修理に出すよりも安く済ませたい、といった方々にご活用いただいております。

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ダークモード「スマホのバッテリーを長持ちさせる」は本当か?

有機EL(OLED)ディスプレイを搭載したスマホは、ダークモードに設定するとバッテリー寿命を延ばすのに役立つと広く信じられています。

これは、OLEDディスプレイが黒っぽいコンテンツを表示する時にわずかな電力しか消費しないからです。

一方、明るい色のコンテンツを表示するには個々のピクセルをオンにしなければならないので、消費電力は増えがちです。

しかし、新しい研究によって、ダークモードでバッテリー寿命が大幅に改善される可能性は低いことが示されました。

ダークモードがバッテリー寿命に与える影響はわずか
パーデュー大学の研究者らが行なった調査で、ダークモードによってスマホのバッテリー寿命が目に見えて向上するわけではないことが判明しました。

調査対象は、Google Playストアで最も人気のある、Google マップ、Google ニュース、Google電話、Googleカレンダー、YouTube、電卓のAndroidアプリ6本です。

テストはGoogle Pixel 2、Pixel 3、Pixel 5、Moto Z3を用いて行なわれました。

研究チームは、各ピクセルの消費電力を測定するフレーム毎OLED電源プロファイラ(Per-Frame OLED Power Profiler、PFOP)と呼ばれるツールを開発し、それを使ってダークモードが各アプリの1分間のアクティビティにどのように影響するかを分析しました。

この研究では、大部分のユーザーにスマホの自動輝度を有効化している傾向があることを念頭に置いています。

つまり、屋内でのディスプレイの明るさは約30〜40%に保たれているということです。

ディスプレイの明るさが30〜50%の間でダークモードを有効にすると、平均して約3〜9%の電力しか節約できないことが判明しました。ただし、これはスマホによって異なるということです。

また、節約できる電力の差が非常に小さいため、ほとんどのユーザーは違いに気づかないこともわかりました。

ただし、輝度レベルが高いほどダークモードにした時の電力節約は高くなると研究者は述べています。

100%の明るさでライトモードからダークモードに切り替えると、平均で39〜47%のバッテリー電力が節約できました。

ダークモードであれば、高い輝度でもバッテリーの消費は速くならない
この研究からわかった興味深い点がもう1つあります。

それは、明るいテーマで低輝度のOLEDディスプレイが消費する電力量が、ダークモードを有効にした高輝度レベルで消費される電力量と同じだということです。

たとえば、Pixel 5のGoogle ニュースアプリでは、ダークモードで輝度を50%に設定した場合と、ライトモードで輝度を20%に設定した場合とで消費する電力量が同じであることがわかりました。

これは、ダークモードを使っている時に、パワーペナルティをそれほどかけずにスマホの明るさを上げられるということを意味しています。

この研究で、スマホのバッテリー寿命を延ばすためだけにダークモードにしても大した違いはないということが明らかになりました。

また、ダークモードは目に優しいと言われていますが、これは研究では測定できないものです。

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ノートパソコンで、バッテリをフル充電しても数分で切れてしまう場合の対処方法について教えてください。

はじめに
ノートパソコンでバッテリを充電してもすぐに切れてしまう場合、接触不良やバッテリの劣化などが考えられます。
バッテリを接続した状態で電源コンセントにつないで使用していると過充電となり、さらに熱によって劣化が早まることがあります。
また、長期間使用していなかった場合はバッテリが過放電となり、充電ができないなど故障の原因になります。
以下の対処方法を行い、バッテリの状態を確認してください。

1. バッテリの接触不良
バッテリと本体の接触不良の可能性があります。
バッテリパックが取り外せる機種の場合、3~4回バッテリの取り外し取付けを繰り返し、金属部分の接触不良がないようにします。

2. バッテリのリフレッシュが必要な状態
バッテリの充電回数が多くなると、劣化が起こります。「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」を利用してバッテリのリフレッシュや不具合の診断を行ってください。

3. 放電を行う
パソコン本体に不必要な電気が帯電していると、正常に動作しないことがあります。
この場合、帯電している電気を放出するために、放電を行う必要があります。

4. バッテリの寿命
バッテリの寿命の可能性がありますので、バッテリの交換を行います。

ノートパソコンに適合しているバッテリパックを探す方法

ノートパソコンのバッテリー交換は,同一のパソコンの交換用バッテリーさえあれば、自分でで交換できます。さらに、バッテリー交換の方法は、非常に簡単であり、数分で終わります。

自分で交換できるケース
公式のオンラインストアなどで、純正のバッテリーパックを販売している場合は、自分で手軽に付け替えられます。
この場合バッテリーは外付けで、設計されています。
バッテリー本体の左右にある「ツメ」を開いて脱着します。
外側に開いて抜き取ります。

交換方法は、まずパソコンの電源を切り、全てのケーブルや接続機器を外します。
その後バッテリーパックを引き抜き、新しいものを取り付けるだけです。

ノート内蔵バッテリー交換
バッテリーが内蔵されているタイプのノートパソコンでは、内蔵型のPCバッテリとなっています。
裏蓋のネジをすべて外します。
※ビスの長さが違うパソコンもあるので、しっかりチェックしておきましょう。

開けると内蔵型バッテリーがあります。
他を傷つけないように静かに外します。
※コードでつながっている場合コードも外します。

ノートPCに適合したバッテリの購入方法
製品によって利用可能なバッテリパックの型番が異なるため、購入時は注意が必要です。

マニュアル本が付属しているパソコンなら、バッテリー番号が記載してあるのでその番号を検索して注文します。

マニュアル本がないパソコンの場合
ノートPCのバッテリーを外します。
バッテリーの裏側の製品番号を確認します。
型番、製造番号と記してあります。

購入の仕方
適合したバッテリーの型番がわかりましたら、bic-denchiで検索します。我々は、高品質のバッテリーの巨大さを提供します。すべてのバッテリーは、元の機器と互換性があるように設計されています。
5年以上前のパソコンの場合、新型がないことが多いですが、互換性のあるものなら大丈夫です。
互換性は、一応その型番も使用できるということです。

バッテリーを長持ちさせるコツとは?

バッテリーを使わない場合は、取り外しておこう
ノートパソコンを使用する際、ACアダプターばかりを使ってバッテリーを使わないという場合はバッテリーを取り外しておきましょう。
バッテリーをつけっぱなしにしておくと、それだけで劣化します。
ただし、パソコンの機種によってはバッテリーを取り外してはいけないものもありますので、必ず説明書で確認してください。
取り外したバッテリーは50%の充電をしてから保管します。
満杯でも空っぽでもバッテリーは劣化するのです。

過放電過充電をしない
パソコンのバッテリーが完全になくならないうちに充電すると、電池の持ちが悪くなります。
また、充電が終わってもつなぎっぱなしにしておいてはいけません。
バッテリーの残量が10%以下になり「充電してください」という表示が出たら、初めて充電しましょう。
また、充電しながらバッテリーを使用しても負担が大きくなって寿命が短くなります。
気を付けましょう。

タブレットパソコンのバッテリーは交換できる?
タブレットパソコンのバッテリーは、基本的に自分で交換できません。
バッテリーの不具合が起きた場合は、メーカーに連絡しましょう。
しかし、タブレットパソコンは寿命が短いため、バッテリーの寿命がそのままパソコンの寿命になることも多いです。
インターネット上にはタブレットパソコンのバッテリーを無理やり交換する動画も投稿されていますが、まねをしてはいけません。

バッテリーの処分方法とは?
パソコンのバッテリーは基本的に電池と同じ捨て方で構いません。
しかし、家電量販店の電池回収ボックスに入れると、リサイクルされます。
自宅の近くの店舗に電池回収ボックスがある場合は、ぜひ利用してみてください。

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