GoogleのDiscoverが「クルクル」で読み込み・表示されない不具合が発生中

Androidスマートフォンにデフォルト搭載されている「Google Discover」。

ホーム画面を右スワイプするとユーザーの関心などに基づいておすすめのコンテンツを表示する機能ですが、今回、このDiscoverでかなり広範囲な不具合が発生していることが判明しました。

Discoverっが「くるくる」回ったままで読み込み・表示されない
具体的にはこのDiscover画面を開いても、画面上に読み込み中を示す円がクルクルと回ったまま、コンテンツが読み込まれず、表示されないというもの。

Xなどで複数の報告が上がっており、調べてみると海外でも同様の報告が大量にあることが判明しました。

この問題、どうやらGoogleアプリの最新アップデートが原因である可能性が高そう。

国内ではPixelユーザーからの報告が多いという印象がありますが、これはおそらくPixel向けにGoogleアプリの最新アップデートが優先的に展開されるだけで、他の機種でも徐々に報告は増加している模様です。

ネット上ではGoogleアプリのアップデートをアンインストールすることで改善するという情報もありますが、これはおそらくDiscoverを最初に開いた1回目のみ有効。ページを更新しようとしたり、一度ホーム画面に戻って再びDisocverを開くと同じ「くるくる状態」に戻ってしまいます。

よって、現時点でユーザー側でできる有効な対処法はなさそう。

ただ、Google公式フォラム上からの情報では、これは「既知の問題」とのことで、近々アップデートで修正される可能性は高そうです。

ちなみにこのDiscoverからのコンテンツはChromeブラウザーで新規タブを表示した時にも画面下部に表示されます。
同機能を使い続けたい、というかたはしばらくChromeから代用、という方法しかなさそうです。

POCO F6 Pro、Xperia 1 Vや他のSD8Gen2搭載機と比べるとバッテリー評価はイマイチ

昨日シャオミが発表した準ハイエンドモデル、POCO F6 Pro。

Snapdragon 8 Gen 2搭載にも関わらず、国内では69,800円という驚きの価格で発売され、かなり注目度が高いという印象です。

そして今回、GSMArenaが同モデルのレビュー記事を早速掲載。
その中で、このPOCO F6 Proのバッテリー持ち評価に関してはいまいち、という結果がでていました。

国内で展開されているXperia 1 Vや5 V、Galaxy S23やS23 Ultraといった同じSnapdragon 8 Gen 2搭載モデルと比較しても:

ディスプレイサイズ同クラスのXperia 1 VやGalaxy S23 Ultraといった機種と比較してもバッテリー持ちではかなり劣ることが分かります。

また、特に動画再生時の電池持ちが他機種と比べてかなり短いのは気になるところ。

さらにディスプレイサイズが異なるとはいえ、POCO F6 Proはバッテリー持ちではあまり評判の良くない3900mAhバッテリー搭載のGalaxy S23にも劣っています。

Snapdragon 8 Gen 2自体、評判の悪かった前世代チップと比べると電力効率はかなり向上しているはずなので、なぜPOCO F6 Proだけがバッテリー評価がいまいちなのかは謎です。

「Galaxy A55 5G」のそっくりスマホ「Galaxy A35 5G」が海外で販売中 何が違う?

日本でも5月8日に発表されたサムスン電子のミドルレンジモデル「Galaxy A55 5G」は5000万画素カメラを搭載しており、ハイエンドモデルのGalaxy S24シリーズの下位に位置する幅広い層をターゲットにしたモデルです。

 Galaxy A55はAシリーズの中核に位置付けられ、現時点でGalaxy Aシリーズ最上位モデルとなります。2024年のGalaxy Aシリーズはエントリーレベルの「Galaxy A05」から順に、「Galaxy A15」「Galaxy A25 5G」そして「Galaxy A35 5G」なども海外で展開されています。このうちGalaxy A35 5GはGalaxy A55 5Gと同時に発表されており、両者は細かいスペック以外はほぼ同一の姉妹モデルとなっています。

 両者のディスプレイサイズは6.6型(1080×2340ピクセル)で表面はコーニングの「Gorilla Glass Victus+」でカバーされています。インカメラはGalaxy A55 5Gが3200万画素、Galaxy A35 3Gが800万画素と大きく異なり、その分Galaxy A35 5Gの方が安価です。

 カメラ性能はGalaxy A55 5Gが5000万画素+1200万画素+500万画素、Galaxy A35 5Gが5000万画素+800万画素+500万画素で、広角とマクロは同じスペック。Galaxy A35 5Gは超広角の画質を下げています。しかし3つのカメラレンズの配置や大きさは同等なので、両者の見た目上の区別はますますつきません。背面処理に違いが見られますが、これは本体カラーが違うからで、Galaxy A55 5GとGalaxy A35 5Gは海外では「Awesome Iceblue」「Awesome Navy」「Awesome Lilac」「Awesome Lemon」という同じ4色で展開されています。

 Galaxy A55 5Gは側面の電源キーの下部以降をフラットにした特徴的なデザインですが、これもGalaxy A35 5Gは同等です。外観だけで両者を区別するのは難しそうです。

 Galaxy A55 5Gは他の機種にはあまり見られない、SIMトレイを本体上部に配置していますが、こちらもGalaxy A35 5Gは同じです。そもそも両者同じ内部構造でマザーボードなど基板類もほぼ同一設計なのでしょう。こうなると本体サイズも同じに見えますが、Galaxy A55 5Gは77.4(幅)×161.1(高さ)×8.2(奥行き)mm、213g。Galaxy A35 5Gは78.0(幅)×161.7(高さ)×8.2(奥行き)mm、209gです。両者わずかにサイズが違うのでケースを共用できるかは不明です。全く同一のサイズにしてくれた方がケースメーカーも楽だと思うのですけどね。

 なお、プロセッサはGalaxy A55 5GがサムスンのExynos 1480、Galaxy A35 5Gが同じくサムスンのExynos 1380という違いがあります。日本市場にA35ではなくA55が投入されたのは、より高い性能を求めるユーザーが多いからなのかもしれません。海外ではGalaxy A55 5G、Galaxy A35 5GどちらもGalaxy Sシリーズほどの性能を求めない消費者に人気となっており、今後はケースの種類も増えて日本でも選択肢の幅が広がりそうです。

ソニーの次世代小型ハイエンド「Xperia Pro-C」の画像とスペックがリーク

ソニーの2024年新型スマホ、と言えば、ここ1週間ほどでXperia 1 VIとXperia 10 VIの画像やスペックが一気に流出。
あとは正式発表での細かな仕様や価格情報などを待つばかりといった感じです。

そんな中、これまで情報がほとんどなかったソニーの新型コンパクトXperiaも出るに関して興味深い情報が見つかりました。

有名リーカー、Zackbucks氏の投稿へのコメント欄に掲載されていた情報:
「Xperia Pro-C」という機種名の小型「Pro」モデルに関すもので、画像は正面からのもののみ。

ただ、端末下部の右側面のシャッターボタンらしきものが搭載されているのが分かります。

そして今回の情報によるとこのXperia Pro-Cのスペックは:
ディスプレイ:6.0インチ 2K120Hz OLED(反射防止コーティング付き)
チップセット:Snapdragon 8 Gen3
メモリ/ストレージ:12+256GB
バッテリー:5000mAh 45W PD USB-C 10G
メインカメラ:50MP、1.0インチタイプ、20mm F1.8 OSS、12ビットRAW & 14ビットDCG RAW
12MP 120FPS JPG/60FPS RAW(AE/AF付き
4K120P 10Bit 420 S-LOG for Mobile & HLG サポート Sony S-Cine tone & Creative Look
12MP Type 1/2.9インチ、20mm F2.0 AF 4K60FPS HDR with Sony Creative Look
これまでのXperia ProシリーズはすべてXperia 1シリーズと同じ6.5インチディスプレイなので、6インチという小型Proというのは興味深いところ。

また、リアカメラについてはこの記述だとデュアルともトリプルとも受け取れますが、少なくともメインカメラが50MPの1インチセンサーを搭載することは間違いなさそうです。

そういえば少し前に、6インチスクリーンと1インチカメラセンサーを搭載した謎のソニー製端末に関する情報がありましたが、この時点ではこの端末は「スマホかどうかはわかない」とのことでした。

が、6インチ画面と1インチセンサーという共通点からすると、今回の情報と関連性があるのかもしれません。

Xperia 5シリーズが廃版となる代わりに、小型ハイエンドが5シリーズとProシリーズの統合モデルとして登場!なんてことになったら結構興味深いことになりそうです。

ソニーの「3回OSアプデ」Xperia 1 VI以外の旧型Xperia機種も対象になる可能性が浮上

最新フラッグシップ、Xperia 1 VIの発表時に初めて3回のOSアップデートおよび4年間のセキュリティアップデート対応を明言したソニー

GalaxyのフラッグシップやPixelが7回、他社も大半は4~5回のOSアップデートを保証している中で「3回ではまだまだ対応が不十分」という批判的な声もみられますが、とりあえず一歩前進した、という点では評価したいところです。

そして今回、この「3回OSアプデポリシー」がXperia 1 VI以外の機種にも適用される可能性が出てきました。

“ソニーのイベント(日本のタッチ&トライイベントでしょうか?)に参加した友人によると、ソニーが既存のXperia機種にも3回のOSアップデートを提供することを検討しているとのこと。
あまり期待せずに朗報を待ちましょう”

要はXperia 1 VI以外の旧型Xperia機種の一部も3回のOSアップデート対象になる可能性があるとのこと。

ただ、情報が正確なものだとしても「検討中」とのことなので、内部でもまだ未確定である可能性が高そう。

さらに今回の新機種でも3回のOSアップデートが約束されるのはXperia 1 VIのみで、ミッドレンジの10 VIは2回のまま。

よって、仮に3回のOSアップデート対象機種が増えるとしても、Xperia 1 V/5 Vまで。かなり楽観的にみても1 VI/5 VIまでではないかと思われます。

まあ、この投稿者の言う通り、あまり期待せずに続報を待つとしましょう

Google I/Oで明かされたAndroidの進化 日本で「Googleメッセージ」開始、RCS対応でKDDIと連携

Googleは、5月14日から15日(現地時間)に渡り、米カリフォルニア州マウンテンビューで、開発者向けイベントの「Google I/O」を開催している。14日の基調講演では、同社CEOのスンダー・ピチャイ氏ら幹部が登壇。生成AIモデルGeminiの最新版である「Gemini 1.5 Pro」や、高速版の「Gemini 1.5 Flash」を発表するとともに、Google DeepMindが開発中のAIエージェント「Project Astra(アストラ)」を披露した。

OpenAIの「GPT-4o」に真っ向から対抗 よりリアルなシーンでAIを生かす方法を提示
 ピチャイ氏が、冒頭、「われわれは10年以上に渡ってAIに投資してきた。そして、研究開発や製品、インフラといったあらゆるレイヤーに革新を起こしてきた」と語ったように、基調講演はAIに特化したストーリーで組み立てられていた。上記のGeminiやAstraはもちろん、AndroidやGoogleの各サービスに、どのような形でAIが生かされていくのかといった内容が話題の中心だった。

 Google I/Oの会期前日にあたる13日(現地時間)には、OpenAIがマルチモーダルに対応した「GPT-4o」を発表しているが、それに真っ向から対抗した格好だ。AIの性能披露に特化していたOpenAIに対し、ユーザーに定着しているサービスを抱えるGoogleは、よりリアルなシーンでAIを生かす方法を提示しているようにも見えた。AndroidでのAI活用は、その一例といえる。

GeminiをAndroidのAIアシスタントとして採用、画面上でオーバーレイする新機能も
 Androidはそれをユーザーに広げる最大のプラットフォーム。基調講演でも、AIをコアにしたAndroidの新機能が大々的に紹介された。その1つが、サムスン電子のGalaxyや、GoogleのPixelが対応している「かこって検索」だ。この機能が進化し、方程式を解いたり、数学の証明問題を解いたりといったことが可能になる。かこって検索は、現在対応端末が限定されているが、Googleによると、2024年末までに2億台で利用可能になることが明かされている。

 もう1つが、GeminiをAndroidのAIアシスタントとして採用していく方針だ。現在、一部の端末には通知が届き、アシスタント機能をGoogleアシスタントからGeminiに置き換えることが可能。ルーティンなどの家電をコントロールする機能の一部が非対応だが、生成AIを活用することで受け答えがより自然に、かつ賢くなる。

 基調講演で新たに紹介されたのが、画面上にオーバーレイする形でGeminiが表示され、生成されたテキストや画像をそのままバックグラウンドのアプリにドラッグ&ドロップできる機能だ。また、現状ではPDFの要約は、スクリーンショットを送る形になっているが、これも直接その中身を読み取れるようになる。

さらに、Androidでは、オンデバイスのAIも強化。新たに詐欺電話の内容を解析して、それをユーザーに警告する機能にも対応していく。GoogleでAndroidなどのプロダクトマネージメントを統括するサミール・サマット氏は、こうした一連の機能を「Androidだけ」と強調。iOSに比べ、AI活用が進んでいることをアピールしていることをほのめかした。

新AIエージェント「Project Astra」を試してみた
 現状ではあくまでプロジェクトという位置付けで製品にはなっていないが、Project Astraも、スマホのマイクやカメラといったデイバイスから得た複数の情報を分析、活用するマルチモーダルのAIだ。こちらは、囲碁プログラムの「AhphaGo」や「AlphaGo ZERO」を手掛けてきがGoogleのDeepMindが開発。Geminiも統合している。

 基調講演もデモでは、カメラを通じてオフィスの中にあるさまざまな物体を認識しつつ、ユーザーの質問にテンポよく回答していく映像が流された。しかも、Project Astraは、その情報を記憶しており、最後にメガネがどこにあるのかを言い当てることまでできた。Project Astraは、2024年にGeminiに搭載されることになるという。

 Google I/Oの会場では、そのProject Astraを実際に試すこともできた。筆者が選んだのは、画面上に描いたものが何かを言い当てるゲーム。線を描いていき、Project Astraに質問を投げかけると、それが何かを説明しようとする。絵を書き進めていくと、答えがより正解に近づいていく格好だ。その様子は、以下の動画を確認してほしい。

Android 15にアプリの存在を隠す新機能、日本での「Googleメッセージ」対応も発表
 基調講演からは漏れてしまったものの、会期2日目にはAndroidの新機能が多数発表された。Android 15の新機能として導入されるのが「private space」。これは、ロックをかけてアプリそのものの存在を隠すことができる仕組みで、指紋認証などをしない限り、それを呼び出せないようにできる。private space用に、別の認証を設定することも可能だという。

 「Theft Detection Lock(盗難検知ロック)」も、2024年後半に登場する新機能の1つで、ここにもAIが活用されている。ユーザーの手から奪い取られたデバイスが車などに乗せられたリ、走って持ち去られたりしようとしていることを検知し、これが有効になるとすぐに端末にロックがかかる。これとは別に、オンデバイスのAIを使い、詐欺の疑いがある動作をしているアプリを検出し、Goolgeに報告する機能も搭載される。Googleが有害行為を働いていると認めた場合、ユーザーに警告を出したり、アプリを停止したりするという。

 こうした機能と同時に、日本での「Googleメッセージ」対応も発表された。Android標準のメッセンジャ―アプリ「Googleメッセージ」は、RCS(Rich Communication Servieces)に対応しているが、日本のユーザーもこれを利用可能になるという。Googleは、RCSを活用したメッセージ体験のアップデートは、KDDIは協力会社と行っていくとしている。3キャリア標準のRCSとして「+メッセージ」を展開しているKDDIだが、これとは別に、Googleメッセージにも対応していくことになりそうだ。

モバイルバッテリーで充電できない場合のトラブルと解決法



ビジネスやプライベートなど、外出先でスマートフォンを使うことが多い方にとって命綱ともいえるモバイルバッテリー
ここでは、モバイルバッテリーでスマートフォンが充電できない場合に疑うべきことや、寿命を縮めない使い方のほか、買替えのタイミングの見極め方をご紹介します。

モバイルバッテリーでスマートフォンに充電できない原因は?
外出中に長電話やゲームをプレイして、バッテリー残量が心配になることがあります。そんなときにモバイルバッテリーがあると便利ですが、「接続しても充電されない」ということもあるかと思います。
ここでは、モバイルバッテリーでスマートフォンに充電できない主な原因と、その対処法をご紹介します。

原因その1:モバイルバッテリー本体の寿命
スマートフォンに充電できない場合、まず考えられるのは、モバイルバッテリーの寿命です。
モバイルバッテリーは、充電回数を重ねることでバッテリー自体が劣化し、機能しなくなります。使用できる回数は諸説ありますが、一般的に300〜500回ほどといわれています。つまり、仮に毎日使用してれば、1年から1年半程度持つことになります。
ですから、使用して1年前後のモバイルバッテリーであれば、寿命を疑うべきでしょう。

原因その2:出力電力が不十分
「新品なのに時間をかけてもあまり充電できない」という場合は、モバイルバッテリーの出力電力が、使用しているスマートフォンに必要な電力を満たしていない可能性があります。
「緊急だから」といってコンビニで安いモバイルバッテリーを買うのではなく、きちんとパッケージの出力電力を確認してから購入することで、このトラブルは避けられます。

原因その3:人為的ミスや商品の劣化による充電不足
モバイルバッテリーに接続しても充電されない場合、そもそもモバイルバッテリーに充電されていなかったというミスもありえます。
また、きちんと充電していたつもりでも、バッテリーの劣化が原因で充電時間が不足していたということも考えられます。この場合、少しは充電されるものの、実際に使用するには十分でないレベルであることがほとんどです。モバイルバッテリーのバッテリー残量も確認できる製品であれば、常に残量を確認する習慣をつけると良いでしょう。

原因その4:充電用ケーブルの不具合
充電用ケーブルの不具合も、モバイルバッテリーでスマートフォンに充電できない原因のひとつです。もし、「昨日まではきちんと充電できていた」というのであれば、最も疑うべきはケーブルの断線です。ケーブルの一部が切れているといった場合はすぐに気付くと思いますが、内部で断線している場合は目視で確認できません。このような場合は、別のケーブルを使って確認してみましょう。
なお、新たにケーブルを購入する際には、必ず充電専用、もしくは充電通信両対応のケーブルを購入する必要があります。

原因その5:スマートフォン本体のトラブル
モバイルバッテリーでスマートフォンに充電できない原因として、スマートフォン本体のトラブルということもあります。「さっきまで使っていたスマートフォン」だとしても、その可能性はゼロではありません。「充電が切れそうになる前にバッテリーが熱かった」「バッテリーが膨らんでいる気がする」といった場合は注意が必要です。
スマートフォンのバッテリーが熱くなりすぎると、充電できないようにするセーフティ機能を持った機種もあります。スマートフォンが熱い場合は一度充電するのをやめ、冷めてから再度試してみましょう。

モバイルバッテリーを長く使うために
モバイルバッテリーでスマートフォンに充電できない原因はいくつかありますが、一番注意すべきは、モバイルバッテリー本体のトラブルです。そこで、モバイルバッテリーを使用する際の注意点についてご紹介します。

温度変化に注意
モバイルバッテリーに使われているリチウムイオンバッテリーは、高温と低温に弱い性質があります。例えば、最高の許容周囲温度は45℃といわれていますので、「真夏に日のあたる車の中に放置」したり、「火を使う調理器具のそば」などに置いたりすれば、寿命を縮めるだけでなく、事故につながるおそれもあり、とても危険です。
一方、最低の許容周囲温度は5℃。雪が降るシーズンや寒冷地でなければあまり心配する必要はありませんが、こちらも併せて注意しましょう。

バッテリー残量に注意
モバイルバッテリーは、残量がゼロのままで放置すると「過放電」となり、劣化して寿命が縮まってしまいます。常に100%の満充電である必要はありませんが、1回の充電で何度も充電できる大容量のモバイルバッテリーだとしても、一度使用したらその都度充電する習慣をつけるといいでしょう。

モバイルバッテリーからの充電中はスマートフォンを使わない
モバイルバッテリーで充電中のスマートフォンを使用しているシーンをよく見かけますが、このような使用にはリスクがあります。というのも、スマートフォンを使用することで発生する熱と、充電することで発生する熱が重なるからです。
バッテリーが熱に弱いのは先に説明したとおりです。寿命を縮めるだけでなく、最悪爆発といった事故につながる危険性もあります。

モバイルバッテリーを充電中の状態で放置しない
モバイルバッテリーが満充電になったのにもかかわらず、コンセントを抜かずにそのまま放置していたことはありませんか?この状態では、繰り返し充放電がされてしまうためバッテリーが劣化し、寿命を縮めてしまいます。100%の満充電になったら、充電中の状態で放置しないようにしましょう。

モバイルバッテリーを買い替えるタイミング
いくらモバイルバッテリーの寿命を縮めないように注意しても、劣化を避けることはできず、ある程度使用すれば買替えが必要となります。いざというときに「充電できない」といった事態を避けるためにも、買替えのタイミングを見逃さないよう、日頃からモバイルバッテリーの小さな不具合を見逃さないことが大切です。
ここでは、実際にモバイルバッテリーを買い替える際の注意事項をご紹介します。

本体が膨らんだり熱を持ったりするようになった
買い替えるタイミングの中で一番注意すべきは、モバイルバッテリーのトラブルです。バッテリー本体が膨らんでいる、熱くなっているといった場合には、爆発や火災の原因となるおそれがあるため、即使用を中止しましょう。

充電に時間がかかる、またはバッテリーの減り方が早い
充電時間の長さや、バッテリーの減り方にも注意しましょう。リチウムイオン電池が劣化していくと、モバイルバッテリーへ充電する時間が長くなったり、使っていないのにバッテリーの減りが早くなったりします。すぐに使えなくなるわけではありませんが、買替えのタイミングが近いと考えてください。

長期にわたって使用したら買い替える
リチウムイオンバッテリーには寿命があります。充電回数を少なく見積もって300回程度と考え、自身の使用頻度に合わせてどれくらい持つかを事前に認識しておきましょう。

使用ルールを守っていざというときに備えよう
モバイルバッテリーを使用する際には、さまざまな注意が必要です。日常の使用はもちろん、災害時の緊急事態にも対応できるよう、モバイルバッテリーの使用ルールを決め、それを守ることで、いざというときに使えないことがないようにしましょう。



Galaxy S25 Ultraの一部カメラ仕様がリーク!カメラ数は減るものの望遠カメラは大幅進化?

例年通りであればサムスンが来年の第一四半期に発表・リリースすることになる次世代フラッグシップ、Galaxy S24シリーズ。

同シリーズの最上位モデル、Galaxy S25 Ultraのカメラ仕様に関する新情報がリークされていました。

Galaxy S25 Ultraのリアカメラは4つ→3つに
Galaxy S24 Ultraのプロトタイプ情報を入手したという人物からのリークで、これによるとまず、Galaxy S24 Ultraのリアカメラは従来の4つではなく3つ。

標準カメラ、超広角カメラ、ペリスコープ型望遠カメラという構成で、これまでのもう一つの望遠カメラが廃止される模様です。

Galaxy S25 Ultraのメインカメラのセンサーサイズ、画素数は据え置きだけど…
また、メインカメラに関してはセンサーサイズと画素数は前モデルから据え置きとなるものの、「光を取り込む能力」が向上する模様。

Galaxy S25 Ultraのペリスコープ型望遠カメラは大幅進化
Galaxy S25 Ultraのカメラ進化の最大の目玉はペリスコープ型望遠カメラとなるようで、まず、センサーが大型化され、さらに可変ズームも搭載。
焦点距離は2段階に固定され、1つは4~5倍ズーム、2つ目は6~7倍ズームになるとのこと。
よって、Xperia 1 Vに搭載されているような「連続可変ズーム技術ではない」模様です。

新「iPad Air」実機レポート 先代のiPad Proに近づき、普及価格帯の“ハイエンドiPad”に

Appleは、5月7日(現地時間)に製品発表会を開催。英ロンドンで「iPad Air」と「iPad Pro」の実機を公開した。ディスプレイに初めて有機ELを採用し、プロセッサもM4に刷新したiPad Proに注目が集まっている一方で、iPad Airも新たに13型版が加わり、ラインアップの幅を広げている。ここでは、そのiPad Airの特徴を、写真とともに見ていきたい。

画面サイズが大きくなって先代のiPad Proに近い存在に ただしFace IDは非対応
 機能的に1つ前の世代のiPad Proを踏襲しつつ、コストを抑えて普及を目指すモデルというのが、iPad Airの位置付けだ。11型版も正確には10.86型で、10.9型と表記していた第5世代のiPad Airとほぼサイズは同じ。高さ、幅、厚みなどのスペックも変わっていない。

上記のようなコンセプトのため、プロセッサには第4世代の11型iPad Proなどと同じ「M2」を採用しているが、違いもある。1つは、Face IDに非対応なこと。代わりに、トップボタンに指紋センサーを組み込んだTouch IDに対応している。この点は、前世代のiPad Airと同じだ。キーボードで利用する際に、指をボタンに当てなければならない点が変わっていないのは、少々残念なポイントだった。

 Face IDに非対応ながら、インカメラはベゼルの長辺側に組み込まれている。前モデルの第5世代iPad Airは、縦位置での利用に向いた短辺側に搭載されていたので、この点はリニューアルされた格好だ。仕様的な差分はあるが、位置に関しては、別稿で紹介したiPad Proと同じ。キーボードを装着するなどして、横位置で使う際に便利になっている。

 当たり前の話だが、13型版は11型版より表示領域が広くなっているため、同じコンテンツを表示した際に見える部分が増える。拡大表示をすれば、文字や映像を大きくすることが可能。こうしたメリットは、これまでiPad Proの専売特許だったが、より価格がこなれたiPad Airに降りてきた点が大きな特徴といえる。

Apple PencilやMagic Keyboardにも違いあり
 形状や機能の一部が前世代のiPad Proに近いため、誤解を招きそうだが、対応しているApple Pencilに違いがある点には注意が必要になる。第5世代までのiPad Airは非接触充電機能を備えた第2世代のApple Pencilと、ケーブルで充電するApple Pencil(USB-C)の2つに対応していた。これに対し、M2搭載のiPad Airは、新たに発表されたApple Pencil Proに対応している一方で、第2世代のApple Pencilには非対応になっている。

 逆に、Apple Pencil Proで利用可能なスクイーズでメニューを表示させたり、バレルロール機能でペンを回転させたりといった操作はきちんと検知する。Apple Pencil Proの新たな機能を利用したい人にはうれしい知らせといえるが、前世代からの買い替えだと、この部分がコストアップにつながってしまうことにもなり、一長一短といえそうだ。

 一方で、Magic Keyboardは前世代のものに搭載しており、M4搭載のiPad Pro用に設計されたものは利用ができない。最新仕様を取り入れつつも、一部は旧世代の資産を流用していることがうかがえる。

Xiaomi 14 Ultra唯一の死角はおサイフ/Felica非対応 発売への急展開が理由?

昨日シャオミが正式発表をしたXiaomi 14 Ultra。

同社がTシリーズ以外のハイエンドフラッグシップを国内展開するのは今回が初めてという事もあり、かなりユーザーの関心は高いという印象です。

しかし今回、この国内版Xiaomi 14 Ultraの仕様について、一点だけ残念な点があることが判明しました。

以下はシャオミ公式サイト内、Xiaomi 14 Ultraのスペック表の一部:

「NFC」の欄に「あり」とだけ記載されています。

おサイフ/Felicaに公式に「非対応」と明言しているわけではありませんが、同時発表されたRedmi Note 13 Pro+のスペック欄にはちゃんとおサイフケータイへの対応が明記されています。

また、発売日がかなり近いことから、これから変更になるという可能性もほぼ皆無なので、同モデルがFelica非対応であることは確定と言ってよいと思います。

ちなみにXiaomi 13T/13T Proなど、ここ数年国内で展開されるシャオミ製のミッドレンジ以上のモデルはすべておサイフ/Felica対応となっており、逆に同社の最上位モデルでFelica非対応というのはかなり意外とも言えます。

ただ、このXiaomi 14 Ultraは当初、国内リリースの予定はなかったようで、同社CEOがX上で国内ユーザーが同モデルのリリースを切望する投稿を見かけたことで急遽国内展開することになった模様。

そのため、時間的にもFelicaチップ搭載といった国内向け仕様を準備する時間がなかったことが背景になるのではないかと思われます。