メモリの使用状況を確認する Xperia 10 IV など一部の端末では、「メモリ」や「開発者向けオプション」などの項目が存在する。これらからメインメモリ使用率の最適化やメインメモリを多く使用しているアプリを探すことができ、使わないアプリやバックグラウンドで動いて多くのメインメモリを占有しているアプリを停止させたりすることで、端末の動作を軽くできる。
検索機能は「かこって検索(Circle to Search)」という名称に進化した。どのアプリでも円で囲むだけで、知りたい内容を検索できる機能だ。ホームボタンの長押しで検索エンジンのGoogleが起動し、検索したい箇所を丸で囲えば自動検索が開始される。囲い方は正確でなくてもいいという。なお、こちらはGalaxy特有の機能ではなく、Google標準機能がGalaxy S24シリーズにいち早く実装されたのだという。
プロセッサはどちらもQualcommのSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxy。メモリはS24が8GB、S24+が12GBで、内蔵ストレージはS24が128GB、256GB、512GB、S24+は256GBと512GBのラインアップで展開される。なお、microSDスロットは両モデルともに非搭載となる。
スマートフォンなどを対象としたワイヤレス充電規格「Qi」の国際標準化を推進する業界団体WPC(Wireless Power Consortium)は1月3日(米国時間)、2023年にQi仕様の次期バージョン「Qi2」(発音は”chee two”)を発表することを明らかにした。Appleの「MagSafe」の技術を採り入れて、より安定して効率的なワイヤレス充電を実現する。今年のホリデーシーズンにQi2認証を受けた携帯電話や充電器が登場し始める見通し。
WPCによると、Appleが同社のMagSafeテクノロジーをベースに構築した技術基盤を提供し、他の加盟企業とともにQi2の核となる新しい「Magnetic Power Profile」を開発した。Qi2をサポートするAndroidスマートフォンで既存のMagSafe対応アクセサリーを使用できるようになるかは現段階で不明だが、MagSafeがiPhoneユーザーにもたらした快適なワイヤレス充電体験を幅広いモバイル機器の間で相互利用できる環境が実現しそうだ。