Xperia 1 VIのベゼルには新素材「SORPLAS」を採用とのリーク

ソニーモバイルが5月に発表・リリースすることが予想されている2024年フラッグシップモデル「Xperia 1 VI」。

今回、Weibo上の有名リーカーよりこのXperia 1 VIに使われる「素材」に関して興味深い情報がでてきました。

内容としては、Xperia 10 Vでベゼルに使われている「SORPLAS」という樹脂素材がXperia 1 VIでも使われるとのこと。

同氏が未発表Xperiaの素材に言及するというのはかなりレアですが、ソニー公式サイトの説明によると「SORPLAS」は市場から回収された使用済みの水ボトルや、工場や市場から排出された廃ディスク、そしてソニーが独自開発した難燃剤などを原料に作られており、今やソニーの製品に限らず幅広い製品に採用されているとのこと。

また、リサイクルを繰り返しても劣化しにくい特長を生かし、今後は回収された”SORPLAS”を製品の原料として再利用することも期待でるという、要は環境にやさしい新素材のプラスチップといったところでしょうか。

なお、このSORPLASという素材ですが、ソニーの公式サイトを見る限り、確かにスマートフォンでは昨年のXperia 10 Vで初めて採用された模様。

そういえば先日、Xperia 1 VIのレンダリング画像から側面フレームに樹脂製のアンテナスリットがなく、このことから、側面フレーム自体の素材がアルミから「特殊な樹脂」に変更されるというリーク情報がありました。

この情報の信頼性はかなり微妙ですが、ひょっとして今回のXperia 1 VIにおける「SORPLAS」素材採用の情報と関係があるのかもしれませんね。

最新のXperia発表か ソニーが「Xperia SPECIAL EVENT 2024」を5月17日に開催

ソニーは5月17日(19時~21時30分)に「Xperia SPECIAL EVENT 2024」を都内で開催する。4月17日から4月30日23時59分まで、Xperiaのサイトで参加者を募る。抽選に当選した100人が参加でき、開発者による説明を聞くだけでなく、商品を体験できる。

 応募できるのは「My Sony ID」を取得し、抽選結果をメールで受信できる人。当選した場合は当選メール画面もしくは当選メールをプリントアウトし、イベント会場受付に提示する必要がある。当日の様子はソニーのSNSアカウントやWebサイトで公開される予定だ。

気になるXperiaのハイエンドモデル新作
 イベントの概要について「Xperia開発者が最新機能をリアルでご紹介」と説明されている。約1年前の2023年5月11日に「Xperia 1 V」が発表されたことを考えると、ここで最新のXperiaが発表される可能性が高い。

 Xperiaのハイエンドモデルは夏商戦期に向けて「Xperia 1」シリーズが発表され、冬商戦期には「Xperia 5」シリーズが世に出る傾向にある。ソニーは2023年10月13日に発売した「Xperia 5 V」で、アウトカメラを3つから2つに減らしつつ、イメージセンサーによって高画質で望遠したり、簡易動画編集アプリの「Video Creator」を内蔵したりするなど、撮影性能の向上だけでなく上位モデルXperia 1との差分もアピールしていた。

 2023年6月16日に発売されたXperia 1 Vではプロセッサに「Snapdragon 8 Gen 2」を採用し、電力効率が従来比で約40%改善。カメラ動作時の消費電力は従来比で約20%改善したとアピールされていた。また、冷却構造や3.5mmオーディオジャック、HDMI出力ポート(1080p/120Hz出力に対応)、LANポートなどを併せ持つゲーミングギア「Xperia Stream for Xperia 1 IV」がXperia 1 Vでも使えるようになるなど、Xperia 5シリーズとの差別化が図られている。

 2024年の1シリーズ最新モデルはどうなるのだろうか? ソニーに再び注目が集まりそうだ。

XperiaでAndroid 14アプデ後にカメラが起動しないトラブルと対処法

Xperiaスマートフォン向けのAndroid 14アップデート。
海外ではすでにXperia IVシリーズにも提供が開始されています。

一方、1/16時点で国内で提供済みなのは楽天モバイル版のXperia 5 VとXperia 10 Vのみですが、早ければ今週中にも他のキャリア版やSIMフリー版へのアップデートも開始されそうな雰囲気です。

そんな中、このAndroid 14バージョンアップをしたXperiaユーザーよりカメラが起動しないという不具合が複数上がっていることが判明しました。

Reddit上で報告が上がっているもので、具体的にはAndroid 14アップデート後のXperia 1 Vでカメラを起動しようとすると上のようなエラーメッセージが表示され、カメラが使えないというもの。

Xperiaでは(特にSD8Gen1搭載機)では過度な発熱などで一時的にカメラが使えなくなる、という報告はよく見かけますが、今回の症状はこれとは無関係な模様。

また、同様の症状はAndroid 14アップデートをした他のXperiaでも発生している模様です。

Android 14アプデでカメラが起動しなくなった場合の対処法
ただ幸い、この問題には改善・対処法がある模様:

「設定」→「開発者向けオプション」→ 「クイック設定開発者用タイル」
「センサーがオフ」のトグルをオン(有効)に(つまりセンサーをオフにする、ということ)
要はアップデートの何らかのプロセスにより、もともと「オン(有効)」だった「カメラセンサーOFF」の項目が勝手にオフになってしまっていることが原因のようです。

ただ、特に広範囲に発生しているという感じでもないので、おそらくアップデート前の何らかの設定や環境に依存した問題である可能性が高そう。

いずれにせよ、自己解決できる問題なようなので、すでにAndroid 14アップデート済み、あるいはこれからアップデートをする方でこのカメラが起動しないというトラブルが発生した場合はまずこの設定をチェックしてみましょう。

ソニー初の折り畳み式端末「Xperia F」はタブレットやゲーム専用機の可能性

2024年の新型Xperiaラインナップ、と言えば、Xperia 1 VI、Xperia 5 VI、Xperia 10 VI(いずれも仮称)。

一方、次世代Xperiaのラインナップに加わる端末としてたびたび噂に上がってくるのが折り畳み式のXperia、仮称「Xperia Fold」。

そんな中、そのフォルダブルXperiaに関すると思われる興味深い新情報が見つかりました。

要は5G(モバイル通信)機能を持たない(おそらくWi-Fi通信機能のみ)のフォルダブル端末を開発している日本のメーカーがある、とのこと。

一方、その「フォルダブルタブレット」のメーカーとしてはソニー、京セラ、そして厳密には日本メーカーではありませんが、シャープやFCNTといったメーカーの可能性がありそう。

ただ、「長細いディスプレイを搭載したスマホ」というのは21:9ディスプレイを指していると思われ、国内で21:9ディスプレイを搭載したスマホを展開しているのはソニーのXperiaだけ。
(海外では一応Motorolaが何度が21:9ディスプレイを搭載したスマホをリリースしています)

よって、もし今回の情報が事実であれば、これはソニー初のフォルダブル、いわゆる「Xperia F」「Xperoa Fold」ということになりそう。

なお、今回の情報にはこれが縦開きタイプのタブレットなのか、横開きタイプのタブレットなのか、といった情報には触れられていません。

が、縦開きだと、開いた時のディスプレイが相当な縦長になるので、タブレットであればやはり横開きと考えるのが妥当でしょう。

一方、これまで他メーカーでも折り畳み式のタブレットというのは発売しておらず、そもそもタブレットをコンパクトに折りたたむメリットというのもピンとこない部分があります。

ひょっとして横持ち使用を前提としたモバイル通信機能は搭載しないゲーム用端末、という可能性もあるのでしょうか。

そういえば、1年近く前に、ESATO上のXperia 1 Vや5 Vの外観画像をリークした実績のあるユーザーがソニーのフォルダブル端末について興味深い情報がある、という情報をリークしていましたが、ひょっとして「興味深い」というのはそれがスマホではなくタブレットになる、という点だったのかもしれませんね。

新型Xperia、ソニーが2024年前半に「ローンチ」するのは3機種とのリーク

2024年の新型Xperiaラインナップ。

先日、仮称「Xperia 1 VI」に搭載されると思われるカメラの詳細スペックがリークされるなど、今年に入り一気にリーク情報などが増えてきそうな気配。

また、今年はソニーがMWC 2024に出展することも判明しており、久々の同イベントでの新型Xperia発表という可能性も。(まだプレスコンファレンスの予定はありませんが)

そんな中、ソニーが2024年前半に発表、もしくはリリースする可能性のある機種「数」について新情報がリークされていました。

これ、普通に解釈すれば2024年の春ごろにローンチされるソニーの新型Xperiaは3機種。

そして「皆さんがご存じの2機種」についてはXperia 1 VIとXperia 5 VI、あるいはそれに相当する新ネーミングが割り当てられたXperiaということに。

一方、ソニーが新シリーズを投入でもしない限り、残りの1機種については「Xperia 5 VI」か新型Xperia、もしくはXperia ACE IVということに。

ただ、海外からの情報で、国内専売となる可能性の高いXperia ACEシリーズを入れている可能性は低そうなので、やはりXperia 5 VIあるいは新型Xperia Proである可能性が高そうです。

新型Xperiaを3機種「発売」とは限らない。。。
ただ、英語の「launch(ローンチ)」という言葉は「発表」とも「リリース」とも受け取れます。

また、機種によっては発表から発売までの期間が非常に長いソニー製スマホの場合、「発表」か「発売」の違いは特に大きな意味を持ちます。

実際2021年のIIIシリーズでは、春にXperia 1 III、5 III、10 IIIが同時発表されましたが、5 IIIのリリース時期は結局いつも通り、数か月後の秋でした。

また、初代Xperia Proも2020年の春先にXperia 1 II/10 IIと同時発表されましたが、発売は約1年後の翌年2月でした。

よって、今回もXpeira 1 VIとXperia 10 VI以外にXperia 5 VI(いずれも仮称)や新型Xperia Proの発表があったとしても、リリース自体は先になるという可能性も十分にありそうです。

ソニーの次世代コンパクトモデル「Xperia ACE IV」は別名でグローバル展開との噂

2024年の次世代Xperiaラインナップ。

機種命名ルールの変更やデザインの大幅変更など、まだ不確定な部分だらけといった感じですが、Xperia Pro IIのカメラスペックなど、その存在を示唆する有力情報も出てきており、少しずつではありますが信頼性の比較的高いリークが増えて生きているという印象です。

そんな中、今年のリリースはなかったコンパクトXperia、Xperia ACE IIIの後継モデルに関する情報がリークされていました。グローバル展開され、機種名も「番号」に変更?

下一代紧凑型 Xperia 将于明年发布,很可能在全球上市。 不过,型号名称中不会使用 “ACE”,而会像其他型号一样使用编号。

来年リリース予定の次世代コンパクトXperiaはグローバル展開されるようです。ただ、機種名に「ACE」は使われず、他機種同様にナンバリングが使われるようです。

Xperia ACEシリーズは初代からIIIまで国内専売モデルで、日本以外で展開されたことはありません。
が、次世代のXperia ACE IVに相当するモデルは海外でもリリースされるものの、機種名に「ACE」は冠さない、とのこと。

また、ナンバリング方式の機種名になる、ということはXperia 2、3、4、6、7、8、9のいずれかということに。(Xperia 8は一度使われているのでないと思いますが)

一方、現在のXperiaラインナップ1、5、10と数字が大きくなるほど下位モデルになってるので、Xperia 10シリーズよりも下位のモデルは11~という可能性も。

ただ以前、ソニー関係者とのインタビュー記事で、このナンバリングに「特に意味はない」との話も見かけたような気も。

なお、このXperia ACE IVに相当する次世代小型に搭載されるチップセットは順当なSnapdragon 4 Gen2ではなく、Snapdragon 6 Gen 1という噂もあります。

Xperia 5 Vを抜き新王者に!6500mAhバッテリー搭載のRed Magic 9 Proの驚異的な電池持ち

現行Androidフラッグシップでバッテリー持ちNo.1の機種、と言えばソニーのXperia 5 V。

GSMArenaは少し前にバッテリーテストのテスト方法を「Battery life test results v2.0」に一新し、この新テストでは先日、Xperia 5 Vがこれまで「バッテリーモンスター」と言われていたXperia 10 Vを抜いた、という件についてお伝えしました。

しかし今回、このXperia 5 Vを抜き、バッテリー持ち新王者の座を獲得した機種が出てきました。

新バッテリー王者となったのはZTE傘下のサブブランド、nubiaのSnapdragon 8 Gen 3搭載最新ゲーミングスマホ「Red Magic 9 Pro」。

さすがはゲーミングスマホ、ゲームプレイ時の電池持ちの良さが際立っています。

一方、同モデルのバッテリー容量は6500mAhという超大容量。
6500mAhバッテリーを搭載ということは、他のスペックがすべて同一であれば5000mAhバッテリー搭載モデルと比べて単純に3割電池持ちが良い、ということになるので、この結果はある意味当然ともいえます。

ちなみに現在のフラッグシップモデルのバッテリー容量は5000mAh前後が平均的ですが、どうやら2024年モデルでは5500mAh前後のバッテリーを搭載した機種が複数リリースされる模様。

一方、2024年モデルのXperiaでもバッテリー増量の噂はありますが、まだこれについては信頼性の低い情報です。

来年の仮称「Xperia 5 VI」や「Xperia 10 VI」がバッテリーモンスターの異名を奪還できるかどうか気になるところです。

なお、Red Magic 9 Proは少し前に国内での正式リリースも発表されました。(発売時期は未定)

サムスン、Galaxy S25/S25+でメインセンサ=を自社製→ソニー製に移行とのリーク

サムスンの次世代フラッグシップ、といえは、ここのところ情報が絶えないGalaxy S24シリーズ。

しかし今回、そのさらに次世代モデル、Galaxy S25シリーズのカメラに関して興味深い情報がリークされていました。

今回の情報によると、Galaxy S25およびS25+にはGN3センサーは搭載されず、代わりにソニー製センサーが採用されるとのこと。

ご存知のように、サムスンは現行のS23シリーズでもカメラセンサーは自社製とソニー製のミックスです。

一方、Galaxy Sシリーズは「大昔」は標準カメラにもソニー製センサーを採用していましたが、確かGalaxy S9ではExynosモデルのメインカメラには自社製センサーを採用。

そしてS10以降のモデルのメインセンサーは完全にサムスン製となったと記憶しています。(間違っていたらゴメンナサイ)

実際の性能は置いておいても、サムスン製センサーはまだブランド力という点ではまだソニーに大きく劣ることは確かで、そういった意味で、S25/S25+のメインカメラセンサーがソニー製になる、というのは多くのユーザーにとってプラス材料ではないかと思います。

ただ、サムスンが自社のフラッグシップで自社製センサーの搭載をやめる、というのはGalaxy S25シリーズというより、同社のカメラセンサー自体の評判にも影響しそうです。

ミッドレンジ初、Oppo Reno 11はソニーの新型センサー「LYT600」を搭載へ

ここ数日立て続けにリーク情報が出てきているOppoの次世代ミッドレンジシリーズ、Oppo Reno 11シリーズ。

今回、有名リーカーのDigital Chat Station氏がOppo Reno11およびOppo Reno11 Proのスペック情報をリークしていました。

Reno11 Pro
1.5K+120Hz 2160Hz PWMセンターシングルホール曲面スクリーン、Snapdragon 8+ Gen 1 LPDDR5X+UFS 3.1、IMX890メインカメラ+ IMX355ウルトラワイド+ IMX709 2倍望遠、4700mAh+80W、X軸モーター+ステレオデュアルヤン+プラスチックセンターフレーム、8.19mm/8.26mm 190g

Reno11
センターシングルホール曲面スクリーン、Dimensity 8200、LYT600メインカメラ+IMX355ウルトラワイド+IMX709 2X望遠、4800mAh+67W、7.59mm/7.66mm 184g

興味深いのは無印のReno11のカメラ仕様で、メインカメラにソニーのLYTIAセンサー「LYT600」が搭載されるという点。

なお、これまでのリーク・噂ではLYTIAセンサーシリーズの最上位モデル「LYT900」はXiaomi 14 Ultraに。
LYT800(あるいはLYT808)はOneplus 12やOppo Find X7シリーズに搭載されると言われていますが、ミッドレンジモデルにLYTIAセンサーが搭載、というのはこのReno 11が最初になりそう。

このLYT600搭載でミッドレンジモデルのカメラがどのような進化をするのか、非常に楽しみです。

Xperia 5 V向けのAndroid 14アプデは「来週」、IVシリーズへは12月中旬提供開始との情報

ソニーのXperia向けのAndroid 14アップデート。

今のところ、大半の海外版Xperia 1 Vと一部の海外版Xperia 10 Vに対しては提供済みとなっています。

一方、例年通りのパターンであれば1 Vと同時に提供されるされるはずのXperia 5 Vに対してはまだどこの国・地域でもAndroid 14アップデートは提供されていません。

そんな中、このXperia 5 V向け、そしてさらに1世代前のIVシリーズへのAndroid 14アップデート予定情報がでてきました。

Xperia 5 V向けのAndroid 14アップデートは「来週」とのこと。

タイミング的にこれが日本で言う「今週」を指すのか、その次の週を指すのかは微妙ですが、今回の情報が正しければ遅くとも12月6日の週には提供が開始されるということになります。

一方、Xperia 1 IVや5 VI (10 IVが含まれるのかは不明)に関しては12月中旬とのことなので、5 Vへのアップデート提供の1~2週間後、ということになりそうです。

ただ、この投稿者自身も言及しているように、ソニーのOSアップデートに関する情報は一応公式サポートからの情報でも不正確なこともあるので、鵜呑みにはできません。

よって、大体この程度の時期にアップデートが提供されそう、といった目安程度にしておいた方が良さそうです。