Xperia 5 V向けのAndroid 14アプデは「来週」、IVシリーズへは12月中旬提供開始との情報

ソニーのXperia向けのAndroid 14アップデート。

今のところ、大半の海外版Xperia 1 Vと一部の海外版Xperia 10 Vに対しては提供済みとなっています。

一方、例年通りのパターンであれば1 Vと同時に提供されるされるはずのXperia 5 Vに対してはまだどこの国・地域でもAndroid 14アップデートは提供されていません。

そんな中、このXperia 5 V向け、そしてさらに1世代前のIVシリーズへのAndroid 14アップデート予定情報がでてきました。

Xperia 5 V向けのAndroid 14アップデートは「来週」とのこと。

タイミング的にこれが日本で言う「今週」を指すのか、その次の週を指すのかは微妙ですが、今回の情報が正しければ遅くとも12月6日の週には提供が開始されるということになります。

一方、Xperia 1 IVや5 VI (10 IVが含まれるのかは不明)に関しては12月中旬とのことなので、5 Vへのアップデート提供の1~2週間後、ということになりそうです。

ただ、この投稿者自身も言及しているように、ソニーのOSアップデートに関する情報は一応公式サポートからの情報でも不正確なこともあるので、鵜呑みにはできません。

よって、大体この程度の時期にアップデートが提供されそう、といった目安程度にしておいた方が良さそうです。

Android 14に相当ヤバいバグ!ロックアウトや再起動ループ、勝手に初期化が発生

Googleの最新OS、Android 14。

すでにPixel 6以降のスマホ、タブレットに提供が開始されて1か月近くが経過しており、全体的な評価は上々。
これまではそれほど深刻な不具合・バグなどの報告はありませんでした。

しかし今回、Android 14アップデート後のPixelを特定条件下で使用する際に発生する、かなり「致命的」とも言えるレベルの重大なバグが発見された模様です。

テクノロジー関係のメディアでは非常に信頼性の高いars Techinicaが伝えたもので、これによると、Android 14へアップデートをしたPixel 6シリーズやPixel 7シリーズ、Pixel Tablet、Pixel Foldで、複数プロファイルを設定していると、ユーザーがデバイスのストレージからロックアウトされ、デバイスが「使えなくなる」というもの。

この問題は当初、Pixel 6シリーズのみで発生していると言われていましたが、その後被害報告が拡大。他のシリーズでも広範囲に発生していることが明らかになってきたようです。

Androidのユーザー・プロファイル・システムは、1つのデバイスで複数のユーザーを使用することができたり、また、「ホーム」と「仕事」のプロファイルを分割することで、重複するアプリを介して、仕事のデータと個人的なデータを分けて管理することができます。

しかし、今回のバグでは一つの端末に複数のプロファイルを設定して使っている場合に、特定のプロファイルのデータストレージにアクセスできなくなり、その結果、端末が再起動ループを繰り返したり、さまざまなエラーメッセージが表示、場合によっては端末が完全に工場出荷状態に初期化される例も発生している模様です。

そのため、同サイトでは複数プロファイル設定をしたPixel端末を使用している場合はできるだけ早くバックアップを取ることを勧めています。

また、同サイトによると、Googleは通常、OSにここまで深刻なバグが見つかった場合はすぐにでもOSアップデートのロールアウトを停止するそうですが、今回それがされなかったことに疑問を呈しています。

一方、同サイトによると、GoogleのIssue Trackerと見る限りではまだGoogle側もこの問題を認識しておらず、修正に向けた対処は開始すらしていないとのこと。

よって、現時点ではこのバグが次回以降のアップデートで修正される見込みはないということに。

複数のプロファイルで端末を使用しているPixelユーザーというのはそれほど多くはないと思いますが、被害を考えるとこれは相当深刻な不具合と言えます。

同条件でPixelを使用している方は複数プロファイルの使用自体をしばらくやめるか、データのバックアップを早急に取ることをおすすめします。

なお、この不具合がPixel限定で発生するものなのか、他メーカーのモデルでもAndroid 14アップデート後に発生するものなのかは不明。
後者だとバグの深刻さからすると、アップデートの提供時期がずれ込む可能性すらありそうです。

OPPO Reno10 Pro 5Gに間もなくAndroid 14 (ColorOS 14)アプデ提供開始の模様

Oppoが今秋に国内リリースしたアッパーミドル機、OPPO Reno10 Pro 5G。

本体価格は高めに設定されていますが、ソフトバンクがかなりアグレッシブな割引をして販売しているためか、かなり売れ行きは好調なようです。

そんなOPPO Reno10 Pro 5Gですが、今回、OSにAndroid 14を搭載したものが発見されました。

これはブラウザベンチマーク測定サイト「HTML 5 TEST」からのもので、「CPH2525」はグローバル版のOppo Reno10 Pro 5Gのものです。

Android 13をデフォルト搭載の同モデルですが、今回のベンチマークでは「Android 14」となっており、これによりOppoが同モデル向けにColorOS 14を準備中であることが伺えます。

なお、国内で展開されているOPPO Reno10 Pro 5GはSIMフリー版が「CPH2541」、Y!mobile版がA302OPでファームウェアも異なります。

よって、グローバル版よりはアップデートの提供が遅くなることが予想されます。

Androidスマホのアプリ起動が30%も高速化!最新のARTアップデートで

大半のAndroidスマートフォンのアプリの起動時間が、今後、大幅に高速化される模様です。

GoogleがAndroid Developers Blog上で明らかにしたもので、ARTのアップデートにより、アプリの起動時間の短縮、実行速度の向上、メモリ使用量の改善、より効率的なバイトコードのコンパイル、セキュリティの修正が行われるとのこと。

そして、ランタイムとコンパイラの最適化により、アプリの起動時間が「一部のデバイスで最大30%高速化」される模様です。

アンドロイド・ランタイム(ART)は、Androidオペレーティング・システム(OS)を支えるエンジンで、すべてのアプリとほとんどのOSサービスが依存するランタイムとコアAPIを提供しています。

アプリが起動に要する時間はしばしば端末性能の指標として使われることもあり、実使用における重要な要素でもあります。

そういった意味で、Androidスマホでアプリの起動時間が最大30%も高速化する、というのはかなり大きな進化と言えると思います。

なお、このARTのアップデートはAndroid 12以降のOSを搭載したモデルはすべて対象となるとのことで、今後、順次Googleシステムアップデートの一部として最新ARTが提供されるようです。

ただ、このARTのアップデートがどの時点のGoogleシステムアップデートに含まれることになるのかは明言されていませんが、少なくとも、Android 14には最新バージョンが内包されることとなりそうです。

Android 14の電池持ち向上のカラクリ判明、コールドスタートとバックグラウンド動作を大幅削減

Googleの2023年最新OS、Android 14。

国内では今のところアップデートが提供済みなのはPixelスマートフォンのみですが、このAndroid 14、提供直後から発熱が少なくなった、バッテリー消費が減ったという声が数多く聞かれます。
(特にPixel 7、6シリーズでの報告が多いという印象)

そんな中、GoogleのAndroid開発統括者から、このAndroid 14での改良点について興味深い説明が得られました。

Androidの開発を統括するグーグルのエンジニアリング担当副社長デイブ・バーク氏がYoutubeのAndroid Developersチャンネルでのインタビューで明らかにしたもの。

まず、同氏によると「Android 14ではバックグラウンド・アプリのCPUアクティビティを減らすために大量の作業を行い、その結果、コールド・スタートが30%減少した」とのこと。

「コールドスタート」とは、実行する前にフラッシュメモリ(ストレージ)からコードページを読み出し、メモリに読み込む作業のことで、要はアプリをゼロから再起動させるということです。

一方、コールドスタートを減らすということは、キャッシュプロセス(RAMにあるプロセス)の数を増やして、ウォームスタートを増やすということに。

しかし、そのためにキャッシュされたプロセスの数が多すぎて、CPUアクティビティをより多く使用し始め、バッテリーを消費し始めるというマイナス点が浮上することになります。

そこで、繰り返されるブロードキャストを折りたたみ、アプリがキャッシュ状態から解放された後のためにキューに入れることで、コールドスタートが30%増加させながらもバックグラウンド・アクティビティを50%削減することに成功したとのことです。

つまり、Android 14ではバックグラウンドアプリがキルされる状況を大幅に減らしながらも、ソニ一方でバックグラウンドでのそれらのアプリのアクティビティーも大幅に削減。
そしてそれが全体的なバッテリー持ちの向上につながっている、ということ。

ちなみに、Android 14へアップデートをしたPixelユーザーからは一部でアプリの切り替えが遅くなった、一瞬ブラックアウトするといった報告が散見されます。

また、ここ最近では一部アプリ(純正アプリを含む)でスクロールの際の動作がカクつく、といった報告もよく見られます。

XperiaのAndroid 14アプデ対象機種が判明、「いつも通り」とのリーク

Googleの次期OS、Android 14。

すでに複数の機種でベータテストが行われており、今のペースだとPixelやGalaxy向けのアップデートは例年より少し早めに提供開始となりそうな雰囲気です。

そんなAndroid 14ですが、今回、アップデート対象となるXperia機種に関する「非常に退屈な」リーク情報がでてきました。

ご存知のように、ソニーは正式にソフトウェアアップデートの提供ポリシーを公開していませんが、ここ最近のXperia向けのアップデートサポート期間はOSが2回、セキュリティアップデートが3年間、となっています。

そして「いつも通り」というのはこのことで、今回も同様であれば、Xperia 1 III、5 III、Pro-IのSnapdragon 888搭載機やXpria 10 IIIはAndroid 14アップデート対象外になるということに。

(ちなみに子今回の情報はあくまで海外展開されているモデルが対象で「ACE」シリーズに関してはまだ不明です)

ソニーはXperia Vシリーズの発表時に同シリーズのアップデート予定について「今のところは」同様のアップデート予定という旨の発言をしているので、まさに「退屈なリーク」情報ではありませんが、過度な期待をするよりはましかもしれませんね。

Xperia 1 V向けのAndroid 14アプデ提供予定がリーク、例年よりかなり早い9月中か

Googleの次世代Android OS「Android 14」。

Pixel向けのベータ版は最終バージョンまで来ており、あとは正式版のリリースを待つばかり、といったところで、サムスンのGalaxy向けのベータテストも順調に進んでいるという印象。

そんな中、ソニーのXperia向けのAndroid 14アップデート提供時期に関する新情報がリークされていました。

具体的に何のアップデートなのかは明言されていません。

ただ、同時に投稿されているXperia 1 Vのベンチマークスコアには搭載OSが「Android 14」とあり、このことからこのアップデートがAndroid 14を指しているとみて間違いなさそう。

基本的にソニーは未発表OSのベータ版は公開していませんが、内部ではかなり開発が進んでいる模様で、このペースで行けばかなり早くAndroid 14がリリースされる、ということに。

ちなみに昨年のXperia 1 IV/5 IV向けのAndroid 13アップデートは11月でした。(国内モデルは12月~)。

よってもし今回の情報が正しければ、昨年よりも最大で2か月近く早いリリース、ということになりそう。

なお、今回Android 14アップデートの対象となる機種はまだ公式には明らかにされていません。

ただ、これまでどおりの「2年間サポート」のままであれば、Xperia 1 V、Xperia 5 V、Xperia 10 V、Xperia 1 IV、Xperia 5 IV、Xperia 10 IV、Xperia ACE IIIが対象となり、それ以外の機種(IIIシリーズ以前)には同OSアップデートは提供されない、ということになります。

Android 14は衛星経由のSMS機能を搭載、PixelとGalaxyが初対応へ

衛星通信機能を搭載した初のスマホ、と言えば、昨年アップルがリリースしたiPhone 14シリーズ。

特別なハードウェア不要で電波が届かない遠隔地でも緊急メッセージアラートを送信できるため、画期的な機能として注目されました。

また、アップル以外にも、ファーウェイはMate 50シリーズとP60シリーズのスマートフォンで衛星接続のサポートを追加しましたが、今回、この機能がAndroid端末でもOSレベルでサポートされる搭載されることとなった模様です。

TeamPixel FCのツイッターアカウントによるツイートで、Android 14では衛星接続機能を使ってSMSを送信する機能がサポートされるとのこと。

一方、このユーザーは別のツイートで、この機能を使うにはハードウェアレベルでのサポートも必要としており、実際にこの機能が利用できるかどうかはメーカー次第ということに。

一方、同氏によるとこの機能はGoogleのPixelとサムスンのGalaxyスマートフォンに搭載されるとのこと。

Galaxy S23シリーズでも衛星経由のSMS接続機能を搭載する予定だったものの、準備が整っていなかったため見送ったと言われています。
が、おそらく次世代Galaxy S24のラインナップにはこの技術が搭載されることとなりそうです。

一方、Pixelに関してはPixel 8/8 Proで対応、という可能性もゼロではありませんが、今のところ、同機能が搭載されるという情報は噂レベルでもでてきていません。

よって、Pixelシリーズでも同機能の搭載はPixel 9以降、ということになりそうです。