世界的な音響機器メーカーとして知られるソニーは、テレビでもその高い技術と性能が評価されています。ソニーのテレビ『BRAVIA(ブラビア)シリーズ』は画質や音響の素晴らしさはもちろん、これまでにない没入感を得ることができると話題です。BRAVIAシリーズは搭載機能やサイズ別にさまざまなモデルが展開されています。それぞれの機能や選び方、おすすめのモデルなどをご紹介しましょう。
テレビの画質を表す基本スペックの1つが「パネルの解像度」です。現在主要なパネルの解像度には、「フルHD(1,920×1,080)」「4K(3,840×2,160)」「8K(7,680×4,320)」の3種類があり、横×縦で表される総画素数が大きいほど、より細かく精細な映像を映し出せます(4Kの場合は3,840×2,160)。地デジ時代は「フルHD・HD」が主流でしたが、現在はフルHDよりも緻密な表現ができて画質のいい「4K」が人気です。まずはそれぞれの解像度についてここで詳しく解説します。
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画質のこだわり機能
ブラビアは、緻密な画像処理により美しい映像を描き出す、独自の高性能プロセッサーを搭載しているのが特長です。有機ELパネルと液晶パネル、それぞれ異なる特性に合わせて最適な画像処理を行い、その世界に入り込んだかのようなリアルな映像体験を実現します。また、ダイナミックなコントラストや色彩表現に優れているのもポイント。ブルーレイや動画配信サービスはもちろん、地上デジタル放送の番組も、細部までくっきりとした画質で楽しむことができます。ここでは、ブラビアに搭載された、画質を向上させるこだわり機能の一部をご紹介します。
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“高画質化する”機能が豊富
「HDR(ハイダイナミックレンジ)」という画面内の明暗をより効果的に再現する映像技術を採用する機種なら、HDR対応のソフトを視聴する場合、より人の視野に近い臨場感のある映像が楽しめます。また、4Kテレビがアップコンバート技術を搭載していれば、4K画質に満たない地デジ放送などを視聴する際にも4K相当の高画質な映像に変換して表示してくれます。
音響のこだわり機能
ブラビアには、ソニーがオーディオメーカーとして培ってきた音響技術が、ふんだんに盛り込まれています。例えば、地上デジタル放送は音声データを圧縮する際に音質が劣化してしまいますが、ブラビアは、地上デジタル放送の音声信号を分析し、データ圧縮時に失われた音を補完して、ハイレゾ(CD以上の情報量を持つ音源)相当の高音質へと変換する機能を搭載。さらに、クリアで伸びのあるサウンドを実現する、磁性流体スピーカーを搭載したモデルもラインナップされています。ここでは、迫力のある映像に臨場感をプラスする、ブラビアのこだわり音響機能の一部をご紹介します。