ZTE、デュアル衛星通信機能を搭載したAxon 60 Ultraを発表

中国のZTEが「デュアルサテライト」機能を持つ新型スマートフォン「AXON 60 Ultra」を発表しました。

衛星を通じた音声通話と双方向のSMS送受信が可能
衛星通信機能は同社の前モデル、Axon 50 Ultraでも搭載されていましたが、今回のAxon 60 Ultraは「デュアル衛星接続」に対応。

これによリアルタイムの音声通話と双方向のテキストメッセージのやり取りが可能になります。

なお、その他のスペックとしては、同モデルには6.78インチの1.5解像度、120HzのOLEDを搭載。
LPDDRX5メモリにUDS4.0ストレージ、そして6000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

また、防水防塵はIP68レーティング。

背面には、50MPのトリプルカメラセットアップがあり、主カメラにはOIS、前面カメラには32MPを搭載しています。

なお、同モデルに搭載されているチップセットは最新のSnapdragon 8 Gen 3ではなく、一世代古いSnapdragon 8 Gen 2となっています。

また、サテライト通信は中国のネットワークにのみに対応のようなので、同機種がグローバル展開される可能性はかなり低いと思われます。

ソニーが6.1インチ「Xperia 5 V」を発表――「Xperia 1のコンパクト版」から「若者狙い」にシフト

ソニーはAndroidスマートフォン「Xperia 5V」をグローバルで発表した。販売国には日本も含まれる模様。

 今回、記者説明会を取材してきたが、プレゼンからして「若者を狙っている」という感じがヒシヒシと伝わってきたのが印象的であった。

 これまでのXperia 5シリーズはどちらかというと「6.5インチでハイエンドなXperia 1シリーズの画面がちっちゃいバージョン」というコンセプトであったように思う。

 Xperia 1シリーズの発表が春ごろあり、発売は初夏。一方でXperia 5シリーズは秋に発表されて、冬前に登場するというスケジュール感だ。

 かつては、2月下旬にスペイン・バルセロナで行われるMWC会場でXperai 1シリーズが披露され、8月末にドイツ・ベルリンで開催される家電関連展示会「IFA」でXperia 5シリーズが発表されるということもあった。

 今回のXperia 5 Vを見ていると、プレゼン資料も明るい色合いとなっており、技術が好きなプロ仕様向けのXperia 1シリーズとは全く異なるテイストになっている。

 Xperia 1シリーズが、プロのクリエイターをターゲットにしているのに対して、Xperia 5 Vはどちらかといえば、iPhoneを使っているインフルエンサーを狙っている感が出ているのだ。

 Xperia 5 Vもよくよく見ると、チップはSnapdragon 8 Gen 2、スピーカーはXperia 1 Vと同様にアンプを一新。6.1インチのディスプレイは「X1 for mobile リアルタイムHDRドライブ」に対応。カメラは3つから2つになったものの、新世代センサー「Exmor T for mobile」を搭載している。

 動画を簡単に編集しやすいプリインアプリとして「Video Creator」が新たに搭載されることになった。これまでXperiaシリーズは、カメラ画質をアピールし、プリインアプリで、デジカメ「α」に近い、ユーザーインターフェースにするなど、プロクリエイターを狙っていたが、結局「画質のいい撮影はできるが、とりっぱなしで編集するには別のアプリやPCでのソフトが必要」という中途半端な状態になっていた。

 今回、ソニーがようやく撮影したあとの編集まで携われるアプリを提供するようになったのは一歩前進といえるだろう。

 ただ、Xperia 5 VにプリインされているPhotoProやVideo ProといったアプリはXperia 1シリーズと同じであり、このあたりをユーザーインターフェースとして残しているのは、プロクリエイターからインフルエンサーに切り替えられていない感じがしてならない。

 とはいえ、ソニーで好調なデジカメ事業はプロクリエイター向けの「α」というラインを持ちつつ、「VLOGCAM」というYouTuberといったインフルエンサー向けに商品をマーケティング的なチカラで売ったというのが成功パターンとなっている。

 今回のXperia 5 Vはまさにプロクリエイター向けの「Xperia 1 V」とは一線を画すラインを訴求してきており、「αとVLOGCAM」の成功体験をXperiaでも再現しているような気がしてならない。