Oppoが4年間の無料バッテリー交換プログラムを開始へ Oppo A2 Pro 5Gが最初のモデルに

本日、最新のフォルダブル「OPPO Find N3 Flip」でLYTIAセンサーの搭載を明らかにしたOppo。

今回、同社のスマートフォンに関するもう一つ非常に興味深い情報がリークされていました。

これによると、Oppoは今後、4年間の無料バッテリー交換を行うプログラムを開始。その対象となる最初のモデルはOppo A2 Proとなる、とのこと。

また、この無料バッテリー交換は、購入から4年間の間にバッテリー最大容量80%以下になった場合に適用される模様です。

4年間で20%のバッテリー劣化。
これは結構あり得る話のように思えます。

なお、Oppo A2 ProはMediaTek Dimensity 1080の同社の未発表モデルで、今のところ日本などグローバル展開される可能性は低そう。

このプログラムが今後リリースされる複数機種に適用されるのか、また、グローバルに展開されるのかは現時点では不明です。

ただ、バッテリーの劣化はスマホの買い替え理由のなかでも最も多いものの一つと言われています。

そういった意味で、仮に一部の機種・地域だけの話であっても、これは重要な一歩ではないかと思います。

発火・発熱など、モバイルバッテリーのトラブルの原因と対策を紹介

スマートフォンユーザーにとって便利なモバイルバッテリーですが、誤った使い方をすると発火や発熱といったトラブルにつながりかねません。
このようなトラブルに遭わないよう、モバイルバッテリーが発火する原因や、安全に使う方法をご紹介しましょう。

モバイルバッテリーが発火する原因とは?
モバイルバッテリーは、しばしば発火や爆発といった事故が起こります。発火の原因となっているのは、モバイルバッテリーに内蔵されたリチウムイオン電池です。このリチウムイオン電池にトラブルがあると発熱し、発火したり爆発したりしてしまうのです。
まずは、事故の元になるおもな原因を2つご紹介します。

バッテリーの劣化で起きる電解質の酸化
バッテリーである以上、発熱自体が起こるのは仕方のないことですが、発火や爆発に至る理由は何なのでしょう。これは、リチウムイオン電池が劣化したときに起きる「電解質の酸化」が原因のひとつとされています。
電解質が酸化するとガスが発生しますので、バッテリーが内部から膨張します。膨張だけでは発火や爆発に至らないといわれていますが、これに衝撃が加わったりすると事故につながるケースがあります。

モバイルバッテリーの品質の低さ
モバイルバッテリーは、れっきとした精密機械です。そのため、品質の低い部品が使われている安価なモバイルバッテリーでは、何が原因でトラブルになっても不思議ではありません。
特に重要なのが、電気を送る部分に配置された安全装置です。この安全装置は、スマートフォンへの充電中にモバイルバッテリーが発熱した場合、給電スピードを落として温度を制御する装置です。安価なモバイルバッテリーは、その安全装置がきちんと機能しないケースや、最悪の場合、安全装置そのものがついていない可能性があるのです。

モバイルバッテリーを安全に使うには
劣化したバッテリーや安価な製品が危険ということはわかりました。それでは、モバイルバッテリーを使う上で、具体的に何に気を付ければ良いのでしょうか。
続いては、モバイルバッテリーを安全に使う方法をご紹介しましょう。

PSEマークがついている製品を使う
前述したように、トラブルの原因のひとつが、安全基準を満たさない安価なモバイルバッテリーの存在です。モバイルバッテリーを購入する際は、PSEマークがついている製品を選びましょう。PSEマークがついているモバイルバッテリーは、電気用品安全法により安全性基準を満たしている電化製品であることを示しています。
現在は、PSEマークがついていないモバイルバッテリーは販売禁止ですが、以前に購入した製品や、人からもらったモバイルバッテリーの場合、念のため確認したほうが安全です。

熱対策を万全にする
バッテリーが熱を持つと、劣化の原因になります。ですから、モバイルバッテリーを使用したり、置いたりする際には、熱対策を万全にする必要があります。
モバイルバッテリーが熱を持ちやすいのは、スマートフォンへの充電時です。このとき、スマートフォンが未使用なら問題ありませんが、ゲームなどスマートフォンが発熱しやすいアプリを使いながら充電するのは避けましょう。
また、モバイルバッテリーを使っていないときでも、真夏の車内など高温になる場所に放置するのは危険ですので、絶対にしないようにしてください。

強い衝撃を与えない
モバイルバッテリーは精密機械ですから、できるだけ強い衝撃を与えないように注意しましょう。例えば落下させてしまう、お尻のポケットに入れたまま座って圧をかけてしまうなどです。
衝撃があれば必ず発火したり爆発したりするわけではありませんが、丁寧に使うに越したことはありません。

安全のためにもバッテリーの劣化を感じたら買い替えよう
発火や爆発の原因は、リチウムイオン電池の劣化や安全装置の不備にあります。充電スピードの遅延や異常な発熱、バッテリー部分の膨張など、バッテリーの劣化を感じたら、なるべく早く買い替えるほうが安全です。
いずれにせよ、劣化したバッテリーを無理に使い続けても、いいことはありません。安全面はもちろん、使い勝手も考えて、バッテリーの劣化を感じたら早めに新しいモバイルバッテリーに買い替えましょう

持ち運びに便利な軽量薄型のモバイルバッテリーを使うメリット

スマートフォンのバッテリー切れ対策に役立つモバイルバッテリー。モバイルバッテリーは持ち歩くアイテムですから、できるだけ軽くてかさばらない製品がおすすめです。しかし、小さいモバイルバッテリーは「出力電流が弱いのでは」「充電が遅いのでは」など、不安に思っている人もいるでしょう。
ここでは、薄型モバイルバッテリーを使うメリットや、エレコム製のおすすめ薄型モバイルバッテリーをご紹介します。

薄型モバイルバッテリーのメリットとは?
薄型でも、製品によっては十分な容量や供給電力があるモバイルバッテリーもあります。薄型のモバイルバッテリーを選ぶ際には、下記のようなメリットに注目すべきでしょう。

1 サイズが小さくて薄い
当たり前のことですが、薄型モバイルバッテリーのメリットは、サイズが小さくて薄いことです。スマートフォンと重ねてポケットに入れてもかさばらず、鞄に入れる際もスペースを取りません。スマートに持ち歩きたいなら、薄型モバイルバッテリーがベストでしょう。

2 本体が軽いので持ち運びが楽
薄型モバイルバッテリーは、必然的に本体の重量も軽くなります。モバイルバッテリーは外に持ち出して使う物ですから、軽いほうが持ち歩くときの負担がかかりません。もちろん、通常のモバイルバッテリーもそれほど重いわけではありませんが、毎日持ち歩くことが前提なら、できるだけ軽いに越したことはないのです。

モバイルバッテリーは薄型が便利
薄型のモバイルバッテリーには、多くのメリットがあります。一日に何回もスマートフォンを充電するような使い方をしなければ、薄型のモバイルバッテリーで十分まかなえるでしょう。
モバイルバッテリーを購入の際は、ぜひ薄型のモデルを検討してみてください。

急速充電ができるモバイルバッテリーの注意点

今やスマートフォンは、ビジネスやプライベートでなくてはならない存在です。ですが、電化製品はバッテリーが切れてしまっては使用することができません。一人で使っているときならまだしも、ビジネスシーンや緊急時であれば、大きなトラブルにつながることも考えられます。そんなときに便利なのが、急速充電が可能なモバイルバッテリーです。

ここでは、急速充電に対応したモバイルバッテリーの購入時に、気をつけたいことをご紹介します。
モバイルバッテリーで急速充電をしたいケース
モバイルバッテリーで急速充電をしたいケース
スマートフォンのバッテリー切れ、もしくは残量が少ないときに行う充電。通常のモバイルバッテリーでも対応可能ですが、十分充電するにはある程度時間がかかってしまいます。そこで、緊急性が高い場合には、急速充電できるタイプが適しているといえます。

緊急性の高い状況としては、下記のようなものが考えられます。
同僚や友人と待ち合わせをしたが見つからない。スマートフォンがあれば連絡できるがバッテリーが切れている。
外出中、顧客から急いで資料を確認するように依頼されたが、テザリングするほどバッテリーが残っていない。
同僚のスマートフォンのバッテリーが切れており、充電させてくれと頼まれた。
旅先で道に迷ったが、スマートフォンのバッテリーが切れ、Google マップなどの地図検索機能が使えない。
ソーシャルゲームで新しいイベントが始まるが、バッテリーが切れかけているのでプレイできない。

1 使用しているスマートフォンに必要な電力(ワット)を確認
端末によって急速充電に必要なバッテリーのパワーは異なります。例えば、18Wで充電できるモバイルバッテリーを購入しても、スマートフォン側が18Wでは急速充電ができないケースや、それ以上の速度で充電できるスマートフォンにとっては18Wでも遅いといったケースがあります。そのため、急速充電したいスマートフォンには、何ワット(W)の電力供給が必要なのかを確認しましょう。

2 モバイルバッテリーの電流(アンペア)を確認
急速充電するために必要な電力がわかったら、対応している商品を見つけます。この際に合わせて確認したいのが電流のアンペア数です。アンペア数が高いほど、早く充電できます。また、スマートフォンの機種によって、「急速充電するためには最低2A以上の電流が必要」などの条件もあるので注意が必要です。

3 モバイルバッテリーの急速充電規格を確認
スマートフォンでよく使われる急速充電の規格に、「Quick Charge」があります。Quick ChargeはQualcommが開発した規格で、スマートフォンには18Wの電力で急速充電できるバージョン2.0や3.0が採用されています。対応しているスマートフォンはAndroid搭載が主流です。
ほかに、パソコンでおなじみのUSB Type-Cを使った「USB Power Delivery」があり、最大100Wの給電が可能です。これは、iPhoneやAndroidに採用されており、スマートフォンのほかノートパソコンなどにも使えます。お使いのスマートフォンで急速充電に対応した規格を確認し、対応しているモバイルバッテリーを選びましょう。

4 充電したい端末数に合わせてポート数を確認
スマートフォンだけ、携帯ゲーム機だけなど、単体で端末を充電するだけでなく、家族や友人のものなど複数の端末を同時に充電したい場合には、モバイルバッテリーの持つポート数を確認してください。
ただし、ポート数も、数があればいいというわけではありません。明示されている電力量が合計出力の場合、2つ同時に使えば半分の電力しか供給されない商品もありますのでご注意ください。

5 使用するケーブルの種類を確認
最後に確認しておきたいのが、モバイルバッテリーと端末を接続するケーブルです。例えば、USB Power Deliveryを利用するなら、USB Power Deliveryに対応したUSB Type-Cケーブルを使う必要があります。
モバイルバッテリー購入後、ケーブルがないばかりに充電できないことがないよう、きちんと確認しておきましょう。

必要な機能を満たしたモバイルバッテリーを選ぼう
急速充電可能なモバイルバッテリーは、単にパッケージに「急速充電可能」と記載されたものではなく、充電したい端末の規格や使い方を踏まえて選ぶ必要があります。

USB Type-Cが使えるモバイルバッテリーのメリット・デメリット

スマートフォンを外出先で長時間使うことが多い方なら、ぜひ持っておきたいモバイルバッテリー。特に、ビジネスやプライベートで片時も手放せないという方には、急速充電が可能なモバイルバッテリーが適しています。
急速充電が可能なモバイルバッテリーには、USB Type-C規格の製品があります。USB Type-Cは便利な反面、使うときに注意しなければならない点もあります。ここでは、USB Type-Cを使ったモバイルバッテリーのメリット・デメリットをご紹介しましょう。

USB Type-Cとは?
まずは、USB Type-Cについてご紹介します。USBは、Universal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス)の略で、パソコンにプリンターやマウスなどの周辺機器を接続する規格のひとつです。それまで使われていた、SCSI(スカジー)やRS232Cなどの規格よりもデータ転送速度が高いことがメリットですが、大きく違う点として、USB規格は接続した周辺機器に電力を供給できることが挙げられます。

USB Type-Cは、USBの中でも新しいUSB 3.1に対応し、データの転送速度は最大10Gbpsとなっています。これまでのUSBコネクタは上下に区別があったため、接続時に間違えると差せませんでした。しかし、USB Type-Cでは、コネクタ部分の上下の区別をなくし、簡単に差し込めるよう改善されています。

さらに、USB Type-Cは「USB Power Delivery」に対応し、最大100Wの電力を供給できるようになっています。また、USB Power Deliveryは、5V、9V、15V、20Vの4つの電圧に対応していますので、スマートフォンはもちろんのこと、ノートパソコンなどへの電力供給も可能となっています。

USB Type-C規格のモバイルバッテリーは本当に優秀か?
前述したように、USB Type-Cという規格にはさまざまなメリットがあります。
ですが、これらはあくまで規格としてのメリットであり、モバイルバッテリーを使う場合のメリットとは限りません。
ここでは、USB Type-C規格を使ったモバイルバッテリーのメリット・デメリットをご紹介しましょう。

USB Type-C規格のモバイルバッテリーのメリット
・電力供給が早いので急速充電に向いている
USB Type-CはUSB Power Deliveryに対応していますので、最大100Wの電力を供給できます。これまでのUSB規格では10W以下の電力しか供給できなかったことを考えると、各段に進歩しています。
ですから、スマートフォン本体がUSB Power Deliveryに対応しており、USB Type-C規格のモバイルバッテリーの供給電力が必要なワット数を満たしていれば、急速充電が可能となります。反対に規格としての条件がそろっていても、使用するモバイルバッテリー自体の供給電力が低ければ急速充電はできません。

・汎用的な規格なので使える端末が多い
USBは汎用的な規格なので、スマートフォンに限らず、使える端末が多いことが特徴です。例えば、携帯用ゲーム機やノートパソコン、タブレットなど、多くの身近な電子機器に使用することができます。
ただし、実際ノートパソコンなどを充電するには、かなり高性能なモバイルバッテリーが必要になりますのでご注意ください。

USB Type-C規格のモバイルバッテリーのデメリット
・接続するケーブルが異なる
USB Type-Cは汎用的な規格ですが、すべてのスマートフォンに採用されているわけではありません。例えばiPhoneであれば、Apple独自のLightning規格が使われていますし、AndroidであればUSB micro-Bが使われていることも多いでしょう。
iPhoneについているケーブルは、USBとLightningをつなぐケーブルです。ですが、このケーブルはUSB Type-AとLightningをつなぐケーブルのため、変換コネクタを使ってUSB Type-Cに接続させても、USB Power Deliveryに対応したケーブルのように100Wの電力を供給できるわけではありません。ですから、USB Type-C専用のケーブルを購入する必要があるのです。

多数のメリットを持つUSB Type-C規格モバイルバッテリーを使おう
別途、ケーブルの購入が必要な場合もありますが、多くのメリットがあるUSB Type-C規格のモバイルバッテリー。特に、スマートフォン以外の端末の充電を視野に入れるなら、USB Type-C規格のモバイルバッテリーがベストな選択ではないでしょうか。
エレコムのモバイルバッテリーにも、USB Type-C対応製品がありますので、ぜひご検討ください。

急にスマホの電池の減りが早い!その原因と3つの対策

急にスマートフォンの電池の減りが早くなったと思ったことはありませんか?
今回では、多くのスマートフォンに共通する電池の減りが早くなる原因と、その対策についてご紹介します。

電池の減りが早くなる原因とは?
電池の減りが早くなる原因は、主に4つあります。

【原因1】電池の経年劣化
電池の減りが早くなる原因で多いのは、電池の経年劣化です。
スマートフォンには、リチウムイオン電池という経年劣化に強い電池が用いられるのが主流ですが、強いといっても数年使い続けていれば消耗していきます。
寿命となる年数はスマートフォンの種類によってさまざまですが、2年経っているのであればトラブルが起こってもおかしくありません。
この経年劣化によって出る症状のひとつが電池の減りの早さです。
購入当初より使用時間が半分程度になっていると感じたら、電池の経年劣化を疑いましょう。
また、負荷のかかるアプリを使っていないのに本体が熱くなるのも、経年劣化によって起こる症状です。

【原因2】スマホが電池残量を正しく認識できなくなっている
画面上の電池残量はまだ残っているのに電源が落ちてしまう場合は、スマートフォンが電池残量を正しく認識できていない可能性があります。
スマートフォンの画面に表示される電池残量は、リチウムイオン電池の電圧から算出しているため、放電の圧力に問題が起きたときなどは、本来の電池残量を伝えることができません。

【原因3】アプリの影響
アプリによって、電池の減りが早くなるケースもあります。
例えば、移動経路を記録するような目的で常時起動をしているアプリや、何かしらの不具合が発生しているアプリを利用していた場合、スマートフォン本体に負荷がかかり、電池を消耗してしまいます。

【原因4】端末の設定によるもの
省電力モードに切り替わるスイッチがオフになっていたり、使っていない機能が常に起動していたりといった、端末そのものの設定により電池を消耗してしまうこともあります。
例えば、Wi-Fi機能をオンにしておくと、接続エリア外にいた場合、バックグラウンドで接続先を探しにいくという動作をするので、電池が消耗してしまいます。

ウイルスをだしにした悪質な詐欺に注意!
電池の減りが早くなった原因として、ウイルス感染を疑ってしまう方もいるようです。
しかし、実際はウイルス感染による電池消耗はありません。
中には、画面に「バッテリー消費が早いのは、バッテリーがウイルスによって損傷しているからだ」という旨の警告を出し、対策法としてアプリのインストールに誘導する詐欺まがいの広告もあります。
こうした広告は無視してください。

スマホの電池の減りを改善する方法
ご紹介した電池の減りの原因のうち、電池を無駄に消費していたものやスマートフォンの誤認によるものがありました。
これらについては、設定の修正や節電によって改善することが可能です。

【方法1】電池の0%まで使って電源オフのままで充電
電池残量の誤認に効果的な対策は、一度すべての充電を使い切った状態で充電することです。
リチウムイオン電池のキャパシティや現状を正しくスマートフォンに認識させることで、表示と残量のギャップを少なくすることができます。

【方法2】端末の機能を設定し直す
端末のいくつかの設定を見直すだけでも、節電になります。
各自の利用に合わせ、設定を変更し、普段の電力の消費量を抑えましょう。

画面の照度と照明時間の設定
端末の液晶画面は、電池をかなり消費します。
「自動ロック」(「スリープ」)の秒数を短縮して、すぐに画面がオフになるよう設定しておきましょう。また、画面の明るさを可能な限り暗めに下げておくことも有効です。

Wi-Fiの設定
実は、Wi-Fi環境のない所でWi-Fi設定をオンにしたままにしておくと、Wi-Fiスポットを探すために電池を消耗してしまうのです。
外出時はWi-Fiは使わないという場合や、Wi-Fiを使わない場所では、オフ設定にするよう癖付けましょう。
iPhoneの場合、ここでポイントなのが、「コントロールセンター」からオフにしても、完全にオフにはならないということ。
設定画面からWi-Fiを開き、オフにするようにしましょう。

Bluetoothの設定
Wi-Fiと同様、Bluetoothの設定も、周辺機器をつないでいないのならオフにした方が節電になります。
接続先を探すために電池を消費してしまうので、Bluetoothを使用する時のみオンにしましょう。

位置情報サービスの設定
現在地をキャッチする位置情報サービスも、電池を消費しがち。
ナビアプリや、天気アプリなど、位置情報が常に稼働していて欲しいアプリを取捨選択し、それ以外のアプリは「使用しない」か「使用中のみ(許可)」に設定しておくのがベストです。

【方法3】アプリの設定を確認・変更する
電池はデータ通信量に比例して消費していきます。つまり、アプリの稼働を制限することが節電につながりますので、以下の方法も試してみましょう。

モバイル通信の設定
アプリのデータ通信量にも比例して、電池は消費しますので、まずはアプリごとでどのくらい通信されているかを確認しましょう。
「設定」から「モバイル通信」より、アプリの一覧ごとでチェックすることができます。ここで、データ通信量を消耗したくないアプリがあれば、すべてオフに。
オフにしても、Wi-Fi環境下では利用できるので、動画アプリなど大量のデータ通信を行うアプリはオフにしておくのがオススメです。

アプリのバックグラウンド更新の設定
使用しているわけでもないのに、バックグラウンドでアプリが勝手に通信して電池を消費しているかもしれません。ここもオフにしておきましょう。
まず、「設定」から「一般」、そして「Appのバックグラウンド更新」を開きます。
その中で、「アプリを起動したときにだけ最新状態に更新されればよい」と思うアプリ以外は、すべてオフに。
位置情報取得が必要なアプリや、音楽ストリーミング系のアプリなど、バックグラウンドで動いていてほしいアプリはオンのままでいいでしょう。

アプリのプッシュ通知の設定
アプリのプッシュ通知も、実は通知があるたびに電池を消費するのです。
「設定」から「通知」(Androidであれば「アプリ」)に進み、一覧から通知不要なアプリは全てオフ設定にしておきましょう。

アプリのアンインストール
しばらく使っていないアプリがもしあれば、それはアンインストールしてしまった方が賢明です。
不要なアプリを削除することで、電池の無駄な消費が抑えられますし、端末の容量も空けることができます。定期的にアプリの整理をするといいでしょう。

それでも改善しないものは電池の交換を
アプリの設定の変更や節電をしても、電池の消耗を改善できない場合があります。
それは、電池に寿命が訪れている状況です。
この場合は、電池を取り換えることになりますが、電池交換には2つの方法があります。

電池パックを購入
自分で電池パックを購入して入れ替える方法です。
スマートフォンによって取り外しができる物とできない物がありますので確認が必要です。
取り外しが可能な機種については、自分の手で交換することができます。

修理・交換
電池パックの入れ替えができない端末の場合は、修理交換を依頼します。
ほとんどの格安SIMの会社では、端末保証のオプションがあります。加入しておくことで、その金額の中での対応が可能です。
(申し込み時にしか加入できない場合が多いので、ご注意ください)

充電しながら給電できるパススルー対応モバイルバッテリーとは?

モバイルバッテリーの「パススルー対応」とは、モバイルバッテリーとスマートフォンを同時に充電できる機能のこと。パススルー対応のモバイルバッテリーがあれば、旅行時など「スマートフォンとモバイルバッテリーの両方のバッテリーが少ない」といったときに役立ちます。普段使いでも、寝る前にモバイルバッテリーとスマートフォンを接続しておけば、朝には両方の充電が終わっているので便利です。
ここでは、パススルー対応モバイルバッテリーのメリットや、役立つシーンなどをご紹介しましょう。

充電しながら給電できるパススルー対応モバイルバッテリー
パススルー対応モバイルバッテリーとは、モバイルバッテリーとスマートフォンなどのデバイスを同時に充電できる製品のことです。
例えば、ACアダプタにモバイルバッテリーをつなぎ、モバイルバッテリーにはスマートフォンをつないだとします。このとき、優先順位としては先にスマートフォンを充電したいケースが多いかもしれませんが、パススルー未対応の製品では、モバイルバッテリーが満充電されるまでスマートフォンには給電されません。
そんなとき、パススルー対応のモバイルバッテリーであれば、モバイルバッテリーとスマートフォンを同時に充電してくれるのです。

パススルー対応モバイルバッテリーが役立つシーン
モバイルバッテリーとスマートフォンなどのデバイスを同時に充電できるパススルー対応モバイルバッテリーは、どのような状況で役立つのでしょうか?ここでは、パススルー対応モバイルバッテリーが役立つシーンをご紹介します。

外出先でどちらのバッテリーも切れてしまった場合
「外出先でモバイルバッテリーとスマートフォンのバッテリーが同時に切れてしまった」というケースがあるでしょう。そんなとき、スマートフォンの充電だけでなく、モバイルバッテリーの充電も行いたいものですが、コンセントを使えるお店があったとしても、2つのコンセントを占有するのは、難しいこともあります。しかし、パススルー対応モバイルバッテリーであれば、1つのコンセントからモバイルバッテリーとスマートフォンを両方充電することが可能です。
もちろん、外出先に限らず、「朝起きたときにスマートフォンもバッテリーもどちらも満充電されている状態にしたい」という使い方にも対応できます。

スマートフォンの充電器が壊れた場合
スマートフォンの充電器が壊れたり、ケーブルが使えなくなったりした場合も、パススルー対応のモバイルバッテリーが役立ちます。パススルー未対応のモバイルバッテリーをスマートフォンの充電器代わりにした場合は、まずモバイルバッテリーを満充電してから、スマートフォンへの充電を行うことになります。この場合は、すぐにスマートフォンを充電できません。
旅行や出張のときも、充電器を持ち歩く必要がないので荷物を減らすことができます。

エレコムのモバイルバッテリーなら「まとめて充電」機能付きを選ぼう
エレコムでは、パススルー対応モバイルバッテリーの代わりに、「まとめて充電」という機能のついたモバイルバッテリーをご用意しております。
ACアダプタにモバイルバッテリーをつなぎ、モバイルバッテリーにはスマートフォンをつないだ場合、パススルー未対応のモバイルバッテリーであれば、モバイルバッテリーが満充電するまでスマートフォンには給電されません。
しかし、まとめて充電対応のモバイルバッテリーなら、先にスマートフォンに充電を行ってから、モバイルバッテリーを充電します。これなら、いち早くスマートフォンが使えるようになるので便利です。スマートフォンへの充電を完了した時点で自動的にモバイルバッテリー本体の充電に切り替わるので、とても効率的といえるでしょう。

パススルー対応モバイルバッテリーは発熱に注意!
パススルー対応モバイルバッテリーはたいへん便利ですが、欠点もあります。それは、熱対策です。バッテリーは充電する際に熱が発生します。パススルーの場合、モバイルバッテリーとデバイスの両方に熱が発生するので、より高温になりやすいのです。そのため、パススルー対応モバイルバッテリーには、「過熱防止機能」のついた製品もありますが、中にはそのような安全装置がついていない商品もあるようです。

エレコムのモバイルバッテリーに搭載されている「まとめて充電」機能のように、パススルー対応ではないものの、それに近い使い心地を得られる製品もあります。発熱はモバイルバッテリーの劣化や事故にもつながりますので、安全な製品を選ぶようにしましょう。

外でもワイヤレス充電!Qi対応モバイルバッテリーのメリットを紹介

外出先でスマートフォンを充電する場合は、モバイルバッテリーとスマートフォンをケーブルで接続します。しかし最近は、無線で充電できるワイヤレス充電器も増えてきました。
ここでは、ワイヤレス充電のおもな規格である「Qi(チー)」に対応したモバイルバッテリーについてご紹介しましょう。

ワイヤレスで充電できるQi規格とは?
Qiは、ワイヤレス充電や無線給電、非接触給電などと呼ばれる規格のひとつで、ケーブルを接続せずにスマートフォンなどを充電できる仕組みのことです。iPhone 8以降のiPhoneやAndroidスマートフォンがQiに対応し始めたため、標準的なワイヤレス充電の仕組みとして認知されるようになりました。
まずは、Qiの規格や仕組みについてご紹介しましょう。

Qi規格について
Qiは「WPC(Wireless Power Consortium)」という団体が推進している、ワイヤレス充電の国際標準規格です。ワイヤレス充電の方式には、「電磁誘導方式」「磁界共鳴方式」「電界結合方式」「電波受信方式」の4つの方式があり、Qiは「電磁誘導方式」を利用した規格になります。

Qiの仕組み
Qiで利用している「電磁誘導方式」は、「ファラデーの電磁誘導則」の「磁石同士を近づけると磁界が発生して電流が流れる」という原理を使った方式です。
具体的には、電気を送る側の充電器には送電用のコイル、スマートフォンなど充電する側の端末には受電用のコイルを組み込みます。そして、送電用のコイルに交流電圧をかけて磁界(磁束)を発生させ、受電用のコイルを近づけることで磁界を打ち消すための誘導起電力を発生させています。
この誘導起電力を使うことで、ケーブルに接続することなくスマートフォンを充電させることができるのです。

Qiのメリット・デメリット
Qiは新しい技術のため、メリットばかりではなくデメリットもあります。続いては、Qiのメリットとデメリットを紹介しましょう。

Qiのメリット
ワイヤレスで充電できる
Qiはワイヤレス充電の技術ですから、スマートフォンと充電器を接続するケーブルはいりません。

機種を問わず充電できる
Qiで充電する際にはケーブルが必要ありません。そのため、有線接続の充電のようにスマートフォンの接続端子の種類を気にすることなく、Qiに対応している機種に充電できます。

Qiのデメリット
ACアダプターと比べて充電が遅い
Qiのデメリットとして、ACアダプターなどを利用する場合と比べると供給電力が小さくなりがちなことが挙げられます。高速充電ができるスマートフォンを持っていても、供給電力が足りなければその能力を発揮させることはできません。

スマートフォンを置く位置に注意が必要
Qiは電磁誘導方式を利用して充電する仕組みですから、スマートフォンと充電器の置く位置にずれがあると、充電されない可能性があります。

ケースやアクセサリが充電の邪魔になる場合がある
スマートフォンにつけているケースやアクセサリが邪魔になり、充電できない可能性があります。特に、金属製のケースやアクセサリがついていると、正しく充電されないことがあります。

Qi対応モバイルバッテリーはこんなに便利!
Qiの規格にはメリットとデメリットがありますが、外に持ち運ぶQi対応モバイルバッテリーならではのメリットはあるのでしょうか。ここでは、Qi対応モバイルバッテリーの特長をご紹介しましょう。

Qiに対応したスマートフォンなら家族や友人、同僚も使え
外出先でスマートフォンを充電する必要があるのは、自分だけではありません。家族や友人、同僚がスマートフォンのバッテリー不足で困ることもあるでしょう。通常のモバイルバッテリーは、本体とスマートフォンを対応したケーブルで接続しないと充電できません。しかし、Qi対応モバイルバッテリーはケーブルが必要ないので、相手のスマートフォンがQiに対応してさえいれば、問題なく充電可能です。

ケーブルが絡んだり断線したりするトラブルがない
通常のモバイルバッテリーは、「ケーブルを自宅に忘れた」というトラブルが起こりがちですが、Qi対応モバイルバッテリーは、そもそもケーブルが必要ないのでそうしたトラブルは起きません。
また、鞄の中でケーブルが絡まったり、ケーブルが断線していて充電できなかったりというトラブルも起きません。そもそもケーブルを持ち歩く必要がないので、こうしたトラブルとは一切無縁となるのです。

Qi対応モバイルバッテリーはメリットとデメリットを考えて選ぼう
Qi対応モバイルバッテリーのメリットはご紹介したとおりですが、デメリットも存在します。それは、充電速度の遅さです。モバイルバッテリーが活躍するのは、外出先でのバッテリー切れ対策です。ですから、急速充電などを利用して、一秒でも早く充電してほしいというのが本音でしょう。
それを差し引いても、ケーブルのトラブルから解放されるメリットは小さくありません。自分の使い方やメリット・デメリットを考えた上で、Qi対応モバイルバッテリーを検討してみてはいかがでしょうか。

iPhoneの電池交換(バッテリー交換)はどこで交換してもらえる?よくあるバッテリーの不具合も紹介

長期にわたってiPhoneを使っていると、段々とバッテリーの持ちが悪くなります。
これはバッテリーが劣化しているために起こる現象ですが、充電してもすぐに使えなくなってしまうと、非常に不便ですよね。
バッテリーの劣化が進むと端末そのものに不具合が起こることもあるため、トラブルが起こる前に、あらかじめ対処しておくと安心です。
バッテリーが原因の不具合が頻発したり、充電が持たなくなってしまったりした場合はどうしたら良いのでしょうか。
今回は、iPhoneのバッテリー交換についてご紹介します。

こんな症状があったら交換が必要かも……?


バッテリーの交換は、バッテリーが劣化したり不具合が発生したりする場合に必要になります。
以下のような現象が起きたら、バッテリーの交換のサインです。

バッテリーの持ちが著しく悪い
「あまり使っていないのに、数時間でバッテリーが100%から10%になってしまう」といった現象は、バッテリーの劣化が原因です。
たくさんバッテリーを使って性能が落ちると、充電の最大量が減ってバッテリーの持ちが悪くなってしまいます。
アプリが頻繁に落ちる
バッテリーから必要な電力が継続的に供給できない場合、CPUが本来の力を発揮できず、アプリが強制的に落ちてしまうことがあります。
バッテリー劣化が原因のことが多いですが(その場合はバッテリー交換が必要)、アプリやiOSが最新バージョンにアップデートされていないことが原因の場合もあるので、アプリが頻繁に落ちる場合はまずバージョンの確認をしてください。

電源がいきなり切れる
アプリが頻繁に落ちるのと同様に、バッテリーの劣化により、必要な電力が継続的に供給されない場合、iPhone自体の電源が落ちてしまうことがあります。
こちらのケースではバッテリーの劣化だけでなく、「圏外や電波が不安定な場所で使用している」「画面を明るく設定している」などにより電池の減りが早くなっている可能性も考えられますので、設定の確認をまずは行ってみてください。

充電に時間がかかる
充電に時間がかかったり、全く充電されなくなったりしてしまう場合は、まず「純正の充電器を使用する」「再起動してみる」「端子やコンセントを変える」「充電ポートを掃除する」といったことをしてください。
それでも症状が変わらないなら、バッテリーの劣化が原因である可能性が高いです。

画面パネルが浮く、液晶の表示不良
バッテリーの劣化によって、バッテリーそのものが膨張してしまうことがあります。
iPhone内部には余計な隙間がほとんどなく各パーツがぴったりと収まっているため、バッテリーの膨張によって内部から液晶パネルを押し上げてしまい、変形や表示不良を起こす原因となります。
そのまま使用し続けていると、バッテリーがさらに膨張して内部から本体を破壊する可能性があります。

iPhoneの「設定」でバッテリーの劣化状況がわかる!?
バッテリーが劣化するとさまざまな不具合が起こります。
できることならそうなる前に劣化状況を把握しておきたいものですよね。
実はiPhoneの設定から劣化状況を確認することができます。

バッテリーの状態は、どこで確認できる?
バッテリーの状態を確認するために、まずiPhoneの「設定」にあるバッテリーの項目を開きます。手順は以下の通りです。
(使用しているiOSのバージョンによって異なる場合があります)

最大容量を確認する
バッテリーの劣化と共に、バッテリーの最大容量は減ってしまいます。
Appleでは「フル充電を500回繰り返したとき、最大容量の80%を維持できるように設計されている」と品質基準を掲げています。
「○%以下になったらバッテリーの交換を行う」という明確な決まりはありませんが、最大容量の数値と実際の充電の持ち具合を確認しながらバッテリーの交換時期を見極めていきましょう。

バッテリー劣化の警告表示が出ることも
iOS10.2.1以降のバージョンでは、バッテリーの劣化が進んだ際に以下のようなメッセージが表示されます。

この表示が出ている場合は交換や買い替えを行うようにしましょう。

確実に知りたい場合はAppleサポートに連絡!
より正確にバッテリーの状態を知りたい場合は、製造元であるAppleで確認してもらうといいでしょう。
公式ウェブサイトやAppleサポートアプリから診断を行ってもらうことができます。

iPhoneのバッテリーを交換してもらうには

バッテリーの劣化が進んでいる場合はバッテリーの交換を検討しましょう。ではバッテリーの交換はどこで行えばいいのでしょうか。

iPhoneのバッテリーはどうやって交換してもらう?
バッテリーの交換は、Apple StoreやApple公式プロバイダで行うことができます。
非正規店でもiPhoneの修理を行ってくれるお店がありますが、メーカー保証から外れてしまう可能性があるため、基本的には公式の修理を受けるといいでしょう。
バッテリーの交換を受ける際は、まずAppleの公式ウェブサイトからバッテリー交換を申し込む必要があります。

iPhoneのバッテリーを交換する前にすべきこと
まずはバックアップをとっておく!
基本的には、データの消去を行うことになります。
そのためお店に持ち込む場合も郵送の場合も、バックアップをとっておきましょう。

持ち込み修理をする場合
持ち込み修理の場合、バックアップ以外で必要なことは「Apple IDの確認」「必要書類の準備」です。
必要書類には、購入時のレシート、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類などが挙げられます。
また、充電器などのアクセサリにも不具合がある場合は一緒に持って行くようにしましょう。

配送修理をする場合
郵送の場合、バックアップ以外で必要なことは「iMessageのオフ」「 [デバイスを探す] をオフにする」「デバイスを消去(初期化)」「SIMカード・ケース・保護フィルムの取り外し」です。
持ち込みの場合よりも自分でしなければいけないことが多くなりますが、忘れないようにしておきましょう。

「AppleCare+」は必要?
AppleCare+はAppleが運用しているApple製品の保証サービスです。
iPhone購入時か、購入日から30日以内であれば加入(購入)することができます。
未加入でも購入から1年間の製品保証と90日間の電話サポートが付いていますが、加入することで製品保証と電話サポートを2年間に延長することができます。
期間内であれば、バッテリー交換や画面の損傷などの修理を安い金額で受けられます。
しかし、加入に際して端末に応じた料金を支払う必要があるため、保証が必要かどうか考えておきましょう。

iPhoneのバッテリーの劣化を防ぐにはどうする?
バッテリーはできることなら劣化しないように使っていくのがベストです。では、どのように使えばバッテリーが長持ちしやすくなるのでしょうか。方法を解説します。

充電は継ぎ足して!
「バッテリーは使いきってからじゃないと充電容量が減ってしまう」という話を聞いたことがある方も多いでしょう。
実際、「ニッケル水素バッテリー」が使用されていた時代には、こうした充電方法が正しいとされていました。
しかし、「リチウムイオンバッテリー」が主流となった今では、充電を使い果たしてしまうとバッテリーにダメージを与えてしまうため、20%程度まで充電が減ってきたら継ぎ足しながら充電を行うのが最適な充電方法とされています。

なるべくフル充電は避ける!
充電を使いきってしまうのと同様に、フル充電の状態もバッテリーの劣化を早める原因となります。
そのため、フル充電になる手前で充電をやめるのもバッテリーを長持ちさせる有効な手段です。

充電したままの使用は避ける!
充電したままスマートフォンを使用する方も多いでしょう。しかし、充電した状態で使用を続けていると発熱の原因となります。
熱はバッテリーにダメージを与え、劣化の原因となるため注意しましょう

高温状態は厳禁!
熱はバッテリーの劣化を早める大きな原因の1つ。
ヒーターの近くに置く、発熱したスマートフォンを使い続けるなど、極端な高温状態で使用・保管をしないようにしましょう。

格安スマホのバッテリーって交換できる?大容量バッテリー搭載のおすすめ格安スマホも紹介

スマートフォンを買い替えたい、あるいは新しく購入したいと思ったとき、「充電が長持ちするのか」という点は気になるポイントでしょう。
せっかくなら充電ができるだけ長持ちし、バッテリーを交換する必要がないスマートフォンを使いたいですよね。
今回は、スマートフォンのバッテリーについてご説明します。

格安スマホのバッテリーはどのくらい持つの?
スマートフォンを長く使っていると、だんだんと充電の「持ち」が悪くなっていきます。
それは、スマートフォンのバッテリーが寿命に近づいている証拠です。
では、バッテリーの寿命は一体どれくらいなのでしょうか。

一般的なスマートフォンのバッテリーの寿命は?
多くのスマートフォンでは「リチウムイオン電池」というバッテリーが使われています。
リチウムイオン電池は「小型で軽い」「高電圧が得られる」「充電を繰り返しても劣化しにくい」という優れもの。
とはいえ、長期間使用していれば徐々に劣化していくことは避けられません。
一般的にリチウムイオン電池は、300回の充電で7~8割ほどバッテリー全体の容量が少なくなるといわれています。おおむね2~3年がバッテリーの限界といえるでしょう。

1日あたりの充電回数に応じたスマートフォンの平均寿命
一般的なバッテリー寿命に関しては上記の通りですが、今度は1日あたりの充電回数に応じたバッテリーの平均寿命についてみていきましょう。
スマートフォンは、フル充電700回で寿命がくると言われています。
100%分のフル充電で1回とした場合、(60%分を充電した後、しばらくして40%分を追加で充電した場合、単純な充電回数は2回ですがカウントは1回分とします)

・1日に1回充電→約2年
・2日に1~1.5回充電→約3~4年
・2日に1回未満充電→4年以上

ざっくり計算するとこのような結果になります。
毎日スマートフォンを充電している方が多いと思いますが、バッテリーの残量がある状態で充電を行うことが多いため、実際よりも回数は少なくカウントされます。
ただし、充電をしながらゲームをしたり、充電時にスマートフォンやバッテリーが高温になっていたりすると、バッテリーの劣化速度が早くなるので注意しましょう。

スマートフォンをできるだけ長く使いたい……格安スマホのバッテリーって交換できる?

端末によって交換可能だが、注意が必要
バッテリーの交換ができれば、充電の減りが早くなってきても安心です。
そのため、バッテリーの交換ができるスマートフォンに変えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
格安スマホであっても、端末によってはバッテリー交換が可能ですが、最近はバッテリーの交換に対応したスマートフォンが減ってきています。
そのため、購入時はバッテリーの交換が可能であっても「交換したくなったときにはバッテリーの入手が困難になっていた」という事態も考えられるため、その点は注意しましょう。

格安スマホのバッテリー交換について
格安スマホのメーカーでは、メーカー保証などでバッテリーを交換することができます。

HUAWEI
HUAWEIは無料のメーカー保証のほか、対象端末に限り、有償でバッテリー交換が可能です。ウェブ・チャット・電話から申し込みができます。
バッテリー交換料以外にも検査料がかかる場合がありますので、申し込み時またはお問い合わせ時にHUAWEIサポートにお問い合わせください。

ASUS
ZenFoneシリーズを展開するASUSでは、バッテリーの保証を提供しています。
適用条件がありますので、詳細はASUS バッテリー情報センターにてご確認ください

OPPO
メーカー保証(アフターサービス)適用条件に当てはまっていれば、無償交換が可能です。

最近はバッテリーを消耗しにくいスマートフォンが増えている
最近ではスマートフォン自体の性能が上がっているため、負荷のかかる作業でもバッテリーが消耗しにくかったり、省電力機能が充実していたりと、バッテリーを長持ちさせやすくなっています。
また、バッテリー自体の容量も増えており、交換しなくても長期的に使用できるスマートフォンが増えています。