富士フイルムは、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-M5」を11月に発売する。店頭予想価格はボディ単体が13万6,400円、XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZが付属するレンズキットが15万2,900円。カラーはシルバーとブラックの2色。

「X-M5」は、「Xシリーズ」で最軽量*1となる質量約355g*2の小型軽量ボディを実現したミラーレスデジタルカメラです。動物や車などの動体をAIで検出できる被写体検出AFや6.2K/30Pの動画撮影機能など充実した機能を搭載。1台で静止画・動画撮影に対応します。
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「X-M5」は、2013年発売された「X-M1」の後継に位置づけられる新製品。エントリー向けの「X-Mシリーズ」としては実に約11年ぶりとなる新モデルだ。<<<<<<<NP-W235 バッテリー交換2250mAh FUJIFILM NP-W235 大容量互換リチャージャブルバッテリー
見た目的には、X-E4を小さくしてEVFを省いたモデルっぽいが、コンセプトはちょっと違う。むしろ、EVFを省いて四角いデザインにした「X-S20」に「X-T50」の機能を加味した新しいデザインのカメラという方が近そうだ。
EVFを省略したフラットトップスタイルで、軽量コンパクトを実現したミラーレスカメラ。Vlogモードの搭載や、同社デジタルカメラで初となる3指向性マイクの搭載など、動画撮影用途にも活用できるモデルとなっている。
「Xシリーズ」の特長である高品質な外観はそのままに、毎日持ち歩きたくなるようなコンパクトサイズ、豊富な撮影機能を備えた「X-M5」は、初めてデジタルカメラを使用する方から写真愛好家まで幅広いユーザーに最適なカメラで、撮影の楽しさをより広げます。
レンズキット付属の「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」と組み合わせた場合の、撮影時の総重量は約490g。持ち運びやすい小型・軽量システムだ。「フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」は電動ズーム式の標準ズームで、重量は約135gに抑えられている
「X-M5」の操作性では、「X-T50」と同様に「フィルムシミュレーションダイヤル」を搭載するのが特徴。ダイヤル操作で富士フイルム独自の仕上がり設定「フィルムシミュレーション」を手軽に選択できる。
超シンプルなボディの天面を見ると左肩にX-T50で採用されたフィルムシミュレーションダイヤルがある。画作りを楽しんでくださいというカメラだ。
イメージセンサー「X-TRANS CMOS 4」(有効約2,610万画素)と画像処理エンジン「X-Processor 5」は、2023年6月発売の「FUJIFILM X-S20」(以下、X-S20)と同じ組み合わせ。画質においてもX-S20と同等という。
さらに、強力な電子式ブレ補正機能と高性能な内蔵マイク、6.2K/30P 4:2:2 10bitでのカメラ内SDカード記録により、快適な動画撮影をサポート。また「Vlogモード」で新たに搭載した「9:16ショート動画モード」を使えば、SNSで人気を博している縦型動画も簡単に撮影できます。