PCファンから異音が聞こえる原因と解決方法・掃除手順を解説!

PCのファンから異音がするときは、まずファンを掃除してみましょう。

PCファンからの異音は、ファンにたまったほこりが原因であることが多いからです。しかし中には、ほこりが原因ではない場合もあるので、まずは異音の原因をしっかり特定する必要があります。

PCファンの掃除をしても異音が鳴り続ける場合や、自分での判断に迷ったときは、PCメーカーやPC修理業者に症状を診てもらうことをおすすめします。当記事ではPCファン修理の費用相場についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

PCのファンから異音が聞こえる【原因】を解説
PCファンからの異音は、「ジーン」「ブーン」「カラカラ」「チリチリ」「ガリガリ」などのように表現されることが多いです。音によって異音の原因が異なるので、まずは異音の原因を特定することから始めましょう。主な原因は4つあります。

1.PCファンにホコリがたまっている
PCファンにホコリがたまっていると、「ジーン」「ブーン」のような音がします。この場合は、ファンを掃除することが最も有効です。掃除手順は【PCファンの異音を解決する掃除手順】をご覧ください。

2.配線やケーブルがファンと接触している
配線やケーブルがファンと接触していると、「カラカラ」「チリチリ」「ガリガリ」のような音がします。この場合は配線やケーブルを結束バンドで固定し、ファンに接触しないようにすることが有効です。

3.熱がこもっている
「ジーン」「ブーン」という音やPC自体が触れないくらい熱くなっているときは、熱がこもって暴走する「熱暴走」を起こしているかもしれません。

この場合は、PC用の冷却装置を使ってPCを冷やしましょう。また、この「熱暴走」は温度が高い部屋でも起こりやすいので、なるべく涼しい部屋にPCを移動させるのも有効です。

4.PCの経年劣化
上記の対処をしても改善が見られない場合は、PC自体の経年劣化によるものかもしれません。この場合は、メーカーやPC修理業者に症状を診てもらうのがよいでしょう。

PCファンの異音を解決する掃除手順
【PCファンの掃除に必要な道具】
・エアダスター
・静電気防止手袋
・マスク
・静電気除去ブラシ
・掃除機
・ピンセット
掃除をする前には、必ずPCの電源を切りコンセントを抜いてください。さらに金属に触って、静電気を除去しておきましょう。このふたつをおこなうことで、予想しない通電によるPCの故障と自分自身の感電を防ぐことができます。掃除中はホコリが舞うので、必ずマスクを着用して作業しましょう。

ここではPCケースを開けられるデスクトップPCを例に、手順を解説します。

【PCファン掃除の手順】
1.取扱説明書に従ってPCケース側面のパネルを外す。

2.静電気除去ブラシを使って細かな部分を掃除する。基盤部分でなければウェットティッシュで拭くのも有効。※内部の基盤に触れないようにする。

3.ファンの周りのホコリをピンセットで除去する。

4.エアダスターを使い、内部のホコリを吹き飛ばす。飛ばしたホコリは掃除機で吸う。
※内部の基盤に触れないようにする。

自分でやるのが不安なら業者のクリーニングを!
前述した掃除は、特殊な道具や専門知識が必要な作業ではないので、決してハードルが高いものではありません。

しかし中には、「PCをいじること自体に不安を感じる」「PCを壊してしまいそうで怖い」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。そのような方は、業者によるPCクリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。

PCから異音が聞こえたときのNG行為
前述の対処法や掃除手順を試しても、PCファンの異音が改善されなかったという場合、なんとか直そうとする方もいらっしゃるかもしれません。しかしPCは精密機械なので、以下のような乱暴な扱いをするとさらに症状が悪化するおそれがあります。

・異音が直らないからとそのままPCを使い続ける
・PCに「たたく」「落とす」などの強い衝撃を与える
・何度も電源をつけたり消したりする
・何度も再起動させる
・分解する

症状が改善されないときは、それ以上自分で解決しようとせずにプロに相談するようにしましょう。

PCファン修理の費用相場・依頼先
PCファンの修理は、メーカーやPC修理業者に依頼してください。多くの業者では、PC修理の費用を、「診断費用+分解修理費用+パーツ費用」で決定しています。修理にあたって特殊な作業が必要になる場合は、この費用に別途料金がプラスされるので、最終的な費用が高くなるでしょう。

ここでは、PCファンの交換を例に費用相場を見ていきます。

・診断費用
診断費用は約3,000円~6,000円です。中にはこの診断費用が無料なところや、詳細な診断のみ費用がかかるところなどもあるので、依頼時にしっかりと確認するようにしましょう。

・本体分解の費用相場
比較的簡単な分解:約2,000円~5,000円
難易度の高い分解:約9,000円~12,000円
分解費用は、分解作業の難易度によって差が出ます。PCファンの交換であれば、比較的簡単な分解にあたることが多いでしょう。

・内部クリーニング費用
内部クリーニング費用の相場は前述で既にお伝えしましたが、約3,000円~4,000円です。中には、交換費用の中にクリーニング費用が含まれているところもあるので、依頼時に確認してください。

・PCファンの交換費用(パーツ費用)
PCファンの交換費用は、約4,000円~5,000円です。しかし業者によっては、PCファンの交換を「簡単な分解作業」の項目としてふくめているところもあります。この場合、交換費用は別途必要ないため、費用の設定方法を依頼時にしっかりと確認するようにしましょう。

まとめ
PCファンから異音がする原因は、「ホコリ・ケーブルがファンと接触・熱・経年劣化」の主に4つあります。音によって原因が異なるので、まずは原因を特定し適切な対処をしてください。とくに「ジーン」「ブーン」という音はホコリが原因である可能性が高いので、ファンを掃除してみましょう。

掃除をしても直らない場合や自分での判断に迷ったときは、無理せずにプロに相談するようにしてください。PCは精密機械なので、乱暴な扱いをするとさらに症状が悪化するおそれがあるからです。最悪の場合、修復不可能となってしまうかもしれません。

弊社ではPC修理業者をご紹介していますので、お困りのさいはお気軽にご相談ください。

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ノートパソコンはバッテリーを交換しなくても使用できるの?

ノートパソコンのバッテリー交換は、ノートパソコン本体のみで使用したいという場合は必須になります。しかし、そうではない場合はバッテリー交換をしなくても、ノートパソコンを使用することは可能です。

ACアダプタを繋げば使用可能
基本的にノートパソコンは、ACアダプタを繋いだ状態であれば、バッテリー交換をしなくても使い続けることができます。

しかし、持ち運んで使用する場合はACアダプタも一緒に持ち運ぶ必要があるため、ノートパソコンの特徴である持ち運び性が悪くなってしまうという点にはご注意ください。

ノートパソコンを5年以上使用している場合は買い替えもオススメ
一般的にノートパソコンに使用されているバッテリーの寿命は、2年から3年と言われています。そのため、ノートパソコンを5年以上使用しているのであれば、無理にバッテリー交換をおこなうよりも、新しくノートパソコンを買い替えるという手もおすすめです。

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ノートパソコンのバッテリーの寿命を延ばす5つの方法!

ノートパソコンのバッテリー交換方法だけではなく、バッテリーの寿命を延ばすにはどのような方法があるのでしょうか。この項目では、ノートパソコンのバッテリーの寿命を延ばす5つの方法をご紹介します。

フル充電で長期保存をしない
ノートパソコンのバッテリーは普通に使用していても劣化してしまうものですが、フル充電のまま長期保管すると、劣化が早くなってしまうのです。家電量販店などで購入したバッテリーが50%程度しか充電されていないのは、このことが理由となっています。

OSの機能でモニターの明るさを調整する
モニターの明るさが明るければ明るいほど、バッテリーの劣化は早くなってしまいます。基本的にモニターは暗めに設定しておき、バッテリーに余裕がある場合のみ明るくすることが大切です。

高温状態を避ける
現在主流となっているリチウム(イオン)電池は高温に弱く、ノートパソコンが高温のまま使用し続けてしまうと、寿命が一気に早まってしまいます。常にノートパソコンやバッテリーが高温になっていないか意識するようにしてください。

充電したら電源ケーブルを外す
バッテリーの充電を必要以上におこなってしまうことで、過充電となってしまいます。過充電状態のバッテリーはフル充電と同じく劣化が早まるのに加えて、高温状態にもなりやすいので注意しましょう。

小まめに充電しない
ノートパソコンのバッテリーは、充電と放電を繰り返すことで劣化していきます。そのため、小まめに充電をおこなってしまうと、その分だけバッテリーの劣化が早くなってしまうのです。

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「バッテリーを交換してください」のエラーが出たときの対処法

バッテリーの寿命が近いノートパソコンを使っていると、「バッテリーを交換してください」という警告文が、通知領域に表示されることがあります。この警告文が表示された場合、いくつかの方法を試すことで、バッテリー交換をしなくても対処することが可能です。

1.電源コンセントなどの接続を確認
電源コンセントやACアダプタがノートパソコンに正しく接続されていないと、バッテリーの充電が正常におこなわれなくなってしまいます。そのため、電源コンセントやACアダプタが正しく接続されているか、断線などの故障が起きていないか確認してください。

2.放電をおこなう
ノートパソコンに無駄な電気が帯電していることで、正常な動作ができなくなっていることがあります。そのため、ノートパソコンに帯電している電気を放電させる必要があります。

ノートパソコンを完全にシャットダウンして、周辺機器を取り外した状態で90秒以上放置することで放電が可能です。

3.バッテリーのリフレッシュをおこなう
バッテリーは充電を繰り返すことで、劣化していきます。劣化の進行をおさえるのに、バッテリーのリフレッシュが必要となります。バッテリーのリフレッシュは、Windowsが提供しているバッテリー診断ツールからおこなうことが可能です。

4.それでも解決しない場合は……
上記の方法を試しても警告文が消えない場合は、バッテリーが寿命を迎えていることが考えられるでしょう。この場合、ノートパソコンのバッテリー交換が必要となります。

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スマホの充電の減りが早いと感じた時に確認すべき原因と対策

スマホを使っていて、

「最近、充電の減りが早いな…。」

と感じたことはありませんか?スマホはガラケーと比べても消費電力が大きく、決して電池持ちが良い電子機器ではありません。

しかしスマホの充電の減りの早さは、原因さえわかれば対策が施せます。

本記事では、スマホの充電の減りが早くなる原因と対策について解説します。この記事を読むだけで、今日からスマホの充電が長持ちするはずです。

スマホの充電の減りが早いのは何故?
スマホの本体スペックを見ると、「フル充電で◯時間の連続使用が可能」といった記載がされていますよね。しかし実際、スペックに記載されている時間ほどスマホの充電が長持ちしないと感じている人は多いのではないでしょうか。

スマホの充電の減りが早いのには、何かしらの原因があります。まずはスマホの充電の減りを早める原因についてみていきましょう。

バッテリーの劣化
スマホのバッテリーは、ずっと同じパフォーマンスを発揮してくれるわけではありません。バッテリー内部の化学材料は充電を繰り返すたびに劣化し、少しずつ持ちが悪くなっていきます。

特に1年以上同じスマホを使っていると、バッテリーの劣化は顕著に現れやすいです。一度劣化したバッテリーは回復してくれないので、残念ながら交換以外の選択肢はありません。

不要な機能をオンにしている
不要な機能をオンにしていると、スマホの充電の減りは早くなります。常に通信や情報取得を繰り返すことで、目に見えないところで電力が消費されるという仕組みです。

具体的には、以下のような機能がオンになっていると充電は減りやすいです。

Bluetooth
周辺機器と無線接続を行うBluetoothは、オンにしているとスマホが常に接続できる機器を探し回ってしまうので、充電の減りが早くなります。

GPS
スマホの現在位置を検出してくれるGPSは、オンにしていると常に通信を行うので、充電の減りを早めてしまいます。

Wi-Fi
Wi-Fiについても、オンにしているとスマホが常に接続できる場所を探し回ってしまうので、充電の減りを早める原因となります。

アカウントの自動同期
Googleアカウントなどはスマホに登録し、自動同期をオンにしておくと、メールやカレンダーの内容を常に最新状態にしてくれます。ただしその分通信が発生するので、充電の減りが早くなります。

上記の機能は不必要にオンにしていると、スマホの充電の減りが大幅に早まるので注意しましょう。

アプリの利用
ゲームや動画など、消費電力が大きいアプリを使っていると、充電の減りも早まります。

加えてアプリを完全にシャットダウンせず、バックグラウンドで起動させたままにしている人も要注意。アプリは完全にシャットダウンしないと電力を消費し続けます。

アプリの使い方は充電の減りを大きく左右するので、注意が必要です。

画面の明るさ
画面の明るさと充電の減りの早さは比例します。画面を明るくするということは、単純にそれだけ電力を使うので、充電を消費する原因です。

必要以上に画面を明るくしている人は、無駄に充電を減らしていることになります。

スマホの充電を長持ちさせるポイント
スマホの充電の減りが早い原因がわかれば、おのずと対策方法も見えてきます。続いてはスマホの充電を長持ちさせるポイントについてみてきましょう。

使わない機能はオフにする
使わない機能をオフにすれば、通信や情報取得の回数が減り、充電は長持ちします。具体的には、下記の4つの機能は特に充電を減らしやすいので、使っていないのであればオフにすべきです。

・Bluetooth
・Wi-Fi
・GPS
・アカウントの自動同期

それぞれの機能をオフにする方法を下記に示します。

バックグラウンドのアプリは消す
バックグラウンドで起動しているアプリは電力を消費するので、常に消すよう心掛けると充電が長持ちします。

画面の明るさを調整する
画面の明るさは、暗くすればするほど消費電力が小さくなります。明るい室内などでは明るさを落としても十分に画面は見えるので、都度調整すると充電が長持ちします。

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バッテリー自体の劣化を防いで長持ちさせるには?

一度劣化したバッテリーを回復させることはできませんが、バッテリーを劣化させないように扱うことはできます。ここではバッテリーが劣化する理由とその対策についてみていきましょう。

バッテリーが劣化する理由
スマホのバッテリーが劣化する理由として、下記のような原因が挙げられます。

①サイクル劣化
スマホの充電を繰り返すことで、バッテリーは劣化していきます。バッテリーに負担をかけながら充電を繰り返すと、劣化は更に早まります。

②保存劣化
バッテリーは充電中以外にも常時負荷がかかっており、日々少しずつ劣化が進んでいます。特にバッテリーが0%もしくは100%の状態は負荷が大きく、劣化が更に早まります。

③高温環境
スマホのバッテリーに使われている化学材料は高温環境に弱く、過剰な熱が加わると劣化が進みます。

バッテリーの劣化を防ぐ方法
バッテリーが劣化する原因を踏まえ、以下のような対策を心掛けると、バッテリーは長持ちします。どれも簡単に実践できるので、今日から意識してみましょう。

①スマホを使いながら充電しない
スマホを使いながら充電すると、バッテリーに大きな負担がかかります。特にゲームや動画再生は消費電力が大きく、負担が大きいので注意しましょう。

②バッテリーが0%になる前に充電を開始する
バッテリーが0%の状態は「過放電状態」と呼ばれ、何もしていなくてもバッテリーへの負担が大きくなります。バッテリーは0%になるまで使い切るのではなく、0%になる手前で充電を開始するようにしましょう。

③バッテリーが100%になる前に充電を止める
スマホのバッテリーは充電が100%になると、100%の状態をキープし続ける仕様になっています。しかしバッテリーが100%の状態は、内部電圧が高まり負担が大きい状態でもあります。バッテリーは充電して放置するのではなく、100%になる手前で充電を止めるようにしましょう。

④高温環境にさらさない
スマホを高温環境にさらすと、バッテリーの内部材料が劣化しやすくなります。特に夏場の車内などにスマホを放置してしまうと、バッテリーに大きな負担がかかるので注意しましょう。

まとめ
スマホの充電の減りが早いと感じたら、バッテリーに負担をかける使い方をしているサインです。原因を突き止め、対策を実施すれば、スマホの充電は再び長持ちするようになります。

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バッテリーの寿命を診断・確認する方法

みなさんいかがお過ごしですか?

iCracked Store大宮です。

季節も冬が近づき、寒くなりましたね。

大宮店では、バッテリーの修理が増えてきています。

バッテリーの減りは早くないですか?

もしわからないよという場合、

iOS 11.4以降では、設定画面から「バッテリーの状態」を確認できます。

これによりお使いのiPhoneのバッテリーがどのくらい劣化しているかが確認できるようになりました。

iPhoneの設定で「バッテリーの状態」を確認する
これらバッテリーの状態を確認するには、iPhoneの「設定」アプリから、「バッテリー」→「バッテリーの状態」と進みます。

この数値が減っていくに連れて、バッテリーがどんどん劣化していきます。

バッテリーの最大容量は劣化が進むにつれて低下し、1回の充電でiPhoneを使える時間が短くなります。

Appleでは、通常使用でフル充電を500回繰り返した後も最大容量80%を維持するように作られています。

ここの容量が85%を下回る場合は、バッテリー交換をお勧めします。

バッテリー劣化の警告表示
この表示が出た時は、バッテリーが劣化している可能性が高いため、一度バッテリー交換をご検討ください。

バッテリー劣化に伴うiPhoneの性能低下の有無がわかる「ピークパフォーマンス性能」
iPhoneのバッテリー劣化が進むとバッテリーの最大瞬時給電能力(ピーク電力)も低下し、特に充電残量が少ない、寒冷地などでの使用で、iPhoneの強制シャットダウンが発生することがあるといいます。

Appleではそうした状況下でもiPhoneを継続して使えるように、iOSが端末のパフォーマンス(性能)を意図的に低下させ、突然のシャットダウンを防ぐようになっています。

この性能低下(パフォーマンス管理機能)が適用されると、アプリの起動に時間がかかる、画面スクロールにちらつきが出る、バックライトが暗く感じる、スピーカーの音量が小さい、アプリの動作がもたつく、バックグラウンド更新がおこなわれないことがある、極端な場合、カメラのフラッシュが利用できないといった現象が起きます。

「ピークパフォーマンス性能」という箇所で状態の確認がおこなえます。バッテリーの劣化状況や性能低下の有無によって、表示内容が変わります。

スマホを正しく充電してますか?バッテリー寿命を延ばす充電方法とは

スマホの充電を繰り返すと、バッテリーが少しずつ劣化していくというのは有名な話ですよね。しかし一方で、充電の方法次第ではバッテリーの劣化を防げるということを知っていますか?

本記事では、スマホの最適な充電方法について解説します。「充電ができない」「充電が遅い」といったよくあるトラブルへの対処法についてもまとめているので、ぜひご一読を。

スマホはリチウムイオン電池を使ってる
毎日のように充電を繰り返すスマホには、リチウムイオン電池が用いられています。リチウムイオン電池はスマホだけでなく、パソコンやデジカメといった機器にも採用されており、充電可能電池として広く普及しています。

リチウムイオン電池とは?
リチウムイオン電池とは、化学反応を利用して電力を生み出すデバイスです。正極・負極間でリチウムイオンを交換することで、何度も繰り返し使用ができます。

リチウムイオン電池の特徴は、エネルギー密度の高さです。小型でありながらもたくさんのエネルギーを蓄えられるので、スマホを始めとする小型の電子機器とも相性が良いです。

リチウムイオン電池は繰り返し使用ができるというメリットがあるものの、無限に使い続けられるわけではありません。使い方にもよりますが、一般的に500回程度繰り返し使用すると電池としての寿命が訪れます。

充電によってバッテリーが劣化する理由
充電によってバッテリーが劣化する理由は主に2つあります。

①保存劣化:常時加わる負荷により、リチウムイオン電池が劣化していく現象。電池残量が0%もしくは100%の時、特に負荷が大きくなる。

②サイクル劣化:充電と放電の繰り返しにより、リチウムイオン電池が劣化していく現象。大きな負担をかけながらの充電と放電を繰り返すと、劣化が早まる。

保存劣化とサイクル劣化の両方について対策すると、バッテリーをより長く使い続けられます。

スマホを充電するときのポイント
普段何気なく繰り返しているスマホの充電ですが、より長く快適にバッテリーを使い続けたいのであれば、ちょっとしたコツがいります。ここではスマホを充電するときに心掛けたいポイントについて解説していきます。

残量が20%になったら充電
スマホを充電するタイミングとしては、バッテリー残量が20%程度になったタイミングがベストです。理由としては残量が0%の状態が長く続くと、バッテリーに負担がかかるため。

バッテリー残量0%の状態は「過放電状態」とも呼ばれ、バッテリー容量の低下を始めとする劣化現象を招きます。

スマホのバッテリーは残量0%まで使い切るのではなく、ちょっと早めに充電を始めるよう心掛けましょう。

充電は80%程度でOK
スマホの充電を終了するタイミングとしては、バッテリー残量が80%程度になったタイミングがベストです。

スマホの充電は、バッテリー残量が100%の状態になると停止し、満充電状態をキープする仕様になっています。しかしバッテリー残量が100%の状態は、内部電圧が高く保たれた状態でもあり、バッテリー容量の低下を始めとする劣化現象を招きます。

スマホは充電しっぱなしではなく、ちょっと早めに充電を止めるよう心掛けましょう。

充電中は電源を切る
スマホ充電中は本体の電源を切るようにしましょう。充電中に本体が動作していると、バッテリーに大きな負担がかかります。特にスマホの場合は操作をしていなくてもバックグラウンドで常時通信をしている時間が多いので、電源をつけているだけでも負担は大きいです。バッテリー容量を低下させないためにも、電源を切って負担を小さくするのが大切。

スマホを使いながら充電しているという人は、知らずのうちにバッテリーに負担をかけているので注意しましょう。

スマホの充電ができないときに見直したい4つのポイント
スマホを長く使っていると、

「あれ、スマホが充電できない!」

なんていうトラブルも稀にあります。

スマホが充電できないのは本体の故障の可能性もありますが、充電方法の誤りや充電器のトラブルも考えられます。

スマホが充電できないときは、まず下記の4つのポイントを確認してみましょう。

接触不良
スマホと充電器の接触不良が起こっていると、充電が開始されないことがあります。接触不良が起こる主な理由としては、スマホと充電器のコネクタ部の劣化です。充電器を何度も抜き差しすることでコネクタ部は劣化し、接触不良を起こす可能性があります。

スマホ側のコネクタ部の劣化であれば、本体の修理や交換が必要です。充電器側のコネクタ部の劣化であれば、別の充電器に交換することで直ります。まずは充電器を変えて、充電が開始されるかどうか確認しましょう。

充電ケーブルの断線
充電器のケーブルが断線していても、スマホの充電はできません。明らかな外傷がなくても、ケーブルが強く折れ曲がっていたりすると、内部が断線している可能性があります。

この場合もまずは充電器を変えて、充電が開始されるかどうかを確認する必要があります。

非対応の充電器
自分のスマホに非対応の充電器を使っていると、充電ができないことがあります。近年はサードパーティー(スマホ販売メーカー以外のメーカー)が販売する充電器も普及していますが、全ての充電器が全てのスマホに対応しているわけではありません。また前のスマホの充電器をそのまま使っている場合も要注意。

付属の充電器以外を使っているという人は、自分のスマホにきちんと対応しているかどうかを再度確認してみましょう。

一時的な動作不安定
本体のシステムが一時的な動作不安定を起こすことで、充電が開始されないこともあります。特に長時間スマホの電源を入れっぱなしにしていたり、アプリをたくさん立ち上げていたりすると、システムの動作不安定は起こりやすいです。

動作不安定を解決するためには、一度本体を再起動してみましょう。バッテリーが取り外せる機種の場合は、電源を切った後バッテリーを一度取り外してみるのも有効です。

スマホの充電が遅いときの確認したい4つのポイント
スマホを使っていると、

「最近充電が遅くなった気がする…。」

と感じることもあるでしょう。

スマホの充電が遅いと感じたときは、下記の4つのポイントを確認してみましょう。

充電周辺機器の出力が弱い
充電周辺機器の出力が弱いと、スマホ本来の充電速度が発揮されません。特にスマホ購入時に付属していた充電器を使っていない人は要注意。

たとえばスマホ本体の対応出力が2Aなのに対し、1A出力の充電器を使用していたら、1A出力の充電速度しか出ません。

スマホの対応出力と充電器の出力が合っているのかを、再度確認してみましょう。

スマホが熱を持っている
スマホが熱を持っていると、システムが「過剰充電」と判断し、充電が停止することがあります。特にスマホを操作しながら充電していると、よく起こる現象です。

スマホが熱を持っている場合は、まずは電源を切って本体を冷ましましょう。熱が冷めれば、充電は可能となります。

バッテリーが完全に空になっている
バッテリーが完全に空になると、充電が開始されるまでにしばらく時間がかかります。この場合は、充電器を挿したままスマホを放置しておきましょう。一定時間が経過すれば、スマホの充電が再開されます。

バッテリーの劣化
バッテリーの劣化でも、充電速度は遅くなります。最近はシステム上からバッテリーの劣化具合がわかる端末も多いので、一度チェックしてみましょう。

なお一度劣化したバッテリーを回復させることはできないので、あまりに充電速度が遅い場合は要交換です。バッテリー交換に保証がつく端末もあるので、メーカーのサポート内容を確認してみましょう。

充電方法別のメリット・デメリット
スマホの充電方法には、主に以下の3つがあります。
・コンセント
・モバイルバッテリー
・ワイヤレス

それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合った充電方法を選ぶのが大切です。

コンセント
コンセントから電源を取り、スマホのコネクタ部に充電器を挿すというもっとも一般的な充電方法です。付属の充電器を使う場合も、この方法となります。

メリット
・充電が安定する

デメリット
・コンセント周辺でしか充電できない
・抜き挿しを繰り返すことでコネクタ部が劣化する

モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは充電器本体を別途充電しておくことで、コンセントがない場所でもスマホが充電ができるデバイスです。主に外出先でスマホを充電したい時に用います。

メリット
・外出先でもスマホが充電できる

デメリット
・モバイルバッテリー本体を充電しておかないと、スマホが充電できない
・抜き挿しを繰り返すことでコネクタ部が劣化する

ワイヤレス
最近はスマホを置くだけで充電ができるワイヤレス充電器も普及しています。ポンと置くだけというその手軽さが強みです。

メリット
・スマホを置くだけなので、充電が手軽
・充電器を抜き挿しする必要がないので、コネクタ部の劣化がない

デメリット
・スマホを正しい位置におかないと、充電が開始されないことがある

充電ケーブル・充電器を選ぶときのポイント
スマホを購入すると充電ケーブルと充電器はセットで付いてきますが、複数の場所で充電したいなどの理由で別途追加で購入したいというケースもあるでしょう。充電ケーブル・充電器を選ぶときは、以下のポイントを抑えておきましょう。

充電ケーブル
・長さ
充電ケーブルは長すぎても短すぎても不便です。長すぎると邪魔になるし、短すぎると充電をできる場所が制限されます。自分がコンセントからどれくらいの距離で充電するのかを把握し、ちょうど良い長さの充電ケーブルを選びましょう。

・強度
充電ケーブルの強度が不足していると、ちょっと踏みつけただけでも断線の恐れがあります。特にケーブルが床につくような場所で使う場合は要注意。より丈夫な充電ケーブルを求める場合は、ナイロンを採用した商品もあるのでチェックしてみましょう。

・USB端子の規格
USB端子の規格にはAndoroid端末に広く使われている「micro USB」やApple製品に広く使われている「Lightning」などがあります。USB端子の規格が自分のスマホに対応していないと、充電ケーブルはそもそも使えないので、購入時は誤りがないようきちんと確認しましょう。

充電器
・サイズ・重量
特に充電器を持ち運びたい場合は、サイズや重量も重要になってきます。自宅で使用するようであればさほど気にする必要はありませんが、外出先で充電したい場合はできるだけ軽量・小型のものを選んでおくと持ち運びに便利です。

・急速充電への対応可否
最近は急速充電対応のスマホが増えていますが、そもそも充電器が急速充電に対応していないと、急速充電はできません。スマホを早く充電したい場合は、急速充電に対応した充電器を選びましょう。

・充電できる回数(モバイルバッテリーの場合)
モバイルバッテリーを購入する場合は、スマホを充電できる回数も重要です。充電可能回数が多いモバイルバッテリーであれば、旅行や災害時といった長時間スマホが充電できないようなシチュエーションでも安心できます。ただし充電可能回数が多いほど、モバイルバッテリーのサイズは大きなる傾向にあるので、用途に応じた商品を選びましょう。

最近のスマホ充電事情
スマホの充電技術は、日々進化しています。充電速度が速くなっているのに加え、充電環境の利便性も高くなっています。

最近のスマホ充電事情についてみていきましょう。

充電速度をウリにしたスマホが続々と販売されている
スマホの充電速度は年々速くなっています。「速く充電したい」という需要は多くのユーザーに共通するので、メーカーも次々と急速充電をウリにした製品を開発しています。最近だと約30分でスマホをフル充電できる製品が話題となりました。

充電しながらバックアップをとれる
最近のスマホはパソコンに接続して充電することで、同時にバックアップが取れます。日常的にパソコンからスマホを充電するようにしておけば、万が一紛失や破損があった際もすぐにデータが復元できます。スマホのバックアップを取る習慣がない人は、ぜひ利用したい機能です。

車でもワイヤレス充電ができる
シガーソケットから電源を取ってスマホを充電できる商品はひと昔前からありましたが、最近は車でもワイヤレス充電ができる商品が発売されています。車載ホルダーにスマホをセットするだけで充電が開始されるので、スマホのナビ機能などとも相性が良いです。車をよく利用する人は、ぜひ用意しておきたいところです。

まとめ
スマホのバッテリーの劣化は避けられない現象ではありますが、充電方法を見直すことで長持ちさせることは可能です。また「充電ができない」「充電が遅い」といったトラブルも、充電方法の見直しで解決できることがあります。

正しい充電方法を理解して、スマホをより長く快適に利用しましょう。

スマホバッテリーの交換時期は? 状態の確認、手順、費用をiPhone・Android別に解説

同じスマホを長年愛用していると、バッテリーはどうしても劣化してしまう。朝には100%だった充電が昼過ぎにはもう30%にまで減っていたり、これまでは充電せずに1日過ごせていたのに、夕方には電池切れ、なんてことも……。

スマホを買い替えるのも解決策のひとつだが、バッテリー以外はまだ十分に現役で使えるし、気に入っているのでまだまだ使いたい、と思っているなら「バッテリー交換」という手もある。

では、バッテリー交換のタイミングはいつが良いのだろうか。自分でスマホのバッテリー状態を確認する方法から、バッテリー交換の費用や手順など紹介する。

自分でバッテリーの状態を確認する方法
スマホに利用されている充電式リチウムイオンバッテリーは、充電回数や使用する環境によって変化する消耗品だ。そのため、どんなに大事に使っていても、どうしても性能は低下してしまう。バッテリーの減りが早くなってきたと感じたら、スマホからバッテリーの状態を確認してみよう。

【iPhoneの場合】
[設定]から、[バッテリー]▶[バッテリーの状態]と進むと、[最大容量]の項目に「96%」などの数値が表示される。これは新品時と比較したバッテリー容量の基準だ。性能が劣化してくるとこの数値が低下する。たとえば75%と表示されていれば、新品時に比べ、75%の充電容量しかないということで、それだけ使用できる時間も短くなる。

また、最大容量の下に[ピークパフォーマンス性能]という項目がある。ここには、iPhoneのパフォーマンスがピークの際に、現状のバッテリーが対応できる状態かどうかが表示されている。「お使いのバッテリーは著しく劣化しています。……」と表示されている場合は、バッテリー交換を検討すべきだろう。

【Androidの場合】
Androidの場合は、残念ながらバッテリーの状態を確認できないものも多い。対応している場合は、機種やOSのバージョンによって手順が若干異なるが、XperiaやGalaxyは[設定]▶[端末情報]▶[機器の状態]もしくは[バッテリー情報]からバッテリーの現在のパフォーマンスを確認できる。

バッテリーが劣化している状態だと、「内蔵電池が劣化しています(50%以下)」と表示されるので、この場合はバッテリーの交換を検討したい。

バッテリー交換の方法は?
実際にバッテリーが劣化しており、バッテリー交換を行うことにした場合の手順は以下のとおり。

【iPhoneの場合】
iPhoneの場合はバッテリー交換の手順が明確だ。基本的にはAppleストアや各キャリアのiPhone修理対応ショップに持ち込むか、Appleの配送修理を依頼する。auユーザーであれば、以下サイトから申し込みが可能だ。いずれの場合も扱いとしては「修理」になる。

配送の場合には1週間程度の時間が必要になるが、Appleストアや正規サービスプロバイダ、au SHINJUKU、au SENDAI、au みなとみらい、au NAGOYA、au OSAKAでは当日修理にも対応している。ただし、端末の状態(ディスプレイが割れている、など)によっては、そちらの同時修理が必要になったり、預かり修理が必要になる場合もある。

なお、バッテリー交換だけとはいえ、修理時にはすべてのデータが消去される。事前に必ずiCloudなどでバックアップを取っておこう。

【Androidの場合】
Androidの場合、キャリア端末は各キャリアでの修理が原則で、auならauショップに依頼することになる。

・バッテリー取り外し可能なスマホや携帯電話の場合
最近は少なくなったが、TORQUEや数年前のAQUOSやかんたんケータイなど、バッテリーの取り外しが可能な機種の場合、auユーザーはauショップやauオンラインショップで電池パックを購入できるので自分で交換すればOK。

・バッテリーが取り外せないスマホや携帯電話の場合
最近のスマートフォンはバッテリーを取り外せない機種が多いので、店頭やオンラインで修理を申し込む必要がある。auを例にあげると、「預かり修理」を申し込み、店頭で受付したあと各メーカーでの対応となる。Androidの場合は郵送での修理依頼は行えず、店頭のみの受付で、修理期間は10日前後が目安となる。

預かり修理を依頼する場合も、本体内のデータ消去が行われる可能性がある。事前に必ずバックアップを行おう。

なお、一部のGalaxy端末(S7edge・S8・S8+・Note8・S9・S9+・Note9・Feel・Feel2・S10・S10+・A30)の場合は、Galaxy Harajukuで店頭修理受付ができる。最短1時間の修理も可能となっているので、対象端末を使っていて、店頭に行ける場合には活用したい。

バッテリー交換の費用は?
まずiPhoneの場合だが、Appleのサポートから修理を申し込む場合、AppleCare+に加入していて、バッテリーが本来の80%未満に劣化している場合には、保証期間の購入後2年間は原則無料で交換が可能だ。ただし、画面割れやそのほかの不具合がある場合には、同時に修理が必要になるので注意しよう。

AppleCare+に入っていない場合、7,800円または5,400円の費用がかかる。

Androidの場合は、キャリアや機種により価格が異なる。修理を依頼した際に費用も確認しよう。なお、auユーザーの場合、故障紛失サポートに加入していれば、バッテリー交換の費用は5,000円が上限となる。ただし、故障紛失サポートの補償内容である交換用携帯電話機お届けサービスは、バッテリー交換では利用できないので気を付けよう。

バッテリー交換における事前の準備は?
バッテリー交換が必要になった場合、スマホ内のデータは消去される可能性が高い。バックアップを取っておくことはもちろんだが、とくに配送(預かり)修理を依頼する際には、バックアップ以外にもやっておくべきことがある。以下の項目と記事を参考にして準備してほしい。

【iPhoneの場合】
①Apple Watchとペアリングしている場合には、ペアリングを解除する
Apple WatchにSuicaを登録している場合は、ペアリングを解除する前に削除する必要がある。ペアリングを解除するとApple Watchは出荷時の状態となるが、iPhoneにバックアップが取られるので、バッテリー交換後に復元すればOKだ。

②iPhoneのバックアップを取る
iPhoneのデータは初期化されてしまうので、iCloudやiTunesを使ってバックアップを取っておく必要がある。バックアップの詳細な手順は以下の記事を参考にしてほしい。

③iMessageを無効にしておく
[設定]▶[メッセージ]から[iMessage]をOFFにする。

④iPhoneを初期化する
[設定]▶[一般]▶[リセット]から[すべてのコンテンツと設定を消去]を選び、iPhoneを初期化する。

⑤iPhoneを探すのアクティベーションロックを無効にしておく
[設定]▶[ユーザー名]▶[iCloud]▶[iPhoneを探す]をタップし、Apple IDのパスワードを入力してOFFにする。

⑥SIMカードを抜き、手元に保管しておく

【Androidの場合】
Androidの場合、機種やOSバージョンによりメニュー項目などが異なる場合もあるが、おおむね下記の作業が必要となる。

①バックアップをとる
機種やOSバージョンによりバックアップ方法は異なるが、Galaxyの場合は、[設定]▶[アカウントとバックアップ]▶[バックアップと復元]からバックアップが可能だ。

②Googleアカウントを削除しておく
[設定]▶[アカウントとバックアップ]からGoogleアカウントを削除する

③Androidスマホを初期化する
[設定]▶[一般管理]▶[リセット]から[設定をリセット]を選び初期化する

④SIMカードと、使用していればmicroSDカードを抜いて手元に保管しておく

スマホの電池がすぐに減ってしまう状態だと、不便なうえにストレスを感じる人も少なくないだろう。モバイルバッテリーを持ち歩くのもひとつの策ではあるが、無償で交換できる場合もあるので、異変を感じたらまずはバッテリーの状態を確認してみてほしい。

知っておくと便利!iPadをノートパソコン化させる裏技

ノートパソコンは年々軽量化が進んでいるものの、iPadの手軽さには敵わないと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし今までは、iPadをノートパソコン代わりに使いたいと思っても、さまざまな問題が発生していました。

そこでようやく問題をクリアにしたのがiPadOSの存在です。今回は、過去のiPadと、操作効率を格段に進化させた現在のiPadとの違いを解説しながら、iPadをノートパソコン化させる便利な裏技をご紹介します。

■過去のiPadは、タッチパネル操作が必須
以前よりiPadには外付けキーボードを接続することができていたものの、画面操作に関してはタッチパネル操作が必須でした。純正オプションのスマートキーボードを設置したとしても、文字入力後の操作はキーボードから手を離して画面に触れる必要がありました。一見些細なこと

のように思えますが、頻繁に行うことで手も疲れてしまいます。この点からもiPadは、書類作成や文字入力に関しては非効率なアイテムであるといった印象をもたれていました。

また、他者とのデータのやり取りに使用することの多いUSBメモリに関しても、接続が困難でした。このように、iPadをノートパソコンとして使用するには多数の課題がありました。

■iPadOSの採用により、操作効率が格段に進化
iPadの操作効率を大きく変えたのが、「iPadOS」です。これまでのiPadのOSは、iPhoneなどと同じ「iOS」でした。しかし、iPad独自のOSを採用したことにより、ノートパソコンの操作性に近づいたのです。

ただし標準ではオンになっていない機能もあるため、自分で設定する必要があります。

■iPadのノートパソコン化
・マウス設定
マウスを接続する場合は「設定」アプリ内の「アクセシビリティ」→「AssitiveTouch」→「タッチ」と進み「AssitiveTouch」をオンにします。同画面より「ポインティングデバイス」グループ内の「デバイス」→「Bluetoothデバイス」をタップし、Bluetoothマウスとのペアリングを行いましょう。

標準設定では下記の動作が割り当てられています。

右クリック→AssitiveTouchのメニューを開く
左クリック→シングルタップ

・マルチタスクの強化
ノートパソコンのディスプレイ上では複数の画面を並べたり、複数のプログラムを同時に立ち上げて作業したりすることができます。iPadに関しても、マルチタスク機能が強化されました。「Slide Over」「Split View」といった機能が強化され、複数のアプリを重ねての表示や左右2分割表示がスムーズにできるようになりました。これにより、操作効率が格段に向上しました。

・USBメモリの接続
別売りのUSBカメラアダプタを購入し、iPadの充電ポートに差し込みます。USBドライブ接続後、画面下部の「ブラウズ」をタップし、さらに「場所」の下にあるデバイスの名前をタップすると、USBメモリ内のデータを表示させることができます。

また、別売りのSDカードリーダーを購入することで、同一手順によりSDカードのデータ読み込みも可能です。

今までのiPadでは、Apple製品以外との互換性が低いといった課題がありましたが、今回のバージョンアップによって大きく改善されたといえます。

■サブツールとして役立つiPad
2019年9月に発表された新型iPadのキャッチコピーは「どんなコンピュータにも似ていないコンピュータ」です。このことからも、iPadをタブレットとしての使用だけでなく、ノートパソコンの代わりになるツールとして促進したいといったApple社の意思が感じられます。

ノートパソコンも軽量化が進んでいるとはいえ、iPadと比べると重量があります。一方、スマホやタブレットは持ち運びには便利ですが、ビジネスシーンでの使い勝手に関しては優れているとはいえません。

しかし新型のiPadは、それら両方の良さを併せ持っており、さらに価格もiPad proより低く設定されているため、今後は手を出しやすい良質なサブツールとして需要が高まっていくことでしょう。

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