AQUOS sense8の売上、発売わずか2週間で約5ヵ月前リリースのXperia 10 Vを超えた模様

シャープのSD6Gen1搭載の最新ミッドレンジモデル、AQUOS sense8。

先日、シャープ公式ストアでも完売状態になるほどの人気、という件についてお伝えしました。

そして今回、このAQUOS sense8の売上が発売2週間ほどですでにライバル機種のXperia 10 Vを宇和待っている可能性が浮上しました。

以下は11月23日時点での価格.comにおけるAQUOS sense8およびXperia 10 Vのレビュー。

AQUOS sense8↓

Xperia 10 V↓

今回、レビュー評価そのものには当て触れませんが、注目していただきたいのは各モデルの「レビュー数」。

発売2週間のAQUOS sense8のレビュー数が20件なのに対し、発売から5か月近く経つXperia 10 Vのレビュー数はわずか14件。

もちろん、レビュー数の比率が売上台数の売上を正確に表しているとは限りません。

ただ、大まかな目安にはなるはずで、このAQUOS sense8がわずか発売2週間で5か月近く前にリリースされたXperia 10 Vのレビュー数を超えたというのは、確実に勢いの違いを表しているといってよいと思います。

これ、もちろんAQUOS sense8が単に人気というだけでなく、Xperia 10 Vの異常な不人気によるところも非常に大きく、発売から5か月も経ってここまでレビュー数が少ないというXperiaは過去モデルでは前例がありません。

Xperia 10シリーズとAQUOS senseシリーズと言えば、国内での「ハイエンド不況」以来、お互いに主力機種として競ってきた存在でした。

だいぶ前に国内シェアでAQUOSに抜かれたXperiaですが、今年以降はさらに差が開きそうですね。

AQUOS sense8のバッテリー持ちは前モデルsense7から退化の可能性

ドコモとauから、11月9日の発売が確定したAQUOS sense8。

チップセットが前モデルのSnapdragon 695→Snapdragon 6 Gen 1へと順当進化し、カメラなどの性能向上も結構期待できそうな機種となっています。

しかし今回、auが公開したこのAQUOS sense8の詳細スペック情報から、バッテリー持ちに関しては前モデルのAQUOS sense7から「退化」している可能性が浮上しました。

連続通話時のバッテリー持ちは1割程度長くなっていますが、連続待受時間、つまり、スリープ時のバッテリー持ちは大幅に短くなっています。

ちなみにAQUOS sense8のバッテリー容量は前モデルから4,570mAh→5000mAhへと1割程度増量されています。
それにも拘らず、一部の電池持ちが悪化しているというのは謎です。

もちろん、通話時間も待受け時間も「それだけ」で使用することはまずないので、これがどの程度実使用での電池持ちを反映しているのかは分かりません。

ただ、少なくとも使用していない状態、つまり端末がスリープ状態/アイドル状態でのバッテリー消費量はAQUOS sense7よりもsense8の方が多いのは間違いなさそうです。

なお、一般的にはスリープ状態でのバッテリー消費量の差はチップセットの違いによるものが大きいのではないかと言われています。

そういえば、前モデルのSD695はTSMC製。今回のSD6Gen1はサムスン製と言われています。
ひょっとする電力効率に関してはSD695>SD6Gen1なのかもしれませんね。